2025年7月24日
【必見】エアコン洗浄、なぜこんなに値段が違うの?プロが明かす料金相場の「本当の理由」!
夏本番、暑い日が続きエアコンをフル稼働させているご家庭も多いのではないでしょうか?「あれ?去年より効きが悪い?」「カビが気になる…」そう感じたら、エアコン洗浄を考える時期かもしれませんね。
でも、いざ業者を探し始めると、料金がピンキリで戸惑う方もいるでしょう。なぜ同じエアコン洗浄なのに、業者によってこんなに値段が違うのでしょうか?今回は、その「価格差の秘密」をプロがぶっちゃけて解説します!
まずは基本!エアコン洗浄って何をするの?
エアコン洗浄とは、機械をある程度分解し、主に熱交換器(アルミフィン)とシロッコファンを洗浄することを指します。エアコンは主に、外装のフェイスパネル、アルミフィン、風を送るシロッコファン、そしてドレン水を回収するドレンパンの4つのパーツで構成されています。これらのパーツをどこまで洗浄するかで、料金が変わってくるのです。
なぜこんなに違う?エアコン洗浄の料金相場に隠された3つの真実!
一般的に、エアコン洗浄の料金は8,000円から30,000円程度と幅広いのが特徴です。この大きな価格差には、主に3つの理由があります。
1. 会社の「ネームバリュー」と「商流」
有名どころの「ダスキン」や「お掃除本舗」は、基本的に1台あたり約15,000円でサービスを提供しています。一方で、「暮らしのマーケット」などのオンラインプラットフォームでは、8,000円程度で請け負う個人業者も存在します。
「それなら安い方が良い!」と思いますよね?実は、作業の性質や性能自体には、この価格差による大きな違いはありません。使っている洗剤や高圧洗浄機も基本的に同じです。
この価格差の正体は、「大手のブランド力」と「商流」、そして「保証料」にあります。
• 大手の場合:料金に「保証料」や「アフターフォロー」の費用が含まれているため、万が一洗浄後にエアコンの調子が悪くなっても、迅速に対応してもらえる安心感があります。
• 個人業者(暮らしのマーケットなど)の場合:多くは個人事業主が登録しており、料金を抑えやすいですが、アフターフォローの質は業者によって様々です。そのため、依頼する際は口コミや評価をしっかり確認することが非常に重要になります。
「何かあった時の安心」を重視するなら大手、価格を抑えたいなら口コミの良い個人業者を選ぶのが賢明と言えるでしょう。
2. どこまで「分解洗浄」するかという「技術力」
これが価格差の2つ目の大きな要因です。
一般的なエアコン洗浄(ダスキンやお掃除本舗などが提供する基本サービス)では、フェイスパネルを外してカバーをかけ、高圧洗浄を行います。しかし、この方法では「見えている部分」しか洗えず、エアコン全体の約6割程度の洗浄に留まります。特に、エアコンの裏側やドレンパンの奥に潜むカビなどは取り切れません。
一方、「完全分解洗浄」2万円から3万円程度と高額になります。しかし、その効果は絶大で、約9割から9割5分までキレイになると言われています。
「カビを徹底的に除去したい」「新品同様にしたい」という場合は完全分解洗浄を検討する価値がありますが、費用対効果を考え、エアコンの買い替えも視野に入れると良いでしょう。特に6畳用程度のエアコンであれば、3万円出すなら5~6万円で新品が買えるケースも多いからです。
3. 「お掃除ロボット」の有無による「手間の差」
最近のエアコンには、フィルターを自動で掃除してくれる「お掃除ロボット」機能が付いているものも多いですよね。便利ですが、この機能が付いているエアコンは、分解洗浄の手間が通常のエアコンの約2倍かかると言われています。
そのため、お掃除ロボット付きのエアコンを洗浄する場合、料金は通常のエアコンよりも約1.5倍から1.8倍高くなるのが一般的です。例えば、通常のエアコンが1万円の業者でも、お掃除ロボット付きだと1万8,000円になることも珍しくありません。
まとめ:賢いエアコン洗浄業者選びのポイント!
このように、エアコン洗浄の料金には、「会社のネームバリュー」「どこまで分解して洗浄するかという技術力」、そして「お掃除ロボットの有無による作業の手間」という3つの要因が大きく影響しています。
ご自身のエアコンの状態、予算、そしてどこまでのキレイさを求めるかによって、最適な業者の選び方は変わってきます。
• とにかく安く済ませたい、でもそこそこキレイにしたい:口コミの良い個人業者(ただし保証は要確認)
• 安心感を重視、一般的な汚れを除去したい:大手業者
• 徹底的にカビや汚れを除去したい、古いエアコンを長く使いたい:完全分解洗浄対応業者(要見積もりと費用対効果の検討)
これらの情報を参考に、今年の夏を快適に過ごすためのエアコン洗浄業者選びをしてくださいね!