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日常の業務や清掃に関わるお役立ち情報を書い
ていきます。

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こんにちは、ソウアの工事事情へようこそ。

マンションやビルで蛇口をひねったとき、その水がどこを通ってきたか考えたことはありますか?

多くの方は「水道管から直接出てきている」と思われているのではないでしょうか。実は建物によってはそうではありません。一度、建物の中にあるタンクに溜められた水を飲んでいます。
今回は、そのタンクの話です。

 

水は、いったん建物の中に溜められている

一般的な戸建て住宅であれば、水道管の圧力でそのまま各蛇口まで水が届きます。

ところが3階建て、5階建てとなると、水道管の圧力だけでは上の階まで水が届きません。そこで多くの建物では、こういう流れになっています。

道路の水道管

受水槽(地上または地下のタンク)

ポンプで汲み上げ

高架水槽(屋上のタンク)

各階へ落として給水

屋上に一度上げてしまえば、あとは重力で下の階まで水が落ちていきます。この方式が長く使われてきました。つまり、お住まいの建物によっては、蛇口から出る水は屋上のタンクを経由しているということです。

 

そのタンク、掃除しないとどうなるか

タンクは密閉されていますが、完全に外界と切り離されているわけではありません。

長く清掃されていない貯水槽では、こういうことが起こります。

・タンク内部に汚れやサビが堆積する
・赤水(サビの混じった水)が出る
・水に臭いがつく
・水が変色する
・虫や小動物が侵入・混入する

「最近、水が少し赤い気がする」「なんとなく臭う」という状態は、蛇口や配管ではなくタンク側が原因であることが少なくありません。

 

そしてこれは、飲み水の話です。

 

法律で、年1回の清掃が義務づけられています

ここが今回いちばんお伝えしたいところです。

貯水槽の清掃は、建物の管理者の「心がけ」ではありません。法律上の義務です。受水槽の有効容量が10立方メートルを超える建物は、水道法で「簡易専用水道」に分類されます。分譲マンションやオフィスビルの多くがこれにあたります。

この場合、

・1年以内ごとに1回、水槽を清掃すること
・1年以内ごとに1回、厚生労働大臣の登録を受けた検査機関の検査を受けること

この2つが義務となります(水道法第34条の2ほか)。

また建築物衛生法の対象となる特定建築物についても、施行規則で貯水槽の清掃を1年以内ごとに1回行うことが定められています。

では10立方メートル以下なら不要かというと、そうではありません。

10立方メートル以下の建物は「小規模貯水槽水道」として、各自治体の条例や要綱で管理が求められています。義務の根拠は自治体によって異なりますが、多くの自治体が簡易専用水道と同様に年1回以上の清掃を指導しています。

規模にかかわらず、年1回は清掃するもの。そうお考えいただくのが実態に合っています。

罰則もあります

清掃や検査を怠った場合、水道法では罰則が定められています。

条文上は、懲役または100万円以下の罰金となる規定があります。

もっとも、実際にはいきなり罰則が科されるわけではなく、保健所からの指導が入るのが通常です。ただ「指導が入る」という時点で、管理会社様やオーナー様にとっては望ましい状況ではないはずです。

入居者様から「水が変色している」と指摘を受けてから動くのと、年1回きちんと回しておくのとでは、負担がまったく違います。

 

実際の作業は、こんな流れです

弊社で実施している貯水槽清掃は、おおむね次のように進みます。

① 断水のご案内

清掃中は水が使えなくなりますので、事前に管理会社様を通じて掲示・告知をしていただきます。実際の断水は2時間程度で終わることが多く、その時間帯を建物の使用状況に合わせて調整します。

② 水を抜く

タンク内の水を排水します。

③ 内部の清掃

タンクの内壁、底面に付着した汚れ・スラッジ(沈殿物)を除去します。ここが作業の中心です。

④ 消毒

洗浄後、塩素系薬剤で消毒を行います。

⑤ すすぎ・注水

薬剤を洗い流し、水を張り直します。

⑥ 水質検査

給水を再開したあと、水質検査を実施します。11項目の検査を行い、飲用に適した水質であることを確認します。

⑦ 報告書の提出

作業内容と検査結果をまとめてご提出します。

断水時間は2時間ほどですが、建物の規模や状態によって前後します。事前に現地を確認したうえで、ご案内いたします。

 

清掃と同時に、不具合が見つかることがあります

タンクを空にして中に入るのは、年に1回のこの機会だけです。

そのため清掃時には、普段は見えない部分の状態も確認できます。

・タンク内部の防水層の劣化
・マンホール、通気口の破損
・オーバーフロー管の防虫網の破れ
・揚水ポンプ周りの配管や継手の傷み
・水位を制御する部品の不具合

先日お伺いした現場でも、清掃のご依頼をいただいた際に、揚水ポンプまわりの継手が破損して漏水している状態が見つかりました。そのまま放置すれば水が漏れ続けますので、清掃とあわせて改修することになりました。

このように清掃のタイミングは点検のタイミングでもあります。別々に手配すると、そのたびに断水と立ち合いが発生します。一度で済ませられるのは、管理する側にとってのメリットだと考えています。

 

管理会社様・オーナー様へ

貯水槽の清掃は、毎年必ず発生する業務です。だからこそ、

・断水時間をできるだけ短くしたい
・入居者様への告知をスムーズに進めたい
・清掃と一緒に不具合も見ておきたい
・報告書まで含めて任せたい

こうしたご要望が出てくるのだと思います。

弊社では清掃だけでなく、水質検査、報告書の作成、あわせて見つかった不具合の改修までご対応しております。消防設備点検を行う協力会社とも連携しておりますので、設備まわりをまとめてご相談いただくことも可能です。

 

「最後にいつ清掃したか分からない…」
そんな状態でしたら、一度ご確認いただければと思います。

ご相談はお気軽にソウアまで!

 

 

 

こんにちは、ソウアの工事事情へようこそ。

「重曹で掃除してみたけれど、汚れが落ちなかった」
そんな経験はありませんか。

重曹はエコで安全、しかも安い。掃除の定番としてすっかり定着しました。ただ現場で仕事をしていると、「重曹でやってみたけどダメでした」というご相談を本当によくいただきます。

これ、力が足りないわけでも、こすり方が悪いわけでもありません。そもそも汚れの種類に合っていないだけなんです。

今回は、なぜ重曹で落ちない汚れがあるのか、そしてプロがどう洗剤を選んでいるのかをお伝えします。

汚れには「酸性」と「アルカリ性」がある

掃除の洗剤選びは、実はとてもシンプルな原理でできています。

汚れには酸性のものとアルカリ性のものがあり、酸性の汚れにはアルカリ性の洗剤、アルカリ性の汚れには酸性の洗剤を使う。反対の性質をぶつけて中和させることで、汚れを分解して落とすという考え方です。

つまり、汚れと同じ性質の洗剤を使っても中和が起きないので、落ちないのは当たり前ということになります。

重曹はアルカリ性。だから「酸性の汚れ」に効く

重曹は弱アルカリ性の洗剤です。

ですから重曹が得意なのは、酸性の汚れです。

・キッチンの油汚れ
・手垢、皮脂汚れ
・食べこぼしのベタつき
・焦げつき

このあたりは重曹の得意分野で、実際よく落ちます。「重曹はすごい」と言われるのは、家庭の汚れの多くが酸性側だからです。

問題は、その逆の汚れが存在することです。

尿石・水垢は「アルカリ性」の汚れ

一方で、こういう汚れがあります。

・トイレの尿石
・便器のフチ裏の黄ばみ
・小便器の内側にこびりついた白い塊
・蛇口や鏡のウロコ状の水垢
・浴室の白い固まり

これらはカルシウムなどのミネラル分が固まったもので、アルカリ性の汚れです。

もうお分かりかと思いますが、アルカリ性の汚れに、アルカリ性の重曹を使っても中和は起きません。どれだけこすっても落ちないのは、そもそも化学反応が起きていないからです。

弊社が管理させていただいている施設でも、店舗のスタッフさんが「重曹で何度も試したけれど黒ずみが取れない」とおっしゃっていた便器や床が、実は尿石だったというケースが複数ありました。

やってしまいがちな「重曹+クエン酸」

ここで一つ、注意していただきたいことがあります。

「重曹で落ちないなら、クエン酸を足してみよう」

インターネットでもよく見かける組み合わせですが、これは効果が期待できません。

重曹はアルカリ性、クエン酸は酸性です。この二つを混ぜると、お互いに中和し合って、どちらの洗浄力も失われてしまいます。シュワシュワと泡が出るので効いているように見えますが、あれは二酸化炭素が発生しているだけで、汚れを分解しているわけではありません。

実際に「重曹とクエン酸の両方を使ったが、まったく効果が得られなかった」というご相談をいただいたこともあります。

汚れに合わせて、どちらか一方を使う。これが正解です。

プロはどうしているのか

では、尿石のようなアルカリ性の汚れに対して、私たちがどうしているのか。

使うのは酸性の洗剤です。ただし市販品ではなく、業務用の酸性洗剤を使います。

ポイントは濃度です。汚れの固さや、便器・タイル・目地といった素材の状態を見ながら、その現場に合わせて希釈の度合いを調整していきます。薄すぎれば落ちませんし、濃すぎれば素材を傷めてしまいます。

さらに、洗剤をかけてすぐこするのではなく、汚れが分解されるまで一定時間置いてから作業します。「軽い汚れは落ちたが、こびりついた部分が残る」という場合、薬剤の選択ではなく、濃度と置き時間が足りていないことがほとんどです。

道具や薬剤そのものよりも、汚れを見極めて条件を合わせる。ここがプロの仕事だと考えています。

絶対にやってはいけない組み合わせ

最後に、これだけは必ず守っていただきたいことをお伝えします。

① 酸性洗剤と塩素系洗剤を混ぜない

これは命に関わります。

酸性洗剤と塩素系洗剤(カビ取り剤や漂白剤)が混ざると、有毒な塩素ガスが発生します。

国民生活センターが令和8年3月に公表した実験では、浴室内でスプレータイプの塩素系洗浄剤と酸性洗浄剤を一緒に使用したところ、数分後には浴室内の塩素ガス濃度が16ppmを超えたと報告されています。

この数字の意味を、東京消防庁が公開している「塩素ガスの濃度と人体への影響」と並べてみます。

・0.35ppm 刺激臭により存在を感じる
・1.0ppm  長時間に耐え得る限界
・3.5ppm  眼、鼻、のどに刺激。30分から1時間が限界
・35〜50ppm 30分から1時間で死亡
・900ppm以上 ただちに死亡

浴室で数分使っただけで16ppm。死亡域とされる35〜50ppmまで、決して遠い数字ではありません。

同じく東京消防庁では、「自宅台所のシンクの清掃のため、酸性洗剤と塩素系洗剤をかけたところ、ガスが発生し気分が悪くなった」という事故事例も紹介されています。

大切なのは、同時に使わないことだけでなく、続けて使わないことです。片方を流し切る前にもう一方をかけると、排水口の中で混ざります。必ず十分に水で流してから、換気をした状態で作業してください。

② 大理石に酸性洗剤を使わない

大理石は主成分が炭酸カルシウムで、酸に非常に弱い素材です。

酸性洗剤をかけると表面が溶けて、光沢が完全に飛びます。しかもこれは元に戻りません。研磨し直す以外に方法がなくなります。

エントランスやトイレの手洗いカウンター、店舗の内装など、大理石は意外と身近に使われています。「白い水垢を落とそう」と酸性洗剤をかけてしまい、かえって高額な補修が必要になるケースは実際にあります。

③ ステンレスに酸性洗剤を残さない

「ステンレスはサビない」と思われている方が多いのですが、これは正確ではありません。

ステンレスがサビにくいのは、表面に酸化皮膜という目に見えない膜ができていて、それが内部を守っているからです。ところが酸性洗剤はこの膜を壊してしまいます。膜が失われた状態で水分が残れば、ステンレスでもサビます。

シンク、厨房機器、手すり、水栓まわりなど、ステンレスは水まわりのいたるところに使われています。「頑固な水垢だから」と酸性洗剤をかけたまま放置してしまうと、後日、点々としたサビが浮いてくることがあります。

やむを得ず使う場合は、短時間で作業を終え、必ず十分に水で洗い流して、しっかり水気を拭き取ってください。

素材が分からないときは、洗剤をかける前に一度ご相談ください。

落ちない汚れは、洗剤が合っていないだけかもしれません

「何度やっても落ちない」という汚れは、力の問題ではなく、化学の問題であることがほとんどです。

汚れの性質を見極めて、合った洗剤を、合った濃度で、適切な時間置く。それだけで結果は大きく変わります。

ソウアでは、トイレの尿石除去、水垢の除去、床の洗浄、日常清掃まで対応しております。「自分たちでやってみたけれど落ちなかった」という段階でご相談いただくことも多く、むしろそちらのほうが状態を正確に把握できます。

素材を傷めてしまう前に、一度お声がけいただければと思います。

まとめ

重曹はアルカリ性なので、酸性の汚れ(油、皮脂、焦げつき)には効きます。
一方、尿石や水垢はアルカリ性の汚れなので、重曹では落ちません。酸性の洗剤が必要です。
重曹とクエン酸を混ぜると中和して、どちらの力も失われます。
そして、酸性洗剤と塩素系洗剤の併用は、絶対に避けてください。
大理石とステンレスに酸性洗剤を使うと、素材そのものを傷めます。

汚れが落ちないときは、まず「この汚れは酸性かアルカリ性か」と考えてみる。
そこから見直すと、掃除はぐっと楽になります。

ご相談はお気軽にソウアまで!

 

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こんにちは、ソウアの工事事情へようこそ。

7月も半ばを過ぎ、そろそろお盆休みの予定が見えてきた頃ではないでしょうか。

実はこの時期、私たち設備メンテナンスの現場では「お盆前にやっておけばよかった」という声を毎年のように聞きます。長期休業は、ビルや店舗の設備にとって思わぬリスクの時期なんです。

今回は、お盆休みという長期休業で何が起きるのか、そして休みに入る前にチェックしておくべきポイントをお伝えします!

 

◆ 一番の問題は「トラブっても誰も来ない」こと

まず知っておいていただきたいのが、お盆期間は設備業者も一斉に休むということです。

弊社が取引している協力業者でも、8月12日〜16日を夏季休暇とするところが実際にあります。これは特別なことではなく、建設・設備業界では一般的です。

つまりこの期間に「エアコンが止まった」「排水が詰まった」「厨房が臭う」といったトラブルが起きても、対応できる業者がいないという状況が発生します。運良く連絡がついても、部品が調達できない、メーカーが休みで問い合わせができない、といった二次的な問題も重なります。

だからこそ「休みに入る前に潰しておく」ことが、何よりの対策になるんです。

 

長期休業で実際に起きること

① 排水口から悪臭・害虫(封水切れ)

意外と知られていないのがこれです。

排水口の下には「トラップ」という構造があり、そこに溜まった水(封水)が、下水管からの悪臭や害虫の侵入を防ぐフタの役割をしています。

ところが長期間水を流さないと、この封水が蒸発してフタが消えます。そうなると下水管とお店・オフィスが直結した状態になり、悪臭が上がってくるだけでなく、ゴキブリやチョウバエが配管を伝って侵入してきます。

一般的に1週間〜10日程度なら封水切れは起きにくいとされますが、2週間以上空けると蒸発の可能性が高まります。さらに夏場は気温が高く蒸発が早いうえ、空調を止めれば室温はさらに上がります。普段あまり使わないトイレや掃除用の流し、空室の水まわりは特に要注意です。

対策はシンプルで、休みに入る前に各排水口へ水をしっかり流しておくこと。長期の場合は排水口にラップをかけて蒸発を防ぐ、封水蒸発防止剤を使うといった方法も有効です。

 

② エアコンを止めることで生まれる湿気とカビ

節電のため休業中はエアコンを止める——当然の判断ですが、これが湿気とカビの原因になります。

締め切った室内は湿気がこもり、カビの温床になります。特にエアコン内部は、運転停止時に結露水が残ったままになると、そこからカビが繁殖します。休み明けにエアコンをつけたら「カビ臭い」というのは、これが原因です。

休みに入る前に「送風運転」で内部を乾燥させておくだけで、かなり違います。

 

③ 休み明けの熱中症リスク

長期休業明け、締め切っていた室内は想像以上に高温になっています。

東京消防庁によると、令和7年の熱中症による救急搬送人員は9,125人で過去最多を記録しました。特に8月は3,304人と、過去5年間の8月で最も多い数字となっています。

「久しぶりに店を開けたらエアコンが効かない」という状況で無理に作業をすれば、熱中症のリスクは一気に高まります。だからこそ、休み前の試運転確認が重要なんです。

 

④ 厨房設備・グリストラップ

飲食店の場合、グリストラップの清掃を済ませてから休みに入るのが鉄則です。

汚れを溜めたまま1週間放置すれば、夏の高温で腐敗が進み、休み明けには強烈な悪臭と害虫が待っています。①の封水切れと重なると、目も当てられない状態になります。

 

【お盆前チェックリスト】

□ エアコンの試運転(冷風が出るか・異音・水漏れ・異臭)
□ エアコンのフィルター清掃
□ 休業前に送風運転で内部を乾燥
□ すべての排水口に水を流す(普段使わない場所ほど念入りに)
□ グリストラップの清掃(飲食店)
□ 生ゴミを残さず持ち出す
□ 電源・ブレーカーまわりの確認
□ 取引業者の夏季休業日程の確認

最後の「業者の休業日程の確認」は特に大事です。「何かあったら電話すればいい」と思っていても、相手が休みでは意味がありません。取引業者の夏季休暇がいつなのか、緊急時の連絡先はあるのか。休みに入る前に確認しておきましょう。

 

「気づいた時にはもう遅い」が起きやすい時期です

7月〜8月はエアコンの点検・修理の依頼が集中し、4〜5月の3倍にも達すると言われています。そこにお盆の休業が重なるため、「お盆前に見てほしい」という依頼は毎年立て込みます。

つまり、今動くかどうかで結果が変わります。

「休みに入る前に一度見ておいてほしい」「休み明けに備えて清掃しておきたい」といったご相談は、ぜひお早めにお声がけください。ソウアでは、エアコンの点検・クリーニングから、排水管の高圧洗浄、グリストラップ清掃、日常清掃まで対応しています。

 

いかがでしたでしょうか?

お盆休みは、設備にとって「誰も見ていない1週間」です。封水切れによる悪臭・害虫、エアコン内部のカビ、休み明けの熱中症リスク——どれも事前のひと手間で防げるものばかりです。

そして何より、トラブルが起きても業者が休んでいて動けない時期でもあります。

「休み明けに困らないために、今できること」を、ぜひ今週中にチェックしてみてください。ご相談はお気軽にソウアまで!

 

 

こんにちは、ソウアの工事事情へようこそ。
飲食店を営む方にとって、夏場に頭を悩ませる設備のひとつが【グリストラップ(グリーストラップ)】です。
「なんだか厨房が臭う」「コバエが増えてきた」――夏になると、こういったご相談が一気に増えます。
今回は夏のグリストラップがなぜ厄介なのか、そしてどう対策すればいいのかを、しっかりとしたエビデンスを交えてお伝えします。

そもそもグリストラップとは?

まず基本から。グリストラップとは、飲食店などの業務用厨房に設置されている装置で、排水に含まれる残飯・油脂・野菜くずなどをせき止め、これらが下水道に直接流れ込むのを防ぐ働きをしています。
一般的には3つの槽に分かれており、第1槽のバスケットで残飯や野菜くずをキャッチし第2槽で水と油脂を分離(油脂は水面に浮上)第3槽の底に汚泥が沈殿する仕組みです。
ここで重要なのが、グリストラップ自体には排水の浄化機能がないという点。溜まった油脂やゴミは、清掃して取り除かない限りどんどん蓄積していきます。

なぜ「夏」が特に危険なのか
グリストラップのトラブルは一年中起こりますが、夏場は特に深刻になります。理由は主に2つです。
① 気温上昇で腐敗が加速する
グリストラップ内に溜まった生ゴミや油脂は、時間とともに腐敗し、ヘドロ状の汚泥となります。この汚泥が分解される過程で、卵が腐ったような臭いの硫化水素といった強烈な悪臭ガスが発生します。
夏の高温はこの腐敗を一気に加速させます。冬場ならまだ我慢できた程度の汚れでも、夏場は数日で強烈な悪臭を放つようになるのです。
② 害虫の繁殖が活発になる
グリストラップ内に溜まった油脂汚泥は、ゴキブリやコバエ、チョウバエといった害虫にとって絶好の栄養源であり、繁殖場所です。特に暗く湿った環境を好む害虫にとって、清掃されていないグリストラップは理想的な住処になります。
そして夏場は害虫の繁殖が活発になるため、清掃頻度を増やすことが推奨されます。「気づいたらコバエが大量発生していた」というのは、まさに夏のグリストラップあるあるなんです。

放置するとどうなる?3つの深刻リスク

リスク①:客席まで届く悪臭で客離れ
発生した悪臭は厨房内だけでなく、排水管を通じて客席や店舗の周辺にまで広がり、お客様に不快感を与えてしまいます。おいしい料理を提供していても、店内がゴミのような臭いでは、お客様は遠ざかってしまいます。店の評判低下や客離れの原因にもなりかねません。
リスク②:排水管の詰まり・逆流で営業停止
油脂分は時間がたつと石のように硬くなるため、通常の清掃では流れていきません。汚れを放置すると排水管が詰まり、最悪の場合「本日は排水トラブルのためお休みします」という事態にもなりかねません。厨房床から水があふれ出すといった二次被害につながるケースも少なくありません。
リスク③:食中毒・衛生リスク
害虫が厨房内を自由に移動し、食材や調理器具に接触することで、病原菌を媒介し食中毒を引き起こすリスクが高まります。飲食店にとって食中毒は最も避けたい事態。夏場は特に警戒が必要です。

適切な清掃頻度の目安
グリストラップは部位ごとに適切な清掃頻度が異なります。

第1槽のバスケット:大きな生ゴミが溜まるため、毎日清掃が理想
第2槽の油脂(スカム):週に1回程度すくい取る(油の多い店は毎日〜週2〜3回)
第3槽の汚泥(スラッジ):月に1回程度の除去が目安

特に揚げ物や炒め物を多く扱う業態では油分が多く、グリストラップ内に固着する油脂も早く増加します。また、うどんやお好み焼きの生地などに使われる小麦粉は、排水中で水や油と混ざることで粘着した汚泥となり、清掃が遅れると固化して配管詰まりを起こすこともあります。関西の飲食店では特に注意したいポイントですね。

見落としがちな「産業廃棄物」の問題
意外と知られていないのが、グリストラップの汚泥処理には法律が関わるという点です。
バスケットに溜まった残飯は事業系一般廃棄物として処理できますが、グリストラップに溜まった油脂分・汚泥は産業廃棄物として、産業廃棄物処理業者に処理を依頼しなければなりません。
これを一般ゴミと一緒に捨ててしまうと、廃棄物処理法により罰則が科される可能性があります。「自分で捨てればいい」というわけにはいかない、専門的な処理が必要な廃棄物なんです。
だからこそ、清掃を業者に依頼する際は、マニフェスト(産業廃棄物管理票)をきちんと発行してくれる業者を選ぶことが大切です。

日常清掃+プロの定期清掃が最強
グリストラップ清掃は「きつい・汚い・危険」の3Kと呼ばれ、従業員にとって大きな負担になる作業です。毎日のバスケット清掃はスタッフで、槽内の油脂・汚泥のしっかりした除去や配管洗浄はプロで、という役割分担が現実的です。
清掃を怠ってこびりついた油脂や汚泥は、通常の清掃では解決できず、業者による高圧洗浄や薬剤洗浄が必要になります。特に排水管の奥まで汚れが蓄積すると、素人では手が出せません。
ソウアでは、グリストラップの清掃から排水管の高圧洗浄、汚泥の適正処理まで対応しています。「夏場の臭いが気になる」「コバエが増えてきた」「排水の流れが悪い」といったお悩みは、悪臭・詰まりが本格化する前の対処が肝心です。

まとめ
夏のグリストラップは、高温による腐敗の加速と害虫の繁殖で、悪臭・詰まり・衛生リスクが一気に高まる時期です。しかしこれらのトラブルは、適切な清掃頻度を守り、プロの定期清掃を組み合わせることで確実に防げます。
「夏本番になってから困る」前に、早めの対策を。飲食店の排水まわりのお悩みは、ぜひソウアにご相談ください!

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こんにちは、ソウアの工事事情へようこそ。

毎年やってくる梅雨。じめじめして気分が下がるだけでなく、実は建物や設備にとっても大きなダメージを与える危険な季節なんです。

「雨が続くだけでしょ?」と油断していると、気づいたときには壁にカビ、設備にトラブル…ということも。今回は梅雨の湿気が引き起こす設備トラブルと、その対策をエビデンスを交えてお伝えします。

梅雨は「断続的な雨」が建物を蝕む
梅雨が建物にとって厄介なのは、短時間の豪雨ではなく雨が断続的に長く続くという点にあります。一度の雨では問題がなくても、雨が続くことで排水に負荷がかかったり、室内に湿気がこもりやすくなったりします。その結果、排水のあふれ・カビやニオイ・共用部の滑りやすさなど、普段は見えにくい不具合が表に出ることがあります。普段は隠れている弱点が、梅雨という過酷な条件で一気に表面化する。これが梅雨の恐ろしさです。

 

恐怖①:カビによる建物の劣化と健康被害

梅雨の湿気が引き起こす最大の問題がカビです。

梅雨時期の湿気を放置すると、カビが発生して健康被害を招くケースがある、カビをエサとするダニが繁殖する、発生した結露によって建材が腐食し建物の寿命を縮める可能性があるといったリスクがあります。

カビは見た目や臭いの問題だけではありません。カビは放置しておくと、アレルギーや喘息、肌荒れやかゆみなど人体に悪影響を与えるだけでなく、木材やクロスを劣化させ、住まいの寿命そのものを縮めることもあります。繁殖する箇所も目に見えにくい場所で多く発生するため、気づいたときには広範囲にカビが広がってしまっていることもあります。特に水回り(浴室・洗面室・キッチン・トイレ)や収納(クローゼット・押入れ・シューズボックス)は湿気がこもりやすく要注意です。

 

恐怖②:結露による設備トラブルと漏電リスク

意外と知られていないのが、梅雨・夏場にも結露が発生するということ。

空気中の水分量が多い梅雨には、室内で冷房を使うことで冷やされた空気が滞留しやすいさまざまな場所で結露が起きてしまいます。そしてこの結露、業務用エアコンでは深刻な事故につながる可能性があります。

業務用エアコンの結露を放置すると、漏電事故の可能性が高まります。結露した水滴が電気部品に触れることで、短絡や感電のリスクが生じ、重大な事故につながる恐れがあります。特に業務用エアコンは高出力で稼働するため、漏電事故が発生すると広範囲にわたる影響を及ぼす可能性があります。「ただの水滴」と侮ってはいけません。湿気・結露は電気設備にとって大敵なのです。

 

恐怖③:換気不足の悪循環

梅雨の湿気対策として「換気」が基本ですが、ここにも落とし穴があります。

換気不足のままエアコンを使用すると、エアコンの内部に湿気がこもりカビが発生しやすくなるという悪循環も起こります。エアコンはフィルターの掃除だけでなく、空気の流れそのものを意識することが重要です。

さらに、2003年に義務化された24時間換気システムは常に作動させておく必要がありますが、多くの24時間換気システムや一般的な換気扇には除湿の機能がないので、湿度の高い梅雨の時期は除湿器やエアコンの除湿機能などを活用する必要があります。換気扇を回しているから安心、ではないんです。換気+除湿の両輪が必要になります。

 

梅雨の救世主:エアコンの「除湿機能」を活用しよう

ここで頼りになるのがエアコンです。エアコンは冷房だけでなく、梅雨対策の強力な味方になります。

一般的なエアコンには「冷房」と「除湿」が搭載されています。「冷房」は温度を下げることを目的とした機能、「除湿」は湿度を下げることを目的とした機能です。真夏などの気温が高い日には冷房運転が適切ですが、梅雨時期などそれほど気温は高くなくても湿度が気になるときには除湿運転がおすすめです。

快適とされる室内湿度は40〜60%。カビが繁殖しやすい湿度は70%以上と言われており、理想的な室内湿度は40〜60%です。 梅雨時はこの数値を超えやすいため、エアコンの除湿機能を積極的に使って湿度をコントロールすることが大切です。

でも、そのエアコン自体が汚れていたら逆効果…

 

ここがソウアとして一番お伝えしたいポイントです!!

梅雨対策にエアコンを活用するのはとても有効ですが、エアコン内部が汚れていたら、かえってカビをまき散らす危険があります。

冷房運転や除湿運転中は室内機の内部の熱交換器が結露して水滴が発生します。室内機の中が湿ったまま運転を停止すると、カビなどにとって都合のよい温湿度環境になってしまいます。そしてエアコン内部にカビが生えると、送り出される空気にカビの胞子が含まれることになります。カビの胞子を吸い込むことで、アレルギー性鼻炎・シックハウス症候群・喘息などの健康被害が生じる恐れがあります。

つまり、梅雨にエアコンをフル活用するなら、その前にエアコンが清潔であることが大前提。汚れたエアコンで除湿運転をすると、湿気と一緒にカビ胞子を部屋中に拡散させてしまうことになりかねません。

 

梅雨前にやっておきたいチェックリスト☑

梅雨を迎える前に、以下のポイントを確認しておきましょう。

• エアコンのフィルター・内部は清潔か (カビ・汚れがないか)
• エアコンのドレンホースは詰まっていないか (水漏れ予防)
• 換気扇は正常に動いているか (吸い込みが弱い・異音がないか)
• 浴室・キッチンなど水回りの換気は十分か
• 排水まわりに詰まりや汚れはないか

エアコンや換気扇が正常に機能していないと、室内に湿気がこもりやすくなります。定期的なフィルター掃除や換気設備のメンテナンスも、結露対策として効果的です。換気扇の吸い込みが弱い、エアコンから水漏れがあるなど気になる点があれば、専門業者に点検を依頼するのもおすすめです。

 

梅雨の湿気は、カビ・結露・漏電・建物の劣化と、さまざまな設備トラブルを引き起こします。しかしそのほとんどは、事前の点検とメンテナンスで防ぐことができるものです。特にエアコンは梅雨対策の主役になる設備。だからこそ、梅雨入り前のクリーニングと点検が重要です。汚れたエアコンを掃除して万全の状態にしておけば、除湿機能をフル活用して快適で衛生的な室内環境を保てます。

「梅雨に入る前にエアコンを見ておきたい」「換気設備が気になる」という方は、ぜひ早めにソウアへご相談ください!

こんにちは、ソウアの工事事情へようこそ。 「まだ動いてるから大丈夫」「壊れてから考えればいい」 10年以上前のエアコンをお使いの方から、こういった声をよく聞きます。気持ちはわかりますが、実はこの判断、思った以上にリスクが高いんです。 今回は10年以上使用したエアコンに潜む注意点を、具体的にお伝えします。 「設計上の標準使用期間」は10年 まず知っておいてほしい大前提があります。 ダイキン・パナソニック・富士通ゼネラルなど主要メーカーは、エアコンの設計上の標準使用期間を10年と定めています。これはエアコンが10年で必ず壊れるという意味ではなく、「この年数を設計の基準として安全性・性能を担保する」という目安です。 つまり、「10年を超えたエアコンは、メーカーが安全性を保証する期間を過ぎている」ということ。動いているからといって、安全に使えているかどうかは別の話なんです。 設計上の標準使用期間を過ぎると、経年劣化によって発火やケガの恐れがあるとされています。 修理しようとしても「部品がない」問題 10年以上前のエアコンが故障したとき、もうひとつ大きな壁があります。それが修理部品の入手困難問題です。 公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会の基準によれば、主要メーカーは製造打ち切り後10年は部品を保有するとされています。つまり製造終了から10年を過ぎると部品が入手できず、修理不能になる場合があります。 「修理に来てもらったら、部品がなくて直せませんと言われた」という事態は、実際の現場でも珍しくありません。しかも夏の繁忙期にこれが発覚すると、急いで新しいエアコンを手配しなければならず、費用も時間も余裕がない状態での対応を迫られることになります。 修理できても「次もすぐ壊れる」リスク 仮に部品が手に入って修理できたとしても、安心はできません。 使用年数が10年以上の場合、1か所を修理しても劣化が進んだ他の部品が数年以内に故障するリスクがあります。「修理代を払ってもすぐにまた別の箇所が壊れた」という事態を避けるためにも、10年以上かつ修理費が高額の場合は買い替えを本格的に検討することをおすすめします。 修理費用を払ったのに、すぐに別の箇所が壊れてまた修理…というサイクルに入ってしまうと、トータルのコストは新品を買うよりはるかに高くなることもあります。 電気代が知らないうちに上がっている 見落とされがちなのが、電気代への影響です。 エアコンは経年劣化により冷媒ガスが減少したり、圧縮機の性能が低下したりすることで、同じ温度設定でも消費電力が増加する傾向があります。特に10年以上使用すると、フィルターや熱交換器が目詰まりし、通気性の悪化や冷媒循環システムの漏れが発生します。 「最近電気代が高くなった気がする」という方、もしかしたらエアコンの経年劣化が原因かもしれません。最新の省エネモデルに買い替えることで、年間の電気代を大幅に削減できるケースもあります。   経年劣化で起きやすい具体的な症状 10年以上使用したエアコンで特に多く見られるトラブルをまとめました。 ① 冷媒ガスの自然漏れ 配管の接続部分やバルブが経年劣化で緩んでくると、冷媒ガスがじわじわと漏れていきます。冷えが悪くなる・電気代が上がるという症状として現れます。 ② コンプレッサーの劣化 エアコンの心臓部とも言えるコンプレッサーは、長年の使用で摩耗が進みます。異音・冷暖房の効きの悪さ・突然の停止などの症状が出てきます。コンプレッサーの交換費用は高額になりやすく、本体交換を検討するレベルになることも。 ③ 電気系統・基板の劣化 制御基板や電気部品も経年劣化します。突然電源が落ちる・エラーコードが頻発する・リモコンが効かないといった症状が出てきたら、電気系統の劣化が疑われます。 ④ ドレンパンやホースの劣化・亀裂 樹脂製の部品は長年使用すると硬化・亀裂が生じやすくなります。ドレンパンに亀裂が入ると、水漏れが慢性化することも。 ⑤ 室外機ファンモーターの摩耗 室外機のファンモーターも10年以上使用すると軸受けが摩耗してきます。異音・風量低下・排熱不良が起きやすくなります。 クリーニングで延命できる? 「せめてクリーニングして長く使いたい」という方もいらっしゃいます。実際、定期的なクリーニングはエアコンの寿命を延ばす効果があります。 ただし、10年以上経過したエアコンの場合は注意が必要です。クリーニングの際に内部の劣化具合を確認すると、「このまま使い続けるのはリスクがある」と判断せざるを得ない状態のエアコンに出会うことも少なくありません。 ソウアではクリーニングをご依頼いただいた際に、内部の状態を確認したうえで「使い続けても問題ないか」「そろそろ買い替えを検討すべきか」という率直なご意見もお伝えしています。無理に工事を勧めることはしませんが、安全に長く使っていただくための情報はきちんとお伝えする姿勢を大切にしています。   買い替えの判断基準 以下のいずれかに当てはまる場合は、買い替えを真剣に検討するタイミングです。 ・設置から10年以上が経過している ・ 修理見積もりが本体価格の半額を超えそう ・ 同じ箇所・別の箇所での故障が繰り返し起きている ・ 電気代が年々上がっている気がする ・ 冷媒ガスの漏れが繰り返し発生している ・ 異音・異臭が慢性化している 補修部品の最低保有期間が10年であること、設計上の標準使用期間の目安が10年であることをふまえると、10年を過ぎたタイミングがエアコンの買い替えを検討する時期だと考えられます。 まとめ 「動いているから大丈夫」は、10年以上のエアコンには当てはまりません。安全性・修理部品の問題・電気代の増加・突然の故障リスク、どれをとっても早めに対処することが賢明です。 「うちのエアコン、いつ設置したっけ?」と思い当たる方は、まずは現状確認からお気軽にご相談ください。クリーニング・点検・買い替えの判断まで、ソウアがトータルでサポートします!

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こんにちは、ソウアの工事事情へようこそ。
毎年夏が近づくと、エアコンに関するトラブルのご相談が一気に増えます。

「久しぶりにつけたら動かない」「なんか変なにおいがする」「水が垂れてきた」…。こういったトラブルは実は夏前・夏の使い始めに集中しやすいんです。

今回は現場でよく遭遇するエアコントラブル5選を、原因と対処法とあわせてわかりやすくお伝えします。夏本番になる前にぜひ確認しておいてください。

 

トラブル① 室内機から水が垂れてくる(水漏れ)
夏場の冷房シーズンに特に多いのがこの水漏れトラブルです。
原因のほとんどはドレンホースの詰まり
エアコンは冷房運転中に結露水が発生し、ドレンホースという排水管を通じて外へ排出されます。エアコンからの水漏れの原因の8割は「ドレンホースの詰まり」です。ホコリ・カビ・虫の侵入などでドレンホースが塞がると、水が逆流して室内機からポタポタと垂れてくるようになります。

また、ドレンホースの詰まりを放置すると室内の壁や床が水浸しになるだけでなく、カビの繁殖による健康被害や電気系統の故障につながる可能性があります。

対処法
ドレンホースの先端を確認し、ゴミが詰まっていれば掃除機で吸い取ることで解消できるケースもあります。それでも改善しない場合はドレンパンやホース内部の詰まりが考えられるため、プロへの相談をおすすめします。

 

トラブル② 冷房をつけても全然冷えない
設定温度を下げているのに部屋が冷えない…という症状は夏の緊急トラブルの代表格です。
主な原因は2つ
ひとつはフィルターや熱交換器の汚れによる冷却効率の低下。

もうひとつは冷媒ガスの不足です。
冷媒ガスが漏れると空気を冷やす働きが弱まり、部屋の温度をコントロールできなくなります。その結果、運転効率が下がり電気代が通常よりも高くなってしまうこともあります。 冷媒ガスは通常、正常に使用していれば自然に減るものではありません。不足している場合は配管のどこかでガス漏れが起きている可能性があります。

対処法
まずはフィルターの汚れを確認・清掃してみましょう。それでも改善しない場合は冷媒ガスの漏れや室外機の故障が疑われます。冷媒ガスの補充・修理は専門資格が必要な作業のため、必ずプロに依頼してください。

 

トラブル③ カビ臭い・酸っぱいにおいがする
久しぶりにエアコンをつけた瞬間、カビ臭いにおいが漂ってくる…という経験をした方も多いと思います。
原因はエアコン内部のカビ・雑菌の繁殖
エアコン内部は冷房運転中に結露が発生するため、高温多湿の環境が続くとカビが繁殖しやすくなります。特にフィルターの奥にある熱交換器(アルミフィン)やドレンパンはカビが発生しやすい場所です。
フィルターを自分で清掃しても改善しない場合は、フィルターの奥の部分に原因があることがほとんど。久しぶりに使ってみたら異臭がして使えなかったりするという声は毎年本当に多いため、夏前の使い始めに気づくケースが特に多いです。

対処法
市販のエアコン用スプレーで一時的に改善することもありますが、根本的な解決にはプロによる内部クリーニングが必要です。カビは放置するほど奥まで広がるため、早めの対処をおすすめします。

 

トラブル④ 室外機から異音がする
「ガタガタ」「キーン」「ブーン」など、これまでと違う音が室外機から聞こえてくる場合は要注意です。
原因は内部部品の摩耗・劣化
室外機の内部には制御基板・ファンモーター・コンプレッサー・四方弁など冷房運転に欠かせない精密なパーツが揃っており、使用期間が長くなればなるほど劣化し壊れやすくなります。
異音の種類によってある程度原因を絞ることができます。

対処法
室外機まわりに異物がないか確認し、取り除ける場合は取り除いてみましょう。それでも改善しない、または異音が続く場合は内部部品の劣化が考えられます。放置すると本体故障につながるため、早めにプロへ相談してください。

 

トラブル⑤ 電源が入らない・エラーコードが表示される
スイッチを入れてもうんともすんとも言わない、あるいはリモコンや本体にエラーコードが表示されるというトラブルも夏の使い始めに多いパターンです。
原因はブレーカーの遮断・基板の故障・センサー異常など
ファンやモーターの動作に異常がある場合にもエラーコードが表示されることがあります。ファンが正常に回らず風が出ない、またはモーターが動作しないことで冷房や送風機能に影響が出ます。特に古いエアコンでよく発生するトラブルです。 また冬の間使っていなかったエアコンは、ブレーカーが落ちたままになっているケースも意外と多いです。

対処法
まずはブレーカーとコンセントの確認から。コンセントにホコリが溜まっていると思わぬトラブルにつながることもあるため、コンセント周りの清掃も合わせて確認してみましょう。それでも改善しない場合や、エラーコードが何度も表示される場合は、重大な故障の可能性があるためプロへ依頼してください。

 

今回ご紹介した5つのトラブルに共通しているのは、夏本番になってから発覚すると対応が遅れやすいという点です。業者の繁忙期と重なり、修理や清掃の予約が取りにくくなるのも夏の現実です。

「去年は大丈夫だったから」という油断が一番のリスク。夏本番の前に一度エアコンの状態を確認しておくことが、快適な夏を過ごすための最善策です。
気になる症状がある方は、ぜひ早めにソウアへご相談ください!

みなさん、こんにちは!株式会社ソウアです。
「エアコン洗浄にお金なんか払いたくない!」
「壊れたら買い替えればいい」
「そもそも、そんなに汚れてないでしょ?」
こんな風に思っていませんか?
確かにエアコン洗浄には費用がかかります。一台あたり1万円〜2万円程度。決して安い金額ではありません。しかし、この数万円をケチったことで、数十万円の損失を被ることがあるのです。
そろそろ春に入り暖かい日が増えてきました。あと数ヶ月もすれば、本格的な夏が到来します。そして、エアコンが必需品となる季節がやってきます。
実は春から初夏にかけてが、エアコン洗浄メンテナンスの繁忙期です。多くの方が「夏になる前にエアコンをきれいにしておこう」と考えるからです。
しかし6月、7月になると、エアコン洗浄業者は予約でいっぱいになります。「来週来てほしい」と思っても、「3週間後なら空いています」という状況になりかねません。
そして予約を待っている間に夏本番を迎え、汚れたエアコンを使い続けることになります。その結果、健康被害、電気代の増加、そして最悪の場合は故障につながるのです。
今回はエアコン洗浄をしないことで発生する5つの重大なリスクについて詳しくお伝えします。この記事を読んで、「今すぐエアコン洗浄を予約しよう」と思っていただければ幸いです。

①カビの繁殖:健康被害の温床
エアコンはカビの楽園
エアコン内部は、カビにとって最高の繁殖環境です。

カビが好む条件

温度:20〜30℃(エアコン内部の温度)
湿度:70%以上(冷房時の結露で常に高湿度)
栄養源:ホコリ、油分、人間の皮膚片

エアコンは、これらの条件を完璧に満たしています。
特に熱交換器(アルミフィン)やファン、ドレンパン(水受け皿)には、大量のカビが繁殖します。色は黒色や緑色で、ぬめりがあり、悪臭を放ちます。
実際にエアコンを分解清掃すると「こんなにカビだらけだったのか!」と驚愕することが少なくありません。フィルターの奥、目に見えない部分に、びっしりとカビが生えているのです。

カビがもたらす健康被害
エアコンを運転すると、内部のカビの胞子が風に乗って室内に放出されます。つまり、カビだらけのエアコンを使うことは、カビの胞子を部屋中に撒き散らしているのと同じなのです。

アレルギー性鼻炎
カビの胞子を吸い込むことで、くしゃみ、鼻水、鼻づまりなどの症状が出ます。「エアコンをつけると鼻水が出る」という方は、エアコン内部のカビが原因かもしれません。

気管支喘息
カビの胞子が気管支を刺激し、咳や息苦しさを引き起こします。特に、子どもや高齢者、既に喘息を持っている方にとっては、症状の悪化につながります。

夏型過敏性肺炎
トリコスポロンというカビが原因で発症する肺炎です。夏場にエアコンを使用することで症状が悪化し、秋になると自然に治るという特徴があります。
咳、息切れ、発熱などの症状が現れ、重症化すると呼吸困難に陥ることもあります。

アトピー性皮膚炎
カビの胞子が皮膚に付着することでアトピー性皮膚炎が悪化することがあります。特にエアコンの風が直接当たる部分に症状が出やすくなります。

一般的な体調不良
明確な病名はつかなくても「エアコンをつけると頭痛がする」「だるくなる」「目がかゆくなる」といった体調不良を訴える方は多くいます。
これらの多くは、エアコン内部のカビが原因と考えられます。

特にリスクが高い人々
以下の方々は、カビによる健康被害のリスクが特に高くなります。

乳幼児
高齢者
妊娠中の方
免疫力が低下している方
アレルギー体質の方
呼吸器系の持病がある方

家族の中にこうした方がいる場合はエアコンの清潔さを保つことが特に重要です。

カビ臭いエアコンは即清掃を
エアコンから「カビ臭い」「生臭い」「雑巾のような臭い」がする場合は内部でカビが大量繁殖している証拠です。
この状態で使い続けることは健康に悪影響を及ぼします。すぐにプロのエアコン洗浄を依頼すべきです。

②本来の機能回復:快適性の向上
汚れによる冷暖房効率の低下
エアコン内部に汚れが蓄積すると冷暖房の効きが悪くなります。

熱交換器の汚れ
熱交換器(アルミフィン)は、空気を冷やしたり温めたりする重要な部品です。ここにホコリやカビが付着すると熱交換効率が大幅に低下します。
「設定温度を低くしても、なかなか涼しくならない」
「暖房をつけても、部屋が温まらない」
こうした症状が出たら熱交換器が汚れている可能性が高いです。
環境省の調査によるとフィルターが目詰まりしたエアコンは、清掃されたエアコンと比較して冷房効率が約25%低下するというデータがあります。
フィルターだけでこれだけの差があるのですから、内部の熱交換器まで汚れていればさらに効率は低下します。

風量の低下
ファンやルーバー(風向き調整板)にホコリが付着すると風量が低下します。
「エアコンから出る風が弱い」
「以前より風が出ていない気がする」
こうした症状も内部の汚れが原因です。

洗浄後の劇的な変化
プロのエアコン洗浄を行うと多くのお客様が「こんなに違うのか!」と驚かれます。

冷暖房が効くようになる
熱交換器がきれいになることで設定温度まで素早く到達するようになります。「今までより2〜3℃高い設定でも涼しく感じる」という声をよく聞きます。

風量が復活する
ファンの汚れが除去されることで風量が回復します。「風が強くなった」「部屋の隅々まで空気が届くようになった」という効果を実感できます。

臭いがなくなる
カビや雑菌が除去されることで嫌な臭いが完全になくなります。「エアコンをつけるのが楽しくなった」とおっしゃるお客様もいらっしゃいます。

快適性の向上
エアコンの本来の性能が回復することで生活の質が向上します。

寝苦しい夜も快適に眠れる
仕事や勉強に集中できる
体調を崩しにくくなる
ペットも快適に過ごせる

エアコン洗浄への投資は快適性への投資でもあるのです。

③電気代の節約:長期的なコスト削減
汚れが電気代を押し上げる
エアコン内部が汚れていると設定温度に到達するまでの時間が長くなります。つまり、エアコンがより長時間、より強く運転することになり電気代が増加します。

具体的な数字
環境省の試算によるとフィルターが目詰まりしたエアコンは、清掃されたエアコンと比較して年間の電気代が約25%増加するとされています。
例えば年間のエアコン電気代が3万円の家庭の場合、フィルターが汚れているだけで年間7,500円の無駄な電気代を支払っていることになります。
内部の熱交換器まで汚れていればさらに電気代は増加します。年間1万円以上の無駄な支出になることも珍しくありません。

 

10年で10万円の差
年間1万円の電気代の差は10年間で10万円の差になります。
エアコン洗浄の費用は1回あたり1〜2万円程度です。仮に2年に1回洗浄したとしても10年間で5〜10万円です。
つまりエアコン洗浄をすることで、電気代の節約分だけで洗浄費用がほぼ回収できるのです。さらに快適性の向上、健康被害の防止、エアコンの長寿命化などのメリットもあります。
どちらが経済的か明白ではないでしょうか。

環境への配慮
電気代の削減はCO2排出量の削減にもつながります。
地球温暖化が深刻化する現代において一人ひとりが省エネに取り組むことが重要です。エアコン洗浄は環境保護にも貢献する行動なのです。

 

④不具合箇所の早期発見:大規模故障の予防
プロの洗浄は点検も兼ねる
プロのエアコン洗浄では単に汚れを落とすだけでなく、エアコンの各部を点検します。

点検項目

冷媒ガスの漏れがないか
電気系統の異常はないか
ファンモーターの音や振動は正常か
熱交換器に腐食や損傷はないか
ドレンホースは詰まっていないか
室外機の動作は正常か

これらの点検により小さな不具合を早期に発見できます。

早期発見で修理費用を抑える
小さな不具合を放置すると、やがて大きな故障につながります。

 

例:冷媒ガス漏れ
わずかな冷媒ガス漏れを放置すると徐々にガスが抜けていき、冷房が効かなくなります。完全にガスが抜けた状態で運転を続けるとコンプレッサーに過度な負荷がかかり故障します。
コンプレッサーの交換には5〜10万円以上かかることもあります。
一方、早期にガス漏れを発見し漏れ箇所を修理してガスを補充すれば数万円で済みます。

例:ファンモーターの異常
ファンモーターから異音がする場合、ベアリングの摩耗などが考えられます。早期に発見し部品交換すれば数千円〜1万円程度で済みます。
放置してモーターが焼き付けばモーター全体の交換が必要になり3〜5万円かかります。

洗浄のタイミングで修理も
エアコン洗浄のタイミングで不具合が発見されればその場で修理を依頼できます。
別の日に改めて修理業者を呼ぶ手間が省け出張費も一度で済みます。

エアコンの寿命を延ばす
定期的な洗浄とメンテナンスによりエアコンの寿命を延ばすことができます。
一般的に家庭用エアコンの寿命は10〜15年と言われていますが、適切にメンテナンスされたエアコンは20年以上使えることもあります。
逆に、メンテナンスを怠ったエアコンは、7〜8年で故障することもあります。
新しいエアコンの購入には10万円以上かかります。洗浄やメンテナンスで寿命を延ばせれば大きなコスト削減になります。

 

⑤夏の水漏れ防止:ドレンポンプ洗浄の重要性
ドレンとは何か
エアコンの冷房運転時、室内機の熱交換器に結露が発生します。この結露水を「ドレン水」と呼びます。
ドレン水はドレンパン(水受け皿)に溜まり、ドレンホースを通って室外に排出されます。

ドレンの詰まりが水漏れの原因
ドレンパンやドレンホースにホコリ、カビ、ヌメリなどが蓄積すると排水が詰まります。
排水できなくなったドレン水はドレンパンから溢れ出し、室内機から水が漏れ出します。

水漏れの被害

壁や床が濡れてシミやカビの原因になる
家具や家電製品が濡れて損傷する
漏電や火災のリスクがある
下階に水漏れして賠償問題になる(マンションの場合)

夏場、エアコンをフル稼働させる時期に水漏れが発生すると大変な事態になります。
春にドレンポンプを洗浄する理由
夏になってから「水漏れした!」と慌てて業者を呼んでも繁忙期で予約が取れず、何日も待たされることがあります。
その間エアコンを使えないか、水漏れを我慢しながら使うことになります。
だからこそ、春のうちにドレンポンプ(排水ポンプ)とドレンホースを洗浄しておくことが重要なのです。

ドレンポンプ洗浄の内容

ドレンパンの汚れ、ヌメリを除去
ドレンポンプの動作確認
ドレンホース内部の洗浄
ドレンホースの詰まりや破損の確認

これらを春のうちに行っておけば夏の水漏れリスクを大幅に減らせます。

室外機のドレンホース点検も
室外機側のドレンホースにも注意が必要です。
ドレンホースの出口が地面に接していたり、虫や枯れ葉が詰まったりすると排水不良の原因になります。
春のうちにドレンホースの出口を確認し、詰まりがないかチェックしましょう。

マンションでは特に注意
マンションの場合、エアコンからの水漏れが下階に影響することがあります。
下階の天井にシミができたり家具が濡れたりすれば、賠償問題に発展します。損害額は数十万円に及ぶこともあります。
春のうちにドレン洗浄をしておくことは、こうしたトラブルの予防にもなります。

春こそエアコン洗浄のベストタイミング
繁忙期前の今がチャンス
3月、4月、5月は、エアコン洗浄業者にとって比較的余裕のある時期です。
6月、7月になると予約が殺到し「3週間待ち」「1ヶ月待ち」という状況になります。
今のうちに予約すれば希望の日時で対応してもらえる可能性が高く、場合によっては料金も安くなることがあります。

夏前にきれいにして快適に
春のうちにエアコンをきれいにしておけば、夏が来ても安心です。
カビのない清潔な空気、本来の冷房性能、節約された電気代、水漏れの心配もなし。快適な夏を過ごせます。

定期契約で毎年安心
エアコン洗浄は1〜2年に1回の頻度で行うのが理想的です。
毎年春に洗浄すると決めておけば、「あれ、去年やったっけ?」と悩むこともありません。
業者と定期契約を結べば、毎年同じ時期に連絡が来てスケジュールを組めます。料金も割引になることが多いです。

 

ソウアのエアコン洗浄サービス
株式会社ソウアでは家庭用・業務用エアコンの洗浄を承っております。

高圧洗浄による徹底洗浄
専用の高圧洗浄機を使用し熱交換器、ファン、ドレンパンなど、エアコン内部を徹底的に洗浄します。市販のスプレーでは落とせない汚れも根こそぎ除去します。

ドレンポンプ洗浄も対応
夏の水漏れを防ぐため、ドレンパンとドレンポンプの洗浄も行います。ドレンホースの詰まりもチェックし必要に応じて清掃します。

点検も同時実施
洗浄と同時にエアコンの各部を点検します。不具合を発見した場合はすぐにお知らせし修理のご提案をします。

防カビ・抗菌処理
洗浄後、防カビ・抗菌コーティングを施すことでカビの再発を抑制します。次回の洗浄まで清潔な状態を長く保てます。

複数台割引
複数台のエアコンを同時に洗浄する場合、お得な割引料金を適用します。「リビング、寝室、子供部屋の3台まとめて」というご依頼も大歓迎です。

定期契約プラン
年1回または2年に1回、定期的にエアコン洗浄を行う契約プランもご用意しております。毎年春に連絡させていただきスケジュールを調整します。

エアコン洗浄への投資は決して「無駄な出費」ではありません。健康、快適性、経済性、安全性すべてを守るための「必要な投資」なのです。
そして今、春こそがエアコン洗浄のベストタイミングです!
繁忙期前の今なら、予約も取りやすく料金もお得!! 夏前にきれいにしておけば安心して暑い季節を迎えられます。
「エアコン洗浄にお金なんか払いたくない」と思っていた方も、この記事を読んで考えが変わったのではないでしょうか。
ぜひ今すぐエアコン洗浄をご検討ください。株式会社ソウアが皆様の快適な夏をサポートします。
お見積りは無料です。お気軽にお問い合わせください。

みなさん、こんにちは。株式会社ソウアです。
前回のブログでは、飲食店の排水管洗浄の重要性についてお話ししました。今回は、その排水管詰まりを防ぐための最前線で戦っている設備「グリストラップ(グリーストラップ)」に焦点を当てます。
グリストラップは、飲食店の厨房排水から油脂分を分離・除去するための装置です。この装置が正常に機能しているかどうかが、排水管の健康状態を大きく左右します。
しかし、多くの飲食店でグリストラップの清掃が疎かにされているのが現実です。
「臭いけど我慢できる範囲だから」
「忙しくて清掃する時間がない」
「清掃方法がよく分からない」
こうした理由で放置されたグリストラップは、本来の機能を失い、大量の油が排水管に流れ込む原因となります。その結果、排水管詰まり、悪臭、害虫発生、そして最悪の場合は営業停止に至ります。
株式会社ソウアでは、飲食店の排水管洗浄とグリストラップ清掃を一体的に提供しています。現場で実際に見てきた「放置されたグリストラップの実態」と、適切な管理の重要性について、詳しくお伝えします。

①グリストラップとは?その役割と仕組み
グリストラップの基本構造
グリストラップ(油脂分離槽)は厨房から出る排水に含まれる油脂分を分離・回収するための装置です。建築基準法により、飲食店や食品工場などへの設置が義務付けられています。

基本的な構造
グリストラップは通常、3つの槽(バスケット室・第一槽・第二槽)で構成されています。

バスケット室(第一室)
厨房排水が最初に流入する部分です。ここに設置されたバスケット(ストレーナー)が食材のクズなどの固形物を捕捉します。
野菜くず、米粒、骨、卵の殻など、大きな固形物はここで取り除かれます。

第一槽(第二室)
バスケットを通過した排水が流入する部分です。ここで油脂分が水面に浮上し分離されます。
比重の軽い油は水面に浮き、比重の重い汚泥は底部に沈殿します。中間の清澄な水だけが次の槽に流れる仕組みです。

第二槽(第三室)
第一槽で分離しきれなかった微細な油脂分を、さらに分離します。最終的に、油脂分が除去された水だけが排水管に流れていきます。

グリストラップの役割
グリストラップには、以下の重要な役割があります。

①排水管の詰まり防止
油脂分を排水管に流さないことで、配管内での油の固着を防ぎます。これが最も重要な役割です。
②下水道の保護
大量の油が下水道に流れ込むと、下水管の詰まりや悪臭の原因となります。グリストラップは公共の下水道を守る役割も担っています。
③環境保護
油脂分が河川や海に流出すると、水質汚染の原因となります。グリストラップは環境保護にも貢献しています。
④害虫・悪臭の防止
適切に管理されたグリストラップは害虫の発生源や悪臭の発生を防ぎます。

グリストラップの設置義務
建築基準法施行令第129条の2の4により、飲食店や食品工場などには阻集器(グリストラップ)の設置が義務付けられています。
違反した場合、建築基準法違反として、是正命令や罰則の対象となる可能性があります。
また下水道法でも、油脂分の多い排水を下水道に流す場合、適切な前処理(グリストラップでの分離)が求められています。

グリストラップが機能するための条件
グリストラップが正常に機能するためには、以下の条件が必要です。

適切な容量
厨房の規模や排水量に応じた適切な容量のグリストラップが必要です。容量が小さすぎると油脂分離が追いつきません。

定期的な清掃
油や汚泥が溜まったままでは分離機能が低下します。定期的な清掃が絶対に必要です。

適切な水温
水温が高すぎると油が溶けて分離しにくくなります。逆に低すぎると油が固まって処理が困難になります。

適切な滞留時間
排水がグリストラップ内に一定時間滞留することで油脂分が浮上・分離します。流量が多すぎると滞留時間が短くなり、分離効率が低下します。

 

②グリストラップを放置するとどうなるか
油脂の蓄積
グリストラップの清掃を怠ると、水面に浮いた油脂層がどんどん厚くなります。

正常な状態
水面に薄い油膜がある程度。厚さは数ミリ程度。

清掃を怠った状態
油脂層が数センチ、場合によっては10センチ以上の厚さになります。油脂層がグリストラップの容量の大部分を占め、水が流れるスペースがほとんどなくなります。
実際に現場で見ると、グリストラップの蓋を開けた瞬間、固まった油脂の塊が目に飛び込んできます。色は茶色から黒色で、強烈な悪臭を放ちます。

汚泥の堆積
底部には、食材のクズや油脂分と結合した汚泥が堆積します。

正常な状態
底部に薄く汚泥が溜まる程度。厚さは1〜2cm程度。

清掃を怠った状態
汚泥が10〜20cm以上堆積し、グリストラップの有効容量が大幅に減少します。
汚泥は嫌気性の環境で腐敗し、硫化水素などの有毒ガスを発生させます。この臭いは耐え難いほど強烈です。

バスケットの詰まり
バスケット(ストレーナー)に食材のクズが詰まると排水の流れが悪くなります。

清掃を怠った状態
バスケットが食材のクズで完全に覆われ目詰まりを起こします。排水がバスケットを通過できず、溢れそうになります。
また、バスケット内の食材クズが腐敗し、悪臭やウジ虫の発生源となります。

分離機能の完全喪失
油脂と汚泥が大量に溜まった状態では、もはやグリストラップとしての分離機能は完全に失われています。
流入した排水は油脂層と汚泥層を押しのけて、そのまま次の槽に流れていきます。つまり、油脂分が全く分離されずに排水管に流れ込んでしまうのです。
これではグリストラップがあってもないのと同じです。むしろ、汚れた油脂や汚泥が排水管に流れ込み、詰まりの原因となります。

排水の逆流
グリストラップが機能しなくなると、排水が流れなくなり、シンクや床排水溝から逆流することがあります。
油混じりの汚水が厨房の床にあふれ出し、作業ができなくなります。これは営業停止につながる重大な事態です。

悪臭の発生
放置されたグリストラップからは、耐え難い悪臭が発生します。

悪臭の原因

油脂の酸化・腐敗
食材クズの腐敗
汚泥からの硫化水素ガス
嫌気性細菌の繁殖

この悪臭は厨房全体に充満し、客席にまで漂います。お客様に不快感を与え、料理の味を損ねます。
またスタッフにとっても、悪臭の中での作業は苦痛であり、モチベーションの低下や離職の原因にもなります。

害虫の大量発生
汚れたグリストラップは、害虫の楽園です。

発生する害虫

ゴキブリ:油脂や食材クズを餌として繁殖します。グリストラップはゴキブリの絶好の生息場所です。
チョウバエ:排水溝に発生する小さなハエです。グリストラップの汚泥を産卵場所とします。成虫が厨房や客席を飛び回り、非衛生的です。
ウジ虫:腐敗した食材クズにハエが卵を産み、ウジ虫が発生します。見た目も非常に不快です。

これらの害虫が厨房内を徘徊すれば、食品衛生上の重大な問題となります。保健所の検査で発見されれば、即座に改善指導の対象となります。

配管への悪影響
機能を失ったグリストラップからは、大量の油脂分が排水管に流れ込みます。これが前回のブログでお話しした「排水管詰まり」の直接的な原因となります。

悪循環のメカニズム

グリストラップの清掃を怠る
油脂分離機能が低下
大量の油が排水管に流れ込む
排水管内で油が固着
排水管が詰まる
緊急対応が必要になる
高額な費用が発生

グリストラップの適切な管理が、この悪循環を断ち切る鍵なのです。

③グリストラップの適切な清掃方法と頻度
日常清掃:毎日やるべきこと
グリストラップの管理は、日常清掃が最も重要です。毎日の積み重ねが、大きなトラブルを防ぎます。

バスケット(ストレーナー)の清掃
毎日、営業終了後に必ず行います。

バスケットを取り出す
溜まった食材クズを取り除き、ゴミ袋に入れる
バスケットを水で洗い流す
元の位置に戻す

これだけで排水の流れが大幅に改善され、悪臭や害虫の発生を防げます。
所要時間は5〜10分程度です。毎日の習慣にすることが大切です。

水面の油脂の除去
できれば毎日、最低でも週に2〜3回は行います。

柄杓やお玉などで、水面に浮いた油脂をすくい取る
新聞紙やキッチンペーパーに吸わせて、可燃ゴミとして廃棄する
油脂が固まっている場合は、ヘラなどで剥がし取る

水面の油脂を定期的に除去することで、グリストラップの有効容量を保ち分離機能を維持できます。

臭い対策
日常的にグリストラップ専用の消臭剤や微生物製剤を投入すると、悪臭の発生を抑えられます。
ただし、これらはあくまで補助的な対策であり、清掃の代わりにはなりません。

定期清掃:専門業者に依頼すべきこと
日常清掃だけでは底部の汚泥や配管内の油脂は除去できません。定期的に専門業者による徹底清掃が必要です。

清掃の頻度
業態や規模により異なりますが、一般的には以下の頻度が推奨されます。

揚げ物中心の店:月1回
一般的な飲食店:1〜2ヶ月に1回
油の使用が少ない店:2〜3ヶ月に1回

ただし、これはあくまで目安です。グリストラップの状態を見ながら、適切な頻度を設定する必要があります。

専門業者の清掃内容
①全槽の油脂・汚泥の除去
バキューム車などを使用し、すべての槽から油脂と汚泥を完全に吸引・除去します。
②内部の洗浄
高圧洗浄機を使用し、グリストラップの内壁や底部を徹底的に洗浄します。こびりついた油脂や汚泥を剥がし取ります。
③配管の洗浄
グリストラップに接続された配管も高圧洗浄で清掃します。配管内の油脂を除去し、詰まりを予防します。
④トラップ(封水)の水位調整
清掃後、適切な水位に調整します。トラップの水位が低いと、下水からの臭いや害虫が上がってきます。
⑤動作確認
排水の流れが正常か、トラップが正常に機能しているかを確認します。
⑥廃棄物の適正処理
除去した油脂や汚泥は廃棄物処理法に基づき、適正に処理します。違法な投棄は絶対に行いません。
⑦作業報告書の提出
清掃内容、除去した油脂・汚泥の量、グリストラップの状態などを記録した報告書を提出します。

清掃を怠った場合の法的リスク
グリストラップの清掃を怠ることは、様々な法的リスクを伴います。

建築基準法違反
グリストラップの機能を維持する義務があります。機能していない状態は、設置義務違反と見なされる可能性があります。
下水道法違反
下水道に大量の油脂を流すことは、下水道法違反となる可能性があります。自治体によっては油脂の流入基準が定められています。
食品衛生法違反
グリストラップの汚れが原因で害虫が発生したり、悪臭が発生したりすると、食品衛生法上の「施設の衛生的管理」義務違反となります。
保健所から改善指導や営業停止命令を受ける可能性があります。
廃棄物処理法違反
グリストラップから除去した油脂や汚泥は産業廃棄物です。適正に処理せず、排水溝に流したり、一般ゴミとして捨てたりすることは廃棄物処理法違反となります。
罰則は非常に厳しく、5年以下の懲役または1,000万円以下の罰金(法人の場合は3億円以下)が科される可能性があります。

清掃の記録を保管する
グリストラップの清掃は必ず記録を残し、保管することが重要です。
保管すべき記録

清掃実施日
清掃内容
除去した油脂・汚泥の量
グリストラップの状態
次回清掃の予定日
清掃業者の情報

これらの記録は保健所の検査時や、万が一のトラブル発生時に、「適切に管理していた」ことを証明する重要な証拠となります。

④排水管洗浄とグリストラップ清掃はセットで両方やって初めて効果が出る
排水管洗浄とグリストラップ清掃は切り離して考えることはできません。両方を適切に行って初めて、排水設備全体が正常に機能します。
グリストラップだけ清掃しても…
グリストラップを清掃しても、すでに排水管内に蓄積した油脂は除去されません。排水管が詰まりかけていれば、いずれ詰まります。
排水管だけ洗浄しても…
排水管を洗浄してもグリストラップが機能していなければ、すぐにまた大量の油が流れ込み、短期間で再び詰まります。
つまり、両方をセットで行うