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日常の業務や清掃に関わるお役立ち情報を書い
ていきます。

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みなさん、こんにちは。株式会社ソウアです。
年末の大掃除で「トイレは普段から掃除しているから大丈夫」と思っていませんか?

実は、日常的な清掃では手が届かない場所に、驚くほど汚れが蓄積しているのです。トイレは家族全員が毎日使う場所だからこそ、年末にはプロの視点で隅々まで徹底的にきれいにしたいものです。

今回は、清掃のプロとして現場で培ったトイレ清掃のノウハウを、場所別に詳しく解説します。見落としがちなポイントを押さえて、新年を清潔なトイレで迎えましょう。

◆便器内の水垢との格闘
〇水垢が最も蓄積する場所
トイレの便器内で最も頑固な汚れが溜まるのが「返し」と呼ばれる部分です。これは便器の内側の淵の部分で、水が流れる際に渦を巻く構造になっています。ここには常に水が接触しているため、水道水に含まれるミネラル分が堆積し、茶色や黄色の頑固な水垢となって固着します。
また、便器内の水が溜まる「溜水部分」も同様に水垢が発生しやすい場所です。特に水面のライン上には、リング状に汚れが付着し、放置すると岩のように硬くなってしまいます。
〇効果的な洗剤の使い分け
水垢はアルカリ性の汚れなので、酸性の洗剤が効果的です。市販のトイレ用洗剤の中でも、特に以下の製品が有効です。
・トイレマジックリン
日常的な清掃には、トイレマジックリンが便利です。中性タイプもありますが、水垢には酸性タイプを選びましょう。スプレー式で使いやすく、軽度から中程度の水垢に効果を発揮します。
・サンポール
頑固な水垢、特に尿石が混ざった黄ばみには、強力な酸性洗剤であるサンポールが最適です。塩酸を含む強力な洗剤なので、使用時には必ず換気を行い、ゴム手袋を着用してください。
〇水垢除去の実践テクニック
便器内の返し部分を掃除する際は、洗剤を直接汚れに塗布し、トイレブラシで丁寧にこすります。頑固な水垢の場合は、トイレットペーパーを洗剤に浸して汚れに貼り付け、30分〜1時間ほど放置する「湿布法」が効果的です。
溜水部分の水位線の汚れには、一度水を汲み出してから洗剤を塗布すると、より効果が高まります。バケツなどで水を勢いよく流し込むと、一時的に水位を下げることができます。
〇注意点
サンポールなどの酸性洗剤は、塩素系漂白剤と混ぜると有毒ガスが発生します。絶対に併用せず、必ず単独で使用してください。また、長時間放置すると便器を傷める可能性があるため、使用時間を守ることが重要です。

◆便座の裏と手前の隠れた汚れ
〇見落としがちな便座裏の尿汚れ
便座の裏側は、トイレ清掃で最も見落とされやすい場所の一つです。男性が立って用を足す際、予想以上に尿が跳ね返り、便座の裏側に付着します。この汚れは目に見えにくいため、長期間放置されることが多く、時間が経つと黄色く変色し、悪臭の原因となります。
特に便座と便器の接続部分、ゴムやプラスチックの隙間には尿が入り込みやすく、こびりついて取れにくくなります。ここを掃除しないと、いくら便器を磨いてもトイレ全体から臭いが消えません。
〇便座手前の尿だれポイント
便座の手前部分も要注意エリアです。座った際に前方に垂れた尿が、便座の手前や下に流れ落ちることがあります。この部分は普段の掃除では拭き忘れやすく、徐々に汚れが蓄積していきます。
〇便座周りの清掃方法
便座の裏側を掃除する際は、まず便座を上げて固定します。ウォシュレット付きトイレの場合、便座を取り外せる機種もあるので、取扱説明書を確認してみましょう。
使用する洗剤は、トイレ用の中性洗剤で十分です。尿汚れはアルカリ性なので、酸性のクエン酸水も効果的です。古い歯ブラシや細かい部分用のブラシを使って、隙間の汚れまでしっかり落とします。
頑固にこびりついた尿石には、サンポールを使用できますが、プラスチック部品への影響を考慮し、短時間で作業を終えることが大切です。洗剤をつけたら数分以内に水拭きで仕上げましょう。

◆便器下部と床の盲点
〇便器の根元に潜む汚れ
便器の下の方、特に床との接地面付近は、清掃が最も困難な場所の一つです。ここには尿が垂れ落ちた跡が蓄積し、黄ばみや悪臭の原因となります。
男性が立って用を足す際、どれだけ気をつけていても、わずかな飛沫が便器の外側を伝って床に垂れていきます。この尿だれは毎日少しずつ積み重なり、便器と床の境界部分に頑固な汚れとして残ります。
〇奥の方のホコリの蓄積
便器の後ろ側、壁と便器の隙間も見逃せません。ここにはホコリが溜まりやすく、湿気と混ざって固まってしまうことがあります。手が届きにくい場所だけに、年に一度の大掃除でしっかり除去する必要があります。
〇床のホコリと尿汚れの複合汚染
トイレの床は、ホコリと尿の飛沫が混ざり合った特殊な汚れが付着します。特にトイレマットを使用していない場合、床に直接汚れが蓄積します。マットを使用している場合でも、マットの下には驚くほど汚れが溜まっていることが多いのです。
便器の周囲だけでなく、壁際や隅々も忘れずに清掃しましょう。床の素材がクッションフロアの場合、目地に汚れが入り込みやすいため、ブラシでしっかりこする必要があります。
〇床周りの清掃テクニック
便器下部の清掃には、柄の長いブラシや使い古しの歯ブラシが便利です。手が届かない部分は、割り箸や棒に布を巻きつけて使用すると効果的です。
洗剤は、尿汚れにはクエン酸水やトイレ用酸性洗剤、ホコリには中性洗剤が適しています。まず乾いたモップやブラシでホコリを除去してから、洗剤で拭き掃除を行うと効率的です。
便器と床の接地面のシリコンコーキング部分は、カビや黒ずみが発生しやすいため、カビ取り剤を使用することもあります。ただし、換気を十分に行い、短時間で作業を完了させましょう。

