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日常の業務や清掃に関わるお役立ち情報を書い
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こんにちは、ソウアの工事事情へようこそ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夏になると増えるのが、短時間に一気に降る激しい雨です。天気予報では晴れだったのに、急に空が暗くなって道路が川のようになる。そんな光景を見たことがある方も多いのではないでしょうか。大雨による建物被害というと、河川の氾濫を思い浮かべがちです。しかし都市部では、降った雨を下水道や河川へ流し切れず、道路や敷地内に水があふれる「内水氾濫」も大きな問題です。 そして、建物の浸水リスクを左右するのが、屋上ドレン・側溝・排水溝・雨水ますなど、雨水の「出口」です。設備そのものに十分な能力があっても、入口が落ち葉やごみで塞がれていれば、水は流れません。 今回は、ゲリラ豪雨や台風の前に確認しておきたい排水設備の点検ポイントを、建物メンテナンスの視点からご紹介します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  ■「1時間に50ミリ」の雨は、どれくらいの水なのか

気象庁では、1時間に30ミリ以上50ミリ未満の雨を「激しい雨」、50ミリ以上80ミリ未満を「非常に激しい雨」、80ミリ以上を「猛烈な雨」と表現しています。

1時間に50ミリの雨が降ると、1平方メートルあたり約50リットルの水が落ちてくる計算です。

仮に屋上面積が100平方メートルなら、単純計算で1時間に約5,000リットル。家庭用のお風呂約25杯分に近い量の水を、屋上のドレンや樋が処理することになります。

普段の小雨では問題がなくても、短時間に大量の水が集中すると、わずかな詰まりや排水能力の低下が一気に表面化します。

  ■なぜ都市部では水があふれやすいのか  

都市部は道路、駐車場、屋根、コンクリートなど、水が地面へ染み込みにくい面が多くあります。そのため、降った雨が短時間に下水道や水路へ集中します。 国土交通省は、都市に降った雨が河川などへ排水できずに発生する浸水を「内水氾濫」と説明しています。近年は集中豪雨の増加や都市化によって、短時間に大量の雨水が流れ出し、内水氾濫のリスクが高まっています。 大雨対策は、行政による下水道やポンプ施設の整備だけではありません。建物側でも「雨水を集める場所」と「流す場所」を正常な状態に保つことが重要です。    

 

 

■点検ポイント1 屋上ドレンとルーフドレン  

屋上の雨水を排水管へ流す入口が、屋上ドレンやルーフドレンです。   ここに落ち葉、ビニール袋、土、鳥の羽、工事で出た小さなごみなどが集まると、排水能力が大きく落ちます。防水層の上に水がたまり続けると、弱った部分や接合部から雨漏りにつながることもあります。    

雨の前に確認したいのは、次の点です。  

・ドレンの網やストレーナーがごみで塞がれていないか

・ドレン周辺に水たまりや泥の跡が残っていないか

・防水層に膨れ、ひび割れ、めくれがないか

・排水口の金具が外れたり、変形したりしていないか

・屋上に置かれた資材や植木鉢が水の流れを妨げていないか

ただし、雨が強くなってから屋上へ上がるのは危険です。 強風、雷、滑りやすい床面による転倒の恐れがあります。 点検と清掃は必ず天候が安定しているうちに行いましょう。  

■点検ポイント2 

側溝・排水溝・雨水ます 大阪市も、大雨への備えとして、側溝や排水溝にごみや落ち葉がたまっていないか確認し、排水溝や「ます」をごみ・砂・植木鉢などで塞がないよう呼びかけています。 建物の敷地内でも、側溝に泥が堆積していたり、排水溝にごみが詰まっていたりすると、水の逃げ道がなくなります。特に注意したいのは、駐車場の低い場所、建物の出入口、地下へ下りるスロープ、ゴミ置き場の周辺です。 普段から水がたまりやすい場所は、大雨時に最初に浸水しやすい場所でもあります。雨が上がった後に「どこに水たまりが残るか」を記録しておくと、次回の点検ポイントが分かりやすくなります。

■点検ポイント3 

雨樋と縦樋 屋根から集めた雨水を地上や排水管へ流すのが雨樋です。 軒樋に落ち葉や土がたまると、水があふれて外壁を伝います。縦樋の接続部が外れていたり、途中で割れていたりすると、特定の場所へ大量の水が落ち、外壁や基礎周辺を傷める原因になります。 雨の日に樋から水があふれている、外壁の一部分だけが極端に濡れている、晴れているのに樋の周辺へ水の跡が残っている場合は、詰まりや破損のサインかもしれません。

■点検ポイント4 

地下・半地下と排水ポンプ 地下室、半地下の店舗、地下駐車場、地下へ下りるスロープがある建物は、地上よりも水が集まりやすくなります。 排水ポンプやピットが設置されていても、長期間動かしていなければ、本番で正常に作動しない可能性があります。ポンプの警報、フロートスイッチ、電源、異音、異臭、泥の堆積などを定期的に確認しておくことが大切です。 入口には、止水板や土のう・水のうをすぐ設置できるよう準備しておくと安心です。大雨が始まってから倉庫を探すのではなく、保管場所と設置方法を管理担当者で共有しておきましょう。

 

■こんな症状があれば、早めの点検を

次のような症状は、排水設備の異常を知らせるサインです。

・小雨でも同じ場所に水たまりができる

・排水口からゴボゴボと音がする

・雨の後に下水や泥のような臭いが残る

・屋上やバルコニーの水がなかなか引かない

・雨樋から水があふれる

・地下の排水ポンプが頻繁に動く、または動かない

・天井や壁に雨染みが出てきた

「大雨のときだけだから」と放置すると、次の豪雨で一気に被害が広がることがあります。水の流れが悪い、原因が見えない、高所や地下設備の確認が必要といった場合は、無理に自分で作業せず専門業者へ相談してください。    

 

■大雨前の15分点検チェックリスト

天気予報で大雨や台風が予想されているときは、次の5項目を確認しましょう。

1. 屋上ドレン・バルコニー排水口のごみを取り除く

2. 側溝・排水溝・雨水ますを塞いでいる物がないか確認する

3. 雨樋の外れ、割れ、あふれた跡を確認する

4. 地下入口の止水板・土のうと排水ポンプを確認する

5. 管理担当者、緊急連絡先、ハザードマップを共有する

大切なのは、大雨が降り始める前に行うことです。雷や強風を伴うとき、屋上や水が流れている場所へ近づくのは危険です。人の安全を最優先にしてください。                        

 ■まとめ 

排水設備は「詰まってから」では遅い

ゲリラ豪雨や台風の被害は、雨の量だけで決まるわけではありません。屋上ドレン、側溝、排水溝、雨樋、排水ポンプなど、雨水を逃がす設備が正常に働くかどうかで、被害の大きさは変わります。 ごみや落ち葉を取り除く、排水口を物で塞がない、ポンプや止水板を確認する。こうした小さな点検が、浸水や雨漏りの予防につながります。 ソウアでは、建物の清掃だけでなく、排水設備や建物まわりの点検・メンテナンスにも対応しています。 「大雨のたびに同じ場所へ水がたまる」「屋上や側溝を一度見てほしい」「どこへ相談すればいいか分からない」という場合は、被害が起きる前にお気軽にご相談ください。

 

【参考資料】

・気象庁「雨の強さと降り方」「雨・雪について」

・国土交通省「下水道による浸水対策」

・大阪市「大雨に備えて」

 

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こんにちは、ソウアの工事事情へようこそ。 「まだ動いてるから大丈夫」「壊れてから考えればいい」 10年以上前のエアコンをお使いの方から、こういった声をよく聞きます。気持ちはわかりますが、実はこの判断、思った以上にリスクが高いんです。 今回は10年以上使用したエアコンに潜む注意点を、具体的にお伝えします。 「設計上の標準使用期間」は10年 まず知っておいてほしい大前提があります。 ダイキン・パナソニック・富士通ゼネラルなど主要メーカーは、エアコンの設計上の標準使用期間を10年と定めています。これはエアコンが10年で必ず壊れるという意味ではなく、「この年数を設計の基準として安全性・性能を担保する」という目安です。 つまり、「10年を超えたエアコンは、メーカーが安全性を保証する期間を過ぎている」ということ。動いているからといって、安全に使えているかどうかは別の話なんです。 設計上の標準使用期間を過ぎると、経年劣化によって発火やケガの恐れがあるとされています。 修理しようとしても「部品がない」問題 10年以上前のエアコンが故障したとき、もうひとつ大きな壁があります。それが修理部品の入手困難問題です。 公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会の基準によれば、主要メーカーは製造打ち切り後10年は部品を保有するとされています。つまり製造終了から10年を過ぎると部品が入手できず、修理不能になる場合があります。 「修理に来てもらったら、部品がなくて直せませんと言われた」という事態は、実際の現場でも珍しくありません。しかも夏の繁忙期にこれが発覚すると、急いで新しいエアコンを手配しなければならず、費用も時間も余裕がない状態での対応を迫られることになります。 修理できても「次もすぐ壊れる」リスク 仮に部品が手に入って修理できたとしても、安心はできません。 使用年数が10年以上の場合、1か所を修理しても劣化が進んだ他の部品が数年以内に故障するリスクがあります。「修理代を払ってもすぐにまた別の箇所が壊れた」という事態を避けるためにも、10年以上かつ修理費が高額の場合は買い替えを本格的に検討することをおすすめします。 修理費用を払ったのに、すぐに別の箇所が壊れてまた修理…というサイクルに入ってしまうと、トータルのコストは新品を買うよりはるかに高くなることもあります。 電気代が知らないうちに上がっている 見落とされがちなのが、電気代への影響です。 エアコンは経年劣化により冷媒ガスが減少したり、圧縮機の性能が低下したりすることで、同じ温度設定でも消費電力が増加する傾向があります。特に10年以上使用すると、フィルターや熱交換器が目詰まりし、通気性の悪化や冷媒循環システムの漏れが発生します。 「最近電気代が高くなった気がする」という方、もしかしたらエアコンの経年劣化が原因かもしれません。最新の省エネモデルに買い替えることで、年間の電気代を大幅に削減できるケースもあります。   経年劣化で起きやすい具体的な症状 10年以上使用したエアコンで特に多く見られるトラブルをまとめました。 ① 冷媒ガスの自然漏れ 配管の接続部分やバルブが経年劣化で緩んでくると、冷媒ガスがじわじわと漏れていきます。冷えが悪くなる・電気代が上がるという症状として現れます。 ② コンプレッサーの劣化 エアコンの心臓部とも言えるコンプレッサーは、長年の使用で摩耗が進みます。異音・冷暖房の効きの悪さ・突然の停止などの症状が出てきます。コンプレッサーの交換費用は高額になりやすく、本体交換を検討するレベルになることも。 ③ 電気系統・基板の劣化 制御基板や電気部品も経年劣化します。突然電源が落ちる・エラーコードが頻発する・リモコンが効かないといった症状が出てきたら、電気系統の劣化が疑われます。 ④ ドレンパンやホースの劣化・亀裂 樹脂製の部品は長年使用すると硬化・亀裂が生じやすくなります。ドレンパンに亀裂が入ると、水漏れが慢性化することも。 ⑤ 室外機ファンモーターの摩耗 室外機のファンモーターも10年以上使用すると軸受けが摩耗してきます。異音・風量低下・排熱不良が起きやすくなります。 クリーニングで延命できる? 「せめてクリーニングして長く使いたい」という方もいらっしゃいます。実際、定期的なクリーニングはエアコンの寿命を延ばす効果があります。 ただし、10年以上経過したエアコンの場合は注意が必要です。クリーニングの際に内部の劣化具合を確認すると、「このまま使い続けるのはリスクがある」と判断せざるを得ない状態のエアコンに出会うことも少なくありません。 ソウアではクリーニングをご依頼いただいた際に、内部の状態を確認したうえで「使い続けても問題ないか」「そろそろ買い替えを検討すべきか」という率直なご意見もお伝えしています。無理に工事を勧めることはしませんが、安全に長く使っていただくための情報はきちんとお伝えする姿勢を大切にしています。   買い替えの判断基準 以下のいずれかに当てはまる場合は、買い替えを真剣に検討するタイミングです。 ・設置から10年以上が経過している ・ 修理見積もりが本体価格の半額を超えそう ・ 同じ箇所・別の箇所での故障が繰り返し起きている ・ 電気代が年々上がっている気がする ・ 冷媒ガスの漏れが繰り返し発生している ・ 異音・異臭が慢性化している 補修部品の最低保有期間が10年であること、設計上の標準使用期間の目安が10年であることをふまえると、10年を過ぎたタイミングがエアコンの買い替えを検討する時期だと考えられます。 まとめ 「動いているから大丈夫」は、10年以上のエアコンには当てはまりません。安全性・修理部品の問題・電気代の増加・突然の故障リスク、どれをとっても早めに対処することが賢明です。 「うちのエアコン、いつ設置したっけ?」と思い当たる方は、まずは現状確認からお気軽にご相談ください。クリーニング・点検・買い替えの判断まで、ソウアがトータルでサポートします!

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こんにちは、ソウアの工事事情へようこそ。
「設備のトラブルが起きたけど、どの業者に頼めばいいかわからない」「見積もりをもらったけど、これが適正なのか判断できない」
こういったお悩みを持つ方は意外と多いです。設備メンテナンスは日常的に依頼するものではないだけに、いざというときに何を基準に選べばいいか迷いますよね。

今回は設備メンテナンスを業者に依頼するときに確認しておきたいポイントを、わかりやすくまとめました。業者選びで失敗しないための参考にしてください。

① 資格・許可を持っているか
設備メンテナンスの工事には、法律で定められた資格や許可が必要なものがあります。資格のない業者が作業を行うと、施工不良はもちろん、保険が適用されないリスクも出てきます。
主な資格・許可の例はこちらです。
• 電気工事:電気工事士(第一種・第二種)
• 給排水・管工事:管工事施工管理技士、給水装置工事主任技術者
• 空調設備:冷凍空調技士、第二種冷媒フロン類取扱技術者
• 建設工事全般:建設業許可
「うちはなんでもできます」という業者でも、実際に資格を持っているかどうかは別の話。依頼前に「この工事に必要な資格はありますか?」と確認するのは失礼なことではありません。信頼できる業者であれば、きちんと答えてくれるはずです。

② 見積もりの内容が明確か
見積もりをもらったとき、「一式〇〇万円」という大まかな金額だけが書かれていることがあります。これだと何にいくらかかるのかが不透明で、後から追加費用が発生したときに対応しにくくなります。
確認しておきたいのはこの辺りです。
• 作業内容が具体的に記載されているか
• 材料費・工賃・出張費などが分けて記載されているか
• 追加費用が発生する場合の条件が明示されているか
• 見積もりの有効期限はいつまでか
「なんかよくわからないけど安そうだからいいか」という判断は危険です。安い見積もりの裏に、後から追加費用が発生するケースも実際にあります。金額だけでなく内容の透明性で判断することが大切です。

③ 過去の実績・施工事例があるか
依頼しようとしている工事と同じような実績があるかどうかも重要な判断基準です。
ホームページやSNSで施工事例を公開している業者は、それだけ仕事に自信があるということ。逆に実績の情報がまったく見当たらない業者は、経験が浅い可能性もあります。
また、口コミや評判も参考になります。Googleマップのレビューや知人からの紹介など、実際に依頼した人の声は貴重な情報源です。
「似たような現場をやったことはありますか?」と直接聞いてみるのもひとつの方法。経験豊富な業者であれば、具体的なエピソードを交えて答えてくれるはずです。

④ 対応のスピードと丁寧さ
問い合わせや見積もり依頼をしたときのレスポンスの速さ、説明のわかりやすさも業者選びの大事なポイントです。
緊急トラブルのときに連絡がつかない、返信が数日後になるという業者では、いざというときに頼りになりません。また、専門用語ばかりで説明がわかりにくい、質問に対してぶっきらぼうな対応をするといった業者も、長い付き合いには向きません。
「この人たちに任せて大丈夫だな」と思える対応をしてくれるかどうかが、実はとても大切な判断基準です。
最初の問い合わせの段階で、対応の丁寧さや説明のわかりやすさをしっかり見ておきましょう。

⑤ アフターフォローの有無
工事が終わったあとのフォロー体制も確認しておきたいポイントです。
• 施工後の保証期間はあるか
• 何か問題が起きたときに対応してもらえるか
• 定期点検や継続的なメンテナンスの相談ができるか
設備メンテナンスは一度やって終わりではなく、継続的に付き合っていける業者を見つけることが理想です。「何かあったらすぐ連絡してください」と言ってもらえる関係性が築けると、建物の管理がぐっと楽になります。
施工後に連絡が取れなくなる、保証の話をしたら急に態度が変わるといった業者には注意が必要です。

⑥ 相見積もりを取ることをためらわない
「一社だけに頼むのは失礼かな」と思う方もいますが、相見積もりは業者選びの基本です。複数の業者から見積もりを取ることで、金額の相場感がわかり、内容の比較もしやすくなります。
ただし、金額だけで選ぶのは禁物。先ほどお伝えした資格・実績・対応・アフターフォローも含めてトータルで判断することが大切です。
「なぜこの金額なのか」を説明できる業者は信頼できます。安さの理由も、高さの理由も、きちんと説明してくれる業者を選びましょう。


まとめ
設備メンテナンスの業者選びで確認しておきたいポイントをまとめると、資格・見積もりの透明性・実績・対応の丁寧さ・アフターフォロー・相見積もりの6つです。
トラブルが起きてから焦って業者を探すと、判断が雑になりがちです。普段から信頼できる業者を見つけておくことが、建物と設備を長く守ることにつながります。
ソウアでは初めてのご相談から丁寧に対応しています。「どんなことを頼めるの?」という段階からお気軽にお声がけください!

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こんにちは、ソウアの工事事情へようこそ。
「定期点検って本当に必要なの?」「壊れてから直せばいいんじゃないの?」
設備管理をされているオーナーさんや管理担当の方から、こういった声をよく耳にします。気持ちはよくわかります。何も起きていないのにお金を払うのは、なんとなくもったいない気がしますよね。
でも結論から言うと、トータルコストで見れば定期点検のほうが圧倒的に安くなるケースがほとんどです。
今回はその理由を実際の現場の話も交えながらわかりやすくお伝えします。

 

◆突発修理が高くなる3つの理由
まず突発修理がなぜ高くつくのかを整理しておきましょう。
① 被害が広がってから発覚する
設備のトラブルは気づいたときにはすでに周辺への影響が出ていることが多いです。
たとえば給排水管の水漏れ。じわじわと漏れ続けていた水が、床材・壁の内部・断熱材にまで染み込んでいた…というケースはよくあります。この場合、配管の修理だけでなく内装の補修まで必要になり、費用が一気に膨らみます。もし集合住宅であれば、階下への漏水被害として損害賠償問題に発展することも。

② 緊急対応は割高になりやすい
「今すぐ来てほしい」という緊急依頼は、通常の工事より費用が高くなることがあります。休日・夜間の対応であればなおさらです。また繁忙期に重なると業者の手配自体が難しくなり、営業停止や業務停滞という二次被害につながることも。

③ 部品・器具の選択肢が狭まる
計画的な工事であれば、複数のメーカーや製品を比較して最適なものを選べます。しかし緊急の場合は「今すぐ手に入るもの」で対応せざるを得ないことも。結果的に割高な部品を使うことになったり、本来は別の選択肢があったのに…という事態も起きやすくなります。

 

◆定期点検で何をしているのか
「点検って、ただ見るだけでしょ?」と思われることもありますが、実際にはもう少し踏み込んだ内容になっています。

異音・異臭・振動などの異常がないか確認
部品の摩耗・劣化の進行具合をチェック
清掃・注油・フィルター交換など予防的なメンテナンス
「あとどのくらい使えそうか」の目安を伝える

特に最後の「余命診断」とも言える部分が重要です。「この部品はあと1〜2年で交換が必要になりそう」とわかれば、予算を組んで計画的に対応できます。突然壊れてバタバタするという事態を事前に防げるんです。

 

◆実際のコスト比較イメージ
わかりやすく業務用エアコンを例に見てみましょう。

定期点検ありの場合
年1〜2回の点検・清掃で1台あたり数万円程度。部品の劣化を早期に発見し、小さな修理で対応。器具の寿命も延び10〜15年使い続けられることも多い。

突発修理の場合
異音を放置→内部部品が破損→修理費が数万〜十数万円。それでも直らなければ器具ごと交換で数十万円。しかも夏の繁忙期に壊れれば、その間の営業への影響も出る。
点検費用を「余計なコスト」と見るか、「将来の大きな出費を防ぐ保険」と見るか。長期的に考えると、答えは明らかです。

 

◆点検サイクルの目安
設備の種類によって、推奨される点検サイクルは異なります。おおよその目安はこちらです。

業務用エアコン:年1〜2回(フィルター清掃は月1回が理想)
給排水設備:年1回以上(築年数が経つほど頻度を上げる)
電気設備・照明:年1回(特に築20年超の建物は要注意)
換気設備:半年〜年1回
消防設備:法定点検あり(年2回)

築年数が古い建物ほど、各設備の劣化が重なって発生しやすくなります。「まとめて一気に壊れる」という最悪の事態を防ぐためにも、早めの点検習慣が大切です。

 

◆「何もなかった」が一番いい結果
定期点検をして「特に問題ありませんでした」という報告をもらうと、「お金を払ったのに何もなかった」と感じる方もいます。でも、これが一番いい結果なんです。
何もなかったということは、建物と設備が正常に機能しているということ。そしてその状態をプロが確認してくれたという安心感は、お金には換えられない価値があります。
突発的なトラブルでバタバタするストレス、営業への影響、予想外の出費。これらをすべて回避できているのが「何もなかった」という報告の裏側にある現実です。

 

定期点検と突発修理、どちらが安いかという問いへの答えは「長期的に見れば定期点検」です。
小さな異変を早期に発見し計画的に対応することで、大きなトラブルと余計なコストを防ぐことができます。
「うちの設備、最後に点検したのいつだっけ?」と思ったら、それがサインです!ソウアでは定期点検のご相談も承っていますので、お気軽にお声がけください。