ブログ

Blog

日常の業務や清掃に関わるお役立ち情報を書い
ていきます。

アーカイブ

こんにちは、株式会社ソウアです。

大規模修繕の現場では、外壁の汚れを落としたあとの仕上がりも、建物の印象を左右します。「タイルのくすみは洗浄でどこまで変わるのか」「どんな方法で洗えばよいのか」。こうした疑問に、まずは実際の外壁で小さく試し、仕上がりを確かめます。

今回は、新大阪にある某オフィスビルの大規模修繕に関わる外壁洗浄テストを行いました。外壁用の専用洗剤を使ってタイルの一部を洗浄し、テスト箇所がきれいになることを確認できました。この記事では、そのときの写真とともに、本施工に向けた事前テストの意味をお伝えします。

今回ご紹介するのは、外壁全体の施工完了写真ではありません。限られた範囲で、洗浄方法と仕上がりを確かめた現場の記録です。

■同じ外壁でも、表面や形状を見てから考える

現場の写真には、横長のタイルと、縦方向に張られたタイルが写っています。平らな面が続くだけではなく、タイルの向きが切り替わる部分や、出入りのある形状もあります。外壁を見るときは、面積だけでなく、こうした形を押さえることが大切です。

また、広い面と、タイルの縁や段差の近くでは、道具の当たり方が変わります。表面に見える汚れも、すべて同じ原因とは限りません。写真だけで「これはこの汚れ」と決めつけず、現物と洗浄したときの変化を見ながら判断します。

大規模な外壁の作業でも、出発点は目の前の一枚のタイルです。どこに汚れが残るのか、どの部分に手作業が必要なのか。小さな範囲で具体的に確認することが、広い範囲の作業を考える材料になります。

■専用洗剤を使い、塗布と手作業でテスト

今回の写真では、洗剤を準備している場面、刷毛で外壁に塗布している場面、パッドでタイルの表面を擦っている場面が確認できます。実際の外壁に洗剤を使い、手作業を組み合わせて、汚れの落ち方を確かめました。

しかし「専用洗剤なら、どの外壁でも同じように使える」というわけではありません。外壁材の種類、表面の仕上げ、汚れの状態に合わせて、使う洗剤や道具を考える必要があります。製品の使用条件を確認し、実際のタイルで汚れの落ち方を確かめながら進めます。

また、汚れを落とそうとして、強く擦ればよいとも限りません。タイルの表面や目地、周囲の部材の状態を見ながら、無理のない方法を選びます。洗剤を塗布する作業と、パッドを当てる作業を分けて見ると、テストの進め方も伝わりやすくなります。

■テスト箇所がきれいに。結果を本施工の判断材料にする

洗浄テストを行った部分では、汚れが落ち、タイルの見た目がきれいになりました。大きな現場の一部であっても、実際の仕上がりを確認できると、その先の作業を具体的に考えやすくなります。

ここで大切なのは、「一部で落ちたから、外壁全体も必ず同じ結果になる」と広げすぎないことです。建物の面ごとに、汚れ方や雨の当たり方、タイルの状態が異なる場合があります。今回の結果は、今回試した箇所で得られた結果として扱います。

写真を共有するときにも、テストした範囲と、まだ手を付けていない範囲を分けて説明すると、仕上がりの認識を合わせやすくなります。タイルが濡れている状態や撮影時の光によっても印象は変わるため、必要に応じて乾いた状態での見え方も確認します。

準備、塗布、手作業、仕上がりの写真を残しておくことで、結果だけでなく、どのように試したかも共有できます。本施工の打ち合わせでも、実際の外壁の写真があると、対象となるタイルや作業箇所を具体的に示しやすくなります。

■大規模修繕の中で、洗浄が担う役割

大規模修繕には、さまざまな工程があります。その中で外壁洗浄が担うのは、汚れを取り除き、外壁の美観を整えることです。洗浄で見た目が変わる部分と、別の補修が必要な部分を混同しないことも大切になります。

汚れが落ちたことと、タイルのひび割れや浮き、目地・シーリングの不具合が直ったことは別です。洗浄の結果を整理し、補修が必要な部分は修繕の担当工程へつなげます。

本施工を考える際には、仕上がりだけでなく、作業範囲、手作業が必要な場所、作業場所へのアクセス、周囲の設備や通行への配慮、養生や洗浄水の扱いなども検討します。今回のテストは、そのための現場情報を集める一歩です。全面施工の方法や工程は、対象範囲の状態と現場条件を踏まえて決めていきます。

■外壁洗浄をご相談いただくときに

「外壁がくすんできた」「修繕工事に合わせてタイルをきれいにしたい」とお考えの際は、建物全体が分かる写真と、気になる箇所の近い写真があると、最初の相談が進めやすくなります。

所在地、洗浄したい範囲、作業を希望する時期に加えて、外壁材が分かる資料や、足場の有無など、把握している情報をお知らせください。分からないことを無理に決めていただく必要はありません。写真で判断できない部分は、現地の状態を確認しながら整理します。

ソウアでは、建物の清掃について、汚れと素材、現場の条件を踏まえて対応方法を検討しています。高所を含む清掃の業務については「その他清掃業務」のページもご覧ください。

その他清掃業務

今回の新大阪の現場でも、まずは一部で洗浄を試し、きれいになることを確認できました。小さなテストで得られた結果を、次の作業にきちんとつなげる。そんな外壁洗浄の現場を、これからもお届けしていきます。

 

お問い合わせはこちら

でっきんのお掃除チャンネル

-ソウアのInstagram-