◆壁面の見えない汚れ
〇尿の飛び散りは想像以上
トイレの壁、特に便器の両脇と後ろ側の壁には、目に見えない尿の飛沫が付着しています。これは男性が立って用を足す際に発生する微細な飛沫で、壁のクロスに染み込んでいきます。
一見きれいに見える壁でも、実は広範囲に尿が付着していることがあります。この汚れは時間が経つと黄ばみとなり、悪臭の大きな原因となります。特にトイレに入った瞬間の「アンモニア臭」の多くは、この壁の汚れから発生しています。
〇壁面の高さによる汚れの違い
尿の飛沫は床から約30〜80センチの高さに最も多く付着します。この範囲は重点的に清掃する必要があります。また、便器の真後ろの壁は、水を流す際の跳ね返りで水滴が飛び、水垢が付着することもあります。
腰より上の高さの壁面には、手を洗った際の水滴や、整髪料のスプレーなどが付着していることもあります。見落としがちですが、全体的な清潔感のためには、壁全体を拭き掃除することをおすすめします。
っ●壁クロスの清掃方法
壁の材質によって清掃方法が異なります。ビニールクロスの場合は、水拭きが可能ですが、紙クロスや布クロスの場合は水分に弱いため注意が必要です。
まず、トイレ用の除菌シートやマイクロファイバークロスを使って、壁全体を優しく拭いていきます。頑固な汚れには、薄めた中性洗剤や、クエン酸水を含ませた布で拭き取ります。
力を入れすぎるとクロスが傷んだり、はがれたりする可能性があるため、優しく拭くことがポイントです。拭いた後は、清潔な布で乾拭きして水分を残さないようにしましょう。
〇壁掃除のコツ
下から上に向かって拭くと、汚れた水が垂れて跡が残るため、必ず上から下へと拭いていきます。また、一度で落ちない汚れは、洗剤を染み込ませたキッチンペーパーを貼り付けて数分放置すると効果的です。

◆換気扇のホコリ問題
〇忘れられがちな換気扇
トイレの換気扇は、湿気や臭いを排出する重要な役割を担っていますが、清掃が最も忘れられやすい場所でもあります。換気扇にホコリが溜まると、換気効率が大幅に低下し、トイレ内の湿度が高くなり、カビや悪臭の原因となります。
換気扇のフィルターやファンには、空気中のホコリや湿気が混ざり合った汚れが付着します。この汚れは時間とともに厚く積層し、最悪の場合、換気扇の動作不良や異音の原因にもなります。
〇換気扇清掃の手順
まず、安全のため換気扇の電源を切るか、ブレーカーを落とします。脚立や踏み台を使用する際は、安定した場所に設置し、転倒に十分注意してください。
換気扇のカバーを外します。多くの場合、カバーは引っ掛けてあるだけか、ネジで固定されています。取扱説明書があれば確認しましょう。
カバーを外したら、フィルターを取り外します。フィルターは水洗いが可能な場合が多いので、中性洗剤を溶かしたぬるま湯に浸けて汚れを浮かせます。歯ブラシなどで優しくこすり、水で洗い流します。
ファン本体は、濡らした布で拭き取ります。ただし、電気部品に水がかからないよう十分注意が必要です。細かい部分は綿棒や歯ブラシを使用すると効果的です。
すべてのパーツをしっかり乾燥させてから、元通りに取り付けます。最後に電源を入れて、正常に動作するか確認しましょう。
〇換気扇清掃の頻度
理想的には、換気扇は年に2〜3回清掃することをおすすめします。しかし、最低でも年に一度、年末の大掃除時には必ず清掃するようにしましょう。定期的なメンテナンスが、換気扇の寿命を延ばし、トイレの快適性を保つ鍵となります。
まとめ:トイレ清掃は細部に神が宿る
年末のトイレ掃除は、普段見逃している場所に目を向ける絶好の機会です。便器内の水垢、便座裏の尿汚れ、床と便器の境界、壁面の飛沫、そして換気扇のホコリ。これらすべてを丁寧に清掃することで、トイレは見違えるようにきれいになります。

清掃のポイントは、汚れの種類に応じた適切な洗剤選びと、安全に配慮した作業です。酸性洗剤と塩素系洗剤の混合は絶対に避け、必ず換気を行いながら作業しましょう。
「自分では手が届かない」「時間がかかりすぎる」「プロの技術で徹底的にきれいにしたい」という場合は、ぜひ清掃のプロにご相談ください。株式会社ソウアでは、トイレの徹底清掃も承っております。専門の知識と道具で、新品のような輝きを取り戻します。
清潔なトイレは、家族全員の健康と快適な生活の基本です。今年の年末こそ、隅々までピカピカのトイレで、気持ちよく新年を迎えましょう!

 

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皆さん、こんにちは!突然ではございますが…

「また予算が合わないと断られてしまった…」
清掃営業マンとして日々お客様とお話しする中で、最も心が痛むのがこの瞬間です。本当に品質の良い清掃サービスを提供したいのに、「清掃なんて誰でもできる」「もっと安くならないの?」という言葉に、私たちは何度も直面します。
今日は、清掃営業マンが日々感じている苦悩と、あまり知られていない清掃代行サービスの本当の価値についてお話しさせてください!

 

① 品質の良い清掃を提供したいのにお客様の予算が合わない
適正価格と市場価格のギャップ
清掃営業マンとして最も苦しいのは、お客様に本当に必要な清掃サービスと、ご予算の間に大きなギャップがあることです。
私たちが提案する清掃プランには、すべて理由があります。使用する洗剤の種類、作業時間、スタッフの技術レベル、すべてが計算された上での価格設定です。しかし、お客様からは「ネットで見たらもっと安い業者があった」「なぜこんなに高いのか」と言われることが少なくありません。
実際、清掃業界では価格競争が激しく、多くの業者が受注のために価格を下げざるを得ない状況にあります。しかし、安い価格には必ず理由があります。
価格を下げることのリスク
価格を下げるということは、どこかでコストを削減するということです。それは、

スタッフの人件費を削減する(教育時間の短縮、賃金の低下)
使用する洗剤や資材の質を落とす
作業時間を短縮する(手抜き作業につながる)
保険や保証を省く

のいずれか、あるいは複数になります。
結果として、表面的には安く見えても、清掃の品質が下がり、結局お客様は満足できず、再度別の業者に依頼するという悪循環に陥ることも珍しくありません。
私たち営業マンは、この事実をお客様に理解していただきたいと日々努力していますが、目に見えにくいサービスの価値を伝えることの難しさを痛感しています。

 

② 清掃は安く見られがち
業界が抱える深刻なイメージ問題
清掃業界には、長年にわたって根強く残る「3K(きつい・汚い・危険)」のイメージがあります。実際、ビル掃除の平均年収は約246万円で、日本の平均給与460万円と比較すると、清掃業の平均年収の低さが顕著です。
清掃業界には業務を取り巻く社会的なイメージの問題があり、清掃は必ずしも華やかな仕事ではなく、時に軽視されがちな職種とされてしまうという現実があります。「人々が汚したところを掃除する」という仕事柄、残念ながら一部では「誰でもできる簡単な仕事」と誤解されているのです。
「誰でもできる」という誤解
お客様から「掃除くらい自分でもできる」と言われることがあります。確かに、日常の掃除は誰でもできるでしょう。しかし、プロの清掃と家庭の掃除には、大きな違いがあります。
ハウスクリーニングは、清掃の資格を保有しているスタッフや、専門的な研修を受けたスタッフが自宅の掃除を行うもので、プロがお掃除をしてくれるのが特徴です。家事代行サービスとは異なり、専門知識を持ったプロフェッショナルによるサービスなのです。
プロの清掃スタッフは、

汚れの種類を見極め、最適な洗剤と方法を選択する
素材を傷めない適切な技術を使う
効率的な作業手順で短時間で高品質な仕上がりを実現する
安全に配慮した作業を行う

といったスキルを持っています。これは、長年の経験と専門的な訓練によって培われたものです。
人手不足が示す需要と供給のアンバランス
清掃業界の実態を示す興味深いデータがあります。厚生労働省が公表した一般職業紹介状況によると、清掃業の有効求人倍率は1.5倍と高く、求人数に対して応募者が不足している状況です。
もし本当に「誰でもできる簡単な仕事」なら、なぜこれほど人手不足なのでしょうか? 実は、清掃業は体力的にも技術的にも要求水準が高く、さらに顧客満足を実現するには高度なコミュニケーション能力も必要な、専門性の高い仕事なのです。

 

③ 実は清掃代行は高級品
適正価格で提供される本当の価値
「清掃代行は高い」とよく言われますが、実は適正価格で提供されるプロの清掃サービスは、ある意味で「高級品」と言えます。なぜなら、それは単なる「掃除」ではなく、「時間」「健康」「快適さ」「安心」という目に見えない価値を買うサービスだからです。
くらしのマーケットの民泊清掃代行の費用相場は、1時間あたり5,000円程度、家事代行サービスの基本料金は、1時間あたり2,000〜4,000円の2時間〜が一般的です。
これを高いと感じるか、それとも妥当と感じるかは人それぞれですが、この価格の中には多くのコストが含まれています。

価格の内訳
清掃代行の料金には、以下のようなコストが含まれています:
人件費
2024年の賃金構造基本統計調査によると、ビル・建物清掃員へ決まって支給する現金給与額は月21万〜22万円程度で、年間賞与その他の特別給与額として19万〜20万程度が支払われている状況です。適正な賃金を支払うためには、相応の料金設定が必要です。
教育・研修費用
プロの清掃スタッフを育成するには、時間とコストがかかります。洗剤の知識、清掃技術、接客マナー、安全管理など、多岐にわたる研修が必要です。
保険・保証費用
万が一の事故や破損に備えた損害保険、スタッフの労災保険など、お客様に安心してご利用いただくための保証体制を整えています。
資材・設備費用
プロ仕様の洗剤、清掃機器、備品などの購入・メンテナンス費用も含まれます。
経営コスト
営業活動、広告宣伝、事務処理、品質管理など、会社を運営するための様々なコストがかかります。
高品質サービスの価値
高級品としての清掃代行サービスは、単に「きれいにする」だけではありません。

自分では落とせない頑固な汚れを専門技術で除去する
素材を傷めない適切な方法で長持ちさせる
定期的なメンテナンスで大規模な修繕を防ぐ
衛生的な環境を保ち、健康を守る
プロの目で見た住環境のアドバイスを受けられる

これらは、長期的に見れば大きな経済的メリットをもたらします。

 

④ プロに清掃してもらうことによる時短効果
時間は最も貴重な資源
現代社会において、「時間」は最も貴重な資源の一つです。しかし、多くの人が清掃に費やす時間の価値を過小評価しています。
例えば、週末に3〜4時間かけて家全体を掃除したとします。その時間を、もし仕事や趣味、家族との時間に使えたらどうでしょうか? あるいは、疲れた体を休めることに使えたらどうでしょうか?
プロの圧倒的な作業効率
家事代行スタッフは2時間から3時間という決まった時間内で作業を行うため、最初の10分間で挨拶とヒアリングを行い、効率的に作業を進めるシステムが確立されています。
家事代行サービス会社は、1回あたりの最低時間を「2時間から」と設定しているところが多く、2時間でも部屋の広さやそれぞれの箇所の汚れ具合によって掃除できる範囲は異なるものの、プロは一般の人の数倍の速さで、より高品質な仕上がりを実現します。
あるお客様の事例では、ご自身で丸一日かかっていたお風呂場の大掃除を、プロに依頼したところわずか2時間で、しかも自分では落とせなかった水垢やカビまできれいになったそうです。
時短の経済的価値
時間を金銭的価値に換算してみましょう。
例えば、あなたの時給が2,000円だとします。週末に4時間かけて掃除をする代わりに、その時間を副業や残業に充てれば8,000円の収入になります。一方、プロに2時間の清掃を依頼すると5,000円〜8,000円程度です。
つまり、自分で掃除する時間をお金に換算すると、プロに依頼する費用と同等か、場合によってはそれ以上の価値があるのです。
精神的・肉体的な負担の軽減
時短のメリットは、単に時間が節約できるだけではありません。

週末に「掃除をしなければ」というストレスから解放される
体力的な負担が減り、疲労が蓄積しない
家族との時間や自分の趣味の時間が増える
常にきれいな状態を保てるという安心感が得られる

清掃業務は、体力的・精神的な負担が大きく、長時間労働や不規則な勤務形態を伴うことが多い職種です。この大変な作業をプロに任せることで、あなたは心身ともに健康な生活を送ることができます。
ライフスタイルの質の向上
清掃代行サービスを利用している方々からは、「生活の質が上がった」という声を多く聞きます。

共働き夫婦:家事の負担が減り、夫婦の時間が増えた
子育て世帯:子供と過ごす時間が増え、イライラが減った
高齢者世帯:体力的に難しくなった掃除を安心して任せられる
単身赴任者:仕事に集中でき、清潔な環境で生活できる

家事代行を1回2時間で定期利用した場合、月2回で14,000円〜2万円程度、月4回で24,000円〜36,000円程度が相場ですが、この投資によって得られる時間と心の余裕は、金額以上の価値があると言えるでしょう。

 

⑤ まとめ
品質とお客様の予算について
清掃営業マンとして、私たちが日々直面する最大の課題は、提供したい品質の良い清掃サービスと、お客様のご予算の間にあるギャップです。しかし、このギャップは単なる「価格の問題」ではなく、清掃サービスの本当の価値が正しく理解されていないことに起因しています。
適正価格には、スタッフの技術、使用する資材、保険・保証、そして何より「品質」を保証するためのコストが含まれています。安易に価格を下げることは、結果的にサービスの質を下げ、お客様の満足度を損なうことにつながります。
清掃業への誤解と現実
清掃業は他の業種と比べると給与が低い傾向にあり、社会的なイメージの問題から軽視されがちですが、実際には高度な専門性と技術が求められる仕事です。
清掃業の有効求人倍率は1.5倍と高く、深刻な人手不足に陥っているという事実は、この仕事が決して「誰でもできる簡単な仕事」ではないことを証明しています。プロの清掃スタッフには、専門知識、高度な技術、そして顧客満足を実現するコミュニケーション能力が求められます。
清掃代行は投資である
清掃代行サービスは、確かに一定のコストがかかります。しかし、それは「消費」ではなく「投資」です。

自分では落とせない汚れを除去し、住環境を良好に保つ
定期的なメンテナンスで、大規模な修繕を防ぐ
素材を傷めない適切な清掃で、設備や家具を長持ちさせる
衛生的な環境を保ち、健康を守る

これらは、長期的に見れば大きな経済的メリットをもたらします。清掃代行は、あなたの大切な資産(住まい)と健康を守るための「高級品」なのです。
時間という最大の価値
プロに清掃を依頼する最大のメリットは、何と言っても「時間」です。
週末の数時間を掃除に費やす代わりに、その時間を仕事、趣味、家族との時間、あるいは休息に充てることができます。現代社会において、時間は何にも代えがたい貴重な資源です。
家事代行スタッフは決まった時間内で効率的に作業を行い、プロならではのスピードと品質で仕上げます。その結果、あなたは精神的・肉体的な負担から解放され、生活の質が向上します。
清掃営業マンからのメッセージ
私たち清掃営業マンは、日々お客様の笑顔のために働いています。「きれいになって嬉しい」「もっと早く頼めばよかった」「生活が楽になった」そんな言葉が、私たちの何よりの励みです。
清掃サービスの価値は、目に見えにくいものです。しかし、一度体験していただければ、その価値を実感していただけると確信しています。
もし、清掃に関してお困りのことがあれば、ぜひお気軽にご相談ください。お客様のライフスタイルとご予算に合わせた最適なプランをご提案させていただきます。
清掃代行は、あなたの大切な時間と健康、そして快適な生活を守るためのパートナーです。私たち清掃営業マンは、その価値を一人でも多くのお客様に伝え、本当に必要なサービスをお届けすることを使命としています。

清潔で快適な環境で、あなたらしい豊かな生活を送っていただくために。それが、私たち清掃営業マンの願いです。

皆さんこんにちは!株式会社ソウアです!

今回は、普段あまり知られていない「清掃会社の営業」についてのお話です。清掃を生業とする私たちのところには、日々さまざまなお客様から清掃に関するご依頼が寄せられます。どういったお客様からの依頼が多いのか、そして私たち株式会社ソウアがどんなサービスを提供しているのかを詳しくお伝えできればと思います!

清掃のプロに依頼できる業務の幅が理解できる
「こんなことも頼めるんだ!」という新しい発見があるはずです。自分で悩んでいた清掃の課題が、実はプロに任せられることに気づくかもしれません。

適切なタイミングで清掃を依頼できるようになる
季節ごとの清掃ニーズや、定期的にプロに依頼すべき箇所がわかります。建物の美観や機能を維持するための最適なタイミングを知ることができます。

コストと手間を削減できる
自分でやると時間がかかる、あるいは専門的な機材が必要な清掃作業を、効率的にプロに任せることができます。結果的に時間とコストの節約につながります。

株式会社ソウアに依頼するメリット
豊富な実績と経験
マンションから店舗、一般住宅まで幅広い清掃実績があり、それぞれの現場に最適な清掃方法を提案できます。
柔軟な対応力
スポット清掃から定期清掃まで、お客様のニーズに合わせた柔軟なプランをご用意。急な依頼にも迅速に対応します。
専門的な技術と機材
一般の方では難しい専門的な清掃も、プロの技術と業務用機材で確実に対応。仕上がりの質が違います。
安心の価格設定
明瞭な料金体系で、お見積もりも無料。お客様の予算に応じたプランをご提案します。
それでは、実際にどんな依頼が多いのか、詳しく見ていきましょう!

①マンションオーナー様からの建物管理清掃
私たちが最も多くご依頼をいただくのが、マンションオーナー様からの建物管理に関する清掃業務です。
マンションオーナー様が抱える課題
賃貸マンションや分譲マンションを所有されているオーナー様にとって、建物の美観維持は非常に重要な課題です。清潔で美しいマンションは入居率の向上につながり、資産価値を維持する上でも欠かせません。しかし、日々の清掃を自分で行うのは時間的にも体力的にも大変です。また、清掃スタッフを直接雇用するとなると、人件費や管理コストがかさみます。
株式会社ソウアが提供する解決策
・日常清掃サービス
エントランス、廊下、階段、エレベーター、ゴミ置き場など、共用部分の日常的な清掃を定期的に実施します。週1回、週2回、週3回など、お客様のニーズと予算に合わせたスケジュールを組むことが可能です。日常清掃では、掃き掃除、モップがけ、ゴミ回収、郵便受け周辺の整理、蜘蛛の巣除去など、細かい部分まで丁寧に対応します。
・定期清掃サービス
月1回、または数ヶ月に1回実施する、より専門的で徹底した清掃です。床面のワックス掛け、高圧洗浄機を使った外壁や駐車場の洗浄、窓ガラスの清掃、排水溝の洗浄など、日常清掃ではカバーしきれない部分を集中的にメンテナンスします。定期清掃を行うことで、建物の劣化を防ぎ、長期的な資産価値の維持につながります。
・業務委託のメリット
私たちに業務委託していただくことで、オーナー様は清掃管理から解放され、本業に集中できます。また、清掃の品質を一定に保つことができ、入居者様からの満足度も向上します。「いつも綺麗なマンション」という評判が立てば、空室率の低下にも貢献します。
清掃のプロとして、単に掃除をするだけでなく、建物の小さな異変や修繕が必要な箇所を発見した際には、すぐにオーナー様にご報告します。早期発見・早期対応により、大規模な修繕を防ぐこともできるのです。

②ハウスクリーニング〜季節ごとのニーズに対応〜
一般のご家庭からのハウスクリーニングのご依頼も非常に多くいただきます。特に季節によって依頼内容が変わるのが特徴です。
冬の大掃除シーズン
年末が近づくと、大掃除のご依頼が一気に増えます。特に人気なのが、お風呂・キッチン・換気扇・窓ガラスなどの水回りや、普段手が届きにくい場所の清掃です。「今年こそは徹底的に綺麗にしたい」「でも自分でやる時間がない」「高齢でなかなか大変な作業ができない」といったお客様からのご相談が多いです。
プロの技術と専門洗剤を使うことで、長年蓄積した頑固な汚れも驚くほど綺麗になります。年末の忙しい時期だからこそ、プロに任せて時間を有効活用していただけます。
エアコンクリーニング
エアコンクリーニングは、夏前と冬前の2つのシーズンに需要が集中します。特に夏前の5月〜6月、冬前の11月は予約が殺到する時期です。
エアコン内部にはカビやホコリが蓄積しており、これを放置すると悪臭の原因になるだけでなく、アレルギーや健康被害のリスクもあります。また、エアコンの効きが悪くなり、電気代の無駄にもつながります。
私たちは分解洗浄を行い、内部のファンやフィルター、熱交換器まで徹底的にクリーニング。エアコン本来の性能を取り戻し、清潔で快適な空気を提供できるようにします。

③店舗のスポット清掃〜専門的な設備清掃〜
飲食店やオフィスなど、店舗からのスポット清掃のご依頼も増えています。店舗清掃は、専門的な知識と機材が必要な作業が多いのが特徴です。
グリストラップ清掃
飲食店には必ず設置されているグリストラップ(油水分離槽)。ここには油脂や食材カスが溜まり、定期的な清掃を怠ると悪臭や排水詰まりの原因になります。また、衛生管理上も定期的な清掃が求められます。私たちは専門的な知識を持って、グリストラップの清掃・油脂の回収・廃棄まで一貫して対応します。
フードダクト清掃
厨房の換気扇から外部に続く排気ダクト(フードダクト)も、油汚れが蓄積しやすい箇所です。放置すると火災のリスクが高まり、非常に危険です。また、油汚れで換気効率が落ちると、厨房内の環境も悪化します。高所作業や専門機材が必要なため、プロに任せるのが安心です。
店舗設備の清掃
ガラス面の清掃、床のワックス掛け、トイレの徹底清掃など、店舗の印象を左右する部分の清掃も承ります。お客様を迎える店舗だからこそ、清潔感は何よりも大切です。

④マンションの排水管洗浄〜見えない部分のメンテナンス〜
賃貸マンションの専有部(各お部屋)の排水管洗浄も、重要な定期メンテナンスとしてご依頼をいただきます。
排水管洗浄の必要性
洗濯パン、お風呂、キッチンのシンクなど、日常的に水を使う場所の排水管には、髪の毛、石鹸カス、油汚れ、食材カスなどが徐々に蓄積していきます。これを放置すると、排水の流れが悪くなったり、最悪の場合は完全に詰まってしまうこともあります。また、悪臭の原因にもなります。
高圧洗浄で徹底洗浄
私たちは高圧洗浄機を使用して、排水管内部に蓄積した汚れを徹底的に除去します。専有部の排水管洗浄は、一般的に1〜2年に1回程度の実施が推奨されています。定期的に洗浄することで、突然の詰まりトラブルを防ぎ、快適な生活環境を維持できます。
マンションオーナー様からのご依頼で、全戸一斉に排水管洗浄を行うケースも多いです。入居者様への事前通知から作業スケジュールの調整まで、すべてサポートいたします。

まとめ〜こんな依頼もお任せください!〜
株式会社ソウアには、このように多種多様な清掃のご依頼が日々寄せられています。
「あ!そういえばこういったこと頼みたかった!」
「ずっと気になっていたけど、誰に頼めばいいかわからなかった」
そんな方は、ぜひお気軽に株式会社ソウアにご相談ください。お見積もりは無料です。経験豊富なスタッフが、お客様のお悩みに最適な清掃プランをご提案いたします。
清掃のことなら、どんな小さなことでも構いません。私たちにお任せください!

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10月に入り、涼しい日が増えてきましたね。エアコンを使う機会も減ってきたのではないでしょうか。
夏の間、毎日フル稼働で私たちを快適に過ごさせてくれたエアコンですが、そのまま放置していませんか?
実は、秋こそエアコンのメンテナンスに最適な時期なのです。
今回は、来年の夏も快適に使えるよう、今やっておきたい「エアコンじまい」の4つのポイントをご紹介します。

1. フィルター清掃でホコリをリセット
なぜフィルター清掃が重要なのか
エアコンのフィルターは、室内の空気中に含まれるホコリやゴミをキャッチする役割を担っています。
夏の間に蓄積したホコリをそのままにしておくと、エアコンの効きが悪くなるだけでなく、カビの栄養源にもなってしまいます。
実際、フィルター掃除をしないと冷房時の消費電力が25%も高くなるという調査結果もあります。
逆に言えば、フィルター掃除をすることで電気代を大幅に節約できるということです。

 

掃除の方法
・電源プラグを抜いて安全を確保
・本体カバーを開けてフィルターを取り外す
・掃除機でホコリを吸い取る(表側から)
・汚れがひどい場合は水洗い(中性洗剤を使用してもOK)
・陰干しでしっかり乾燥させる
・完全に乾いてから元に戻す

2. 送風運転3〜4時間でカビ対策
内部の湿気がカビの温床に
夏の冷房運転中、エアコン内部では結露が発生し、湿度が85%以上にもなります。
この湿った状態を放置すると、使わない秋の間にカビが大繁殖してしまうのです。

送風運転の効果
冷房運転後に送風運転を行うことで、エアコン内部を乾燥させ、カビの繁殖を防ぐことができます。
カビ菌は「乾燥」に弱いため、内部を乾かすことが最も効果的な対策となります。

実施方法
・シーズン終わりに送風運転を3〜4時間行う
・内部クリーン機能がある場合はそれを活用
・送風機能がない場合は、室温30℃以下の時に冷房を最高温度(31℃程度)に設定して運転

3. 見える部分のホコリやカビの拭き取り
本体外側のお手入れ
フィルター以外にも、目に見える部分のお手入れが大切です。

エアコン本体の上部や側面のホコリ
吹き出し口周辺の汚れ
通風路やフラップ部分

これらの場所は、柔らかい布でから拭きするか、水で絞った布で優しく拭き取りましょう。
汚れはカビ菌のエサになるため、見える範囲だけでも清潔に保つことが重要です。

注意点
自分で掃除するのは見える部分のみにしてください。
内部に市販の洗浄スプレーなどを使用すると、洗浄剤が残って故障や発煙・発火の原因になる恐れがあります。

4. 内部清掃はプロに依頼
専門業者に任せるべき理由
エアコン内部の熱交換器やファンなどは、専門的な知識と道具が必要です。
自分で分解すると元に戻せなくなったり、故障の原因になったりします。

業者依頼のベストタイミング
秋(9〜11月)は、業者の予約が取りやすく、キャンペーンを実施している場合も多い時期です。
夏の本格稼働で内部にたまった汚れをプロの手でリセットすることで、冬の暖房シーズンも安心して使えます。
プロのクリーニングは1年に1回が目安とされています。
特に、エアコンから嫌なニオイがする、効きが悪いと感じる場合は、早めに依頼しましょう。

秋の「エアコンじまい」4つのステップ

1:フィルター清掃 – ホコリを取り除いて消費電力を削減
2:送風運転3〜4時間 – 内部を乾燥させてカビ予防
3:見える部分の拭き掃除 – カビのエサとなる汚れを除去
4:プロに内部清掃を依頼 – 1年に1回、専門家の手で徹底洗浄

今この時期にしっかりメンテナンスすることで、来シーズンも快適にエアコンを使えます。
夏に頑張ってくれたエアコンへの感謝を込めて、ぜひ「エアコンじまい」を実践してみてください!

こんにちは!今回は、年末大掃除に向けて役立つレンジフードの分解掃除ガイドをお届けします。

レンジフードは油汚れが頑固で、どこまでバラせるのか不安に思っている方も多いでしょう。

難しい部分は一旦省き、ご家庭でここまでバラせれば、油汚れがきれいに拭き取れるというレベルまでを、プロの視点から詳しく解説します。

1. 安全な分解を始める前の準備と注意点

レンジフードは比較的簡単に分解できますが、安全のために準備をしっかり行いましょう。

まずはレンジフードのフィルターを外します。

一般のご家庭には少ないかもしれませんが、もし二次フィルターを付けている場合は、これも一緒に外しましょう。

 1.1 フィルターと照明の取り外し(ショート対策)
次に重要なのが、ライト(照明)の電球とカバーを外すことです。

これは、万が一水や洗剤がかかってショートしないための対策です。

外したガラスの蓋(カバー)は油で汚れているため、フィルターと一緒につけ置きして洗うと綺麗になります。

1.2 高所作業と重さへの注意
ここからレンジフードの「傘」(フードの外側の部分)を外していきます。

これは主婦の方でも簡単に外せる構造ですが、大きいのと重いのと、そして脚立を使うため、作業には十分注意が必要です。

2. レンジフードの「傘」を外す手順

効率的に清掃を行うためには、この傘の部分を外すことが鍵となります。

 2.1 ネジと金具の操作
フードの傘を外すには、まずネジを緩めます。ネジを緩めたら、そのネジを固定していた金具を上にガバッと上げます。

これにより、フードが外れるような形になり、天井部分に引っかかっているだけの状態になります。

2.2 【最重要】電線(カプラー)の分離
天井の引っかかりを外してフードを下ろす前に、最も重要な工程があります。

それは、換気扇を回すための電線が付いているカプラーを必ず外すことです。このカプラーを外すことができれば、フードの傘はそのまま下ろしてくることができます。

3. フード内が丸裸!清掃効率の劇的アップ

3.1 下での拭き掃除と内部の露出
フードの傘を下ろしたら、下に新聞紙などを敷いて、洗剤をぶっかけて拭き掃除をしましょう。

高所で作業するよりも、圧倒的に早く楽に掃除ができます。

また、傘の裏側にも油が回っていることが多いため、これも下で徹底的に洗剤を吹きかけて拭いてあげることができます。

二次フィルターも外せば、フード内が丸裸同然となり、脚立に乗って拭くことで奥の方や上げ裏までしっかり油汚れを拭くことが可能です。

3.2 ファン清掃へのアプローチ
ご家庭で清掃する場合、シロッコファン(またはプロペラファン)は外せなくても、この状態(フードの傘を外した状態)にすることで、中までしっかりマジックリンやアルカリ電解水で拭くことができます。

4. 分解と同じくらい重要な組み上げ方

分解できても元に戻せないと意味がありません。戻し方も手順をしっかり覚えておきましょう。まず、二次フィルターを先に入れておくことをお勧めします。これにより内部が油ギッシュになるのを防げます。

次に、フードの傘を上の引っ掛け部分にガチャンと引っ掛けて固定します。その後、カプラーを挿して配線をフード内に収めます。

最後に、換気扇が回るか、電球を戻して照明がつくか、スイッチを入れて動作チェックを行い、最終的にフィルターを収めれば完了です。

このタイプの換気扇は比較的簡単に分解・組み上げが可能ですが、最新のアイランドキッチンなどは構造が異なる場合があるためご注意ください。

ぜひ、この情報を参考に、年末の大掃除にチャレンジしてみてください。

 

もちろんご自分で作業をするのが難しいとお考えの方は、弊社までご相談下さい。

日々の清掃にお悩みの皆様、特にキッチン周りの油汚れにうんざりしていませんか?今回ご紹介するのは、まさにキッチンの救世主「アルカリ電解水」です。

数ある洗剤の中から、私たちがなぜこれを強く推奨し、泡立つ洗剤が不要だと断言するのか、その驚くべき効果と安全性、そしてプロが実践する正しい使い方について解説します。

水なのに強力洗浄!泡立たないからこそ使いやすい「アルカリ電解水」のメカニズム

アルカリ電解水の最大の特徴は、それが「洗剤ではなく水」であることです。通常の水道水が中性(pH7)であるのに対し、アルカリ電解水はpH12以上の強アルカリ性を持つ特殊な水です。

◆酸性の油汚れに抜群の効果◆

油汚れは酸性のため、強アルカリ性のアルカリ電解水は中和反応で汚れを強力に分解・除去します。一般的な油汚れ用洗剤よりも高い洗浄力を持つとされます。

◆界面活性剤フリーで安心◆

従来の洗剤に含まれる界面活性剤が入っていないため、泡立ちません。この「泡立たない」という点が非常に重要です。泡立つ洗剤は拭き取りに手間がかかり、泡が広がって何度も拭き直す必要がありますが、アルカリ電解水ならその手間が不要で、日々のメンテナンスが非常にしやすくなります。

◆残留洗剤ゼロで安心!素材に優しく再付着も防ぐ◆

従来の洗剤は使用後に「残留洗剤」が残り、それが新たな汚れの付着を早めたり、素材を傷めたりする原因になることがあります。しかし、アルカリ電解水は「水」であるため、残留洗剤が一切残りません。これにより、素材を傷めにくく、清掃後の汚れの再付着も防止します。使用後は中性の水に戻るため、洗剤のような「悪さ」をしないのも大きな利点です。

効果倍増!熱を利用した賢い使い方と頑固な焦げへの対処法

アルカリ電解水の洗浄力をさらに引き出すには、「熱」の利用が効果的です。

調理後の熱いIHで活用:調理が終わったばかりのIHコンロはまだ熱を持っています。この熱いうちにアルカリ電解水をサッと吹きかけると、熱によって電解水が蒸発し、汚れが浮きやすくなります。ガスコンロ周りでも同様に活用できます。

頑固な焦げ付きには「激落ちくん」を併用:冷めてしまった焦げ付きや、ガラス面の凹凸に入り込んだ頑固な焦げは、拭き取りだけでは落ちにくいことがあります。その際には、「激落ちくん」との併用が効果的です。アルカリ電解水である程度汚れを浮かせた後、研磨剤を含む激落ちくんで優しく擦ることで、焦げ付きを削り取って落とすことができます。激落ちくんは素材を削り取る作用がありますが、ガラス面には使用可能とされています。

日々の継続が鍵!効果的なメンテナンスと注意点

キッチンの清潔さを保つには、日々のメンテナンスが何よりも重要です。

毎日のお手入れ:油汚れはコンロ周りだけでなく、IHの側面や壁にも飛び散っています。調理後には毎日、アルカリ電解水を吹きかけて拭き取ることを習慣にしましょう。壁は週に1回程度でも構いません。これを継続することで、お掃除業者を呼ばずに済み、費用も大幅に節約できます。

希釈で経済的に:アルカリ電解水は、原液でも強力ですが、水道水で希釈してもpH値は大きく落ちないため、日常清掃に便利かつ経済的に使えます。

◆ 注意すべき素材◆

一点注意が必要です。ステンレス部分はアルカリによって腐食しやすい性質があります。そのため、アルカリ電解水で拭いた後は、必ず水拭き用のキッチンペーパーで二度拭き(リンス拭き)をするようにしてください。製品によっては「二度拭きいらず」と表記されていても、金属部分の「アルカリ焼け」を防ぐためにはこの一手間が重要です。

まとめ:万能かつ安全、そして効率的な次世代クリーナー

アルカリ電解水は、泡立たない使いやすさ、強力な洗浄力、そして残留成分の心配がない安全性から、キッチン周りの油汚れ対策に最適なアイテムです。熱を利用した効率的な使い方や、頑固な汚れへの対処法、そしてステンレスへの二度拭きといった注意点を押さえれば、誰でもプロ並みの清潔なキッチンを維持できます。ぜひご家庭の清掃にアルカリ電解水を導入し、快適な毎日を実感してください。

こちらの番組もご参考になさってください。

はじめに:ご家庭でエアコンのシロッコファンをきれいに保つ!

こんにちは!皆さんのご家庭のエアコン、シロッコファンの内部はホコリやカビで汚れていませんか?「でっきんのお掃除チャンネル」の動画では、ご自宅でできるエアコンのシロッコファンの清掃方法が詳しく紹介されています。
この清掃方法は、主にプロによる洗浄後のきれいな状態を維持するためや、表面的なホコリ汚れを取り除くことを目的としています。長年蓄積したモコモコのカビや固着した汚れは、この方法では完全には取り除けませんが、日常的なケアとして実践することで、シロッコファンの汚れの蓄積を遅らせ、エアコンをきれいに保つことができます。

ご家庭での清掃の目的と限界
この清掃は、「エアコン洗浄業者に頼む前に、自分でなんとかしたい」という方向けのホームケア術です。完全に分解してつけ置き洗いを行うプロの洗浄に比べると、この方法はあくまで「表面の汚れしか取れない」という限界があります。プロの洗浄が最もきれいで早い方法であることは変わりありません。しかし、見た目の汚れやカビが気になる方、日常的なケアをしたい方には非常に有効な方法と言えるでしょう。

準備する道具
清掃に必要な道具は、主に以下の4点です。
◆アルカリ電解水
◦ 油汚れを含んだホコリを浮かせる主要な洗浄剤です。
◦ 中性洗剤でも代用可能ですが、洗剤が残留する可能性があるため、アルカリ電解水の使用が強く推奨されています。

◆ ペット用ペットシーツ(またはゴミ袋)
◦ アルカリ電解水を吹き付けた際に垂れてくる水を受け止めるためのものです。
◦ 吸水性が高く、手軽に使えるペットシーツがおすすめです。

◆マスキングテープ
◦ ペットシーツをエアコンの吹き出し口にしっかりと固定するために使用します。

◆お掃除スティック(隙間ノズル)
◦ 100円ショップなどで手に入る、自由に曲がる細い棒状の清掃道具です。
◦ シロッコファンの狭い隙間や、特に汚れが溜まりやすいファンの「裏側」の汚れを拭き取るのに非常に適しています。
◦ マイクロファイバーの先端部分は替えも売られており、洗って繰り返し使えます。

清掃の手順
1. フラップ板の取り外し
◦ 清掃を行う上での最低条件です。最近の機種では比較的簡単に外せるものもあります。

2. 水受けの設置
◦ エアコンの吹き出し口(水が垂れてくる部分)に、ペットシーツをマスキングテープでしっかりと貼り付けます。吸水できる部分が重要です。

3. アルカリ電解水の吹き付け
◦ シロッコファンの内部に手を差し込み、ファンをゆっくりと手で回しながら、アルカリ電解水をまんべんなく吹き付けます。
◦ 汚れが浮き上がってきて水が垂れてくるので、ペットシーツでしっかりと受け止めましょう。

4. 拭き取り
◦ 汚れが浮き上がってきたら、お掃除スティック(隙間ノズル)を使って、シロッコファンの羽根と羽根の間の汚れを丁寧に拭き取ります。
◦ この道具を使うことで、羽根の奥底(裏側)にこびりついたホコリやカビもしっかりと拭き取ることができます。

 

なぜシロッコファンは汚れるの?その構造と汚れやすい場所
シロッコファンは、エアコンが上から空気を吸い込み、時計回りに回転しながら前方に吐き出す構造になっています。この特殊な羽根の構造のため、羽根の「表面」にはあまり汚れが付着せず、実は羽根の「裏側」にホコリやカビが蓄積しやすいのが特徴です。
エアコンが吸い込んだ空気は、常に湿っているアルミフィンを通過するため、カビや雑菌の温床となった空気がそのままシロッコファンに送られます。また、リビングなどにあるエアコンの場合、油汚れも吸い込むため、様々な汚れがファン内部に付着するのです。

まとめ:プロの清掃とホームケアの使い分け
写真のように、すでにモコモコのホコリやカビが層になっているような状態では、今回紹介した清掃方法では完全に取り除くことは難しいです。そのような場合は、やはりプロのエアコン洗浄業者に依頼するのが最も効果的でしょう。
しかし、今回ご紹介したご家庭での清掃は、シロッコファンに汚れが蓄積するのを防ぎ、きれいな状態を維持するのに非常に有効です。時間と労力はかかりますが、「見た目の汚れが気になる」「カビが嫌だ」と感じる方は、ぜひこのホームケア術を試してみてはいかがでしょうか。

夏本番、暑い日が続きエアコンをフル稼働させているご家庭も多いのではないでしょうか?「あれ?去年より効きが悪い?」「カビが気になる…」そう感じたら、エアコン洗浄を考える時期かもしれませんね。

でも、いざ業者を探し始めると、料金がピンキリで戸惑う方もいるでしょう。なぜ同じエアコン洗浄なのに、業者によってこんなに値段が違うのでしょうか?今回は、その「価格差の秘密」をプロがぶっちゃけて解説します!

まずは基本!エアコン洗浄って何をするの?

エアコン洗浄とは、機械をある程度分解し、主に熱交換器(アルミフィン)とシロッコファンを洗浄することを指します。エアコンは主に、外装のフェイスパネル、アルミフィン、風を送るシロッコファン、そしてドレン水を回収するドレンパンの4つのパーツで構成されています。これらのパーツをどこまで洗浄するかで、料金が変わってくるのです。

なぜこんなに違う?エアコン洗浄の料金相場に隠された3つの真実!

一般的に、エアコン洗浄の料金は8,000円から30,000円程度と幅広いのが特徴です。この大きな価格差には、主に3つの理由があります。

1. 会社の「ネームバリュー」と「商流」

有名どころの「ダスキン」や「お掃除本舗」は、基本的に1台あたり約15,000円でサービスを提供しています。一方で、「暮らしのマーケット」などのオンラインプラットフォームでは、8,000円程度で請け負う個人業者も存在します。
「それなら安い方が良い!」と思いますよね?実は、作業の性質や性能自体には、この価格差による大きな違いはありません。使っている洗剤や高圧洗浄機も基本的に同じです。
この価格差の正体は、「大手のブランド力」と「商流」、そして「保証料」にあります。

• 大手の場合:料金に「保証料」や「アフターフォロー」の費用が含まれているため、万が一洗浄後にエアコンの調子が悪くなっても、迅速に対応してもらえる安心感があります。

• 個人業者(暮らしのマーケットなど)の場合:多くは個人事業主が登録しており、料金を抑えやすいですが、アフターフォローの質は業者によって様々です。そのため、依頼する際は口コミや評価をしっかり確認することが非常に重要になります。
「何かあった時の安心」を重視するなら大手、価格を抑えたいなら口コミの良い個人業者を選ぶのが賢明と言えるでしょう。

2. どこまで「分解洗浄」するかという「技術力」

これが価格差の2つ目の大きな要因です。
一般的なエアコン洗浄(ダスキンやお掃除本舗などが提供する基本サービス)では、フェイスパネルを外してカバーをかけ、高圧洗浄を行います。しかし、この方法では「見えている部分」しか洗えず、エアコン全体の約6割程度の洗浄に留まります。特に、エアコンの裏側やドレンパンの奥に潜むカビなどは取り切れません。
一方、「完全分解洗浄」2万円から3万円程度と高額になります。しかし、その効果は絶大で、約9割から9割5分までキレイになると言われています。
「カビを徹底的に除去したい」「新品同様にしたい」という場合は完全分解洗浄を検討する価値がありますが、費用対効果を考え、エアコンの買い替えも視野に入れると良いでしょう。特に6畳用程度のエアコンであれば、3万円出すなら5~6万円で新品が買えるケースも多いからです。

3. 「お掃除ロボット」の有無による「手間の差」

最近のエアコンには、フィルターを自動で掃除してくれる「お掃除ロボット」機能が付いているものも多いですよね。便利ですが、この機能が付いているエアコンは、分解洗浄の手間が通常のエアコンの約2倍かかると言われています。
そのため、お掃除ロボット付きのエアコンを洗浄する場合、料金は通常のエアコンよりも約1.5倍から1.8倍高くなるのが一般的です。例えば、通常のエアコンが1万円の業者でも、お掃除ロボット付きだと1万8,000円になることも珍しくありません。

まとめ:賢いエアコン洗浄業者選びのポイント!
このように、エアコン洗浄の料金には、「会社のネームバリュー」「どこまで分解して洗浄するかという技術力」、そして「お掃除ロボットの有無による作業の手間」という3つの要因が大きく影響しています。

ご自身のエアコンの状態、予算、そしてどこまでのキレイさを求めるかによって、最適な業者の選び方は変わってきます。

• とにかく安く済ませたい、でもそこそこキレイにしたい:口コミの良い個人業者(ただし保証は要確認)
• 安心感を重視、一般的な汚れを除去したい:大手業者
• 徹底的にカビや汚れを除去したい、古いエアコンを長く使いたい:完全分解洗浄対応業者(要見積もりと費用対効果の検討)

これらの情報を参考に、今年の夏を快適に過ごすためのエアコン洗浄業者選びをしてくださいね!

 

ジメジメした季節や暑い夏に大活躍するエアコン。 きれいな空気で快適に過ごすためには、定期的なお手入れが欠かせませんよね。 今回は、専門業者に頼む前にご家庭でできるエアコンのお掃除方法をご紹介します! まずはここから!自分でできるエアコン清掃のポイント エアコンをご自身でメンテナンスする際に、まず絶対に清掃すべき場所は「エアコンフィルター」です。 1. エアコンフィルターの清掃

◦ 頻度: リビングにあるエアコンの場合、油汚れが付着しやすいため、夏前に1回、シーズン中に1回、シーズンが終わったら1回、つまり約2ヶ月に1回の頻度で清掃するのがおすすめです。

◦ 清掃方法: フィルターに付着したホコリは油汚れを含んでいることが多いため、掃除機で吸うだけでは不十分です。洗剤と温かいお湯を使って洗うことで、油を含んだホコリまできれいに落とせます。お風呂場などで、アルカリ電解水を吹きかけて少し放置し、裏側からシャワーを当てるのが効果的です。ひどい汚れの場合は、ブラッシングも併用しましょう。特にリビングのエアコンは油汚れが頑固なので、しっかりブラシでこすり洗いをすると良いでしょう。

◦ 乾燥: 洗浄後は、天日干しでしっかりと乾かしてください。すぐに使いたい場合は、タオルで拭き取ってから設置しても問題ありません。 ◦ 効果: フィルターの目詰まりを解消することで、エアコンにかかる負荷が減り、電気代の節約やエアコン本来の能力維持につながります。

 

2. フェイスパネル(前面パネル)の清掃 ◦ 取り外し: エアコンの前面にあるフェイスパネルもホコリで汚れています。機種によって取り外し方が異なるため、取扱説明書を確認しながら外しましょう。

◦ 清掃方法: フェイスパネルや、パネルを外した奥のエアコン上部(空気を吸い込む部分)にもホコリが溜まっています。これらの部分は、アルカリ電解水を含ませたキッチンペーパーなどで拭き取ると良いでしょう。ホコリには油汚れが含まれているため、通常の水拭きでは伸びてしまうだけで、アルカリ性の洗剤やアルカリ電解水を使うのがポイントです。手前の吹き出し口なども、気になる方は拭き掃除をしてください。

 

3. フラップ板(風向きを調整する板)の清掃

◦ これは応用編になりますが、フラップ板は引っかかっているだけなので、うまく曲げながら外すことができます。フラップ板を外すと内部が見やすくなり、拭き掃除がしやすくなります。外したフラップ板も洗剤で水洗いできます。ただし、この作業は無理に行う必要はなく、プロに任せても良い項目です。 ここはプロにお任せ!自分で掃除できない場所 ご家庭でできるメンテナンスには限界があります。特に以下の部分は、専門的な知識と道具を持つプロの業者に依頼することをおすすめします。

• シロッコファン: 奥にある黒い風を送り出すファンは、ホコリやカビが付着しやすいですが、ご家庭での高圧洗浄はほぼ不可能です。

• エアコン内部のカビ: 奥深くに付着したカビは、タオルや指で届く範囲を拭くことはできますが、根本的に取り除くにはプロによる高圧洗浄や完全分解洗浄が必要です。

• DIYでの内部洗浄の危険性: 動画の作成者は、カバーをかけて水洗いするなど、自身でエアコン内部の洗浄を行うことを推奨していません。故障のリスクや、水圧が弱くて洗剤が残留するなどの弊害があるためです。

 

まとめ

日常のエアコン清掃は、フィルターやフェイスパネルを重点的に、アルカリ電解水などを使って行うことで、エアコンの効率アップや電気代の節約につながります。しかし、エアコンの内部洗浄や奥のカビ除去は、専門の道具と技術が必要です。できる範囲は自分でこまめにお手入れし、手の届かない奥の汚れはプロに任せるのが賢い選択と言えるでしょう。

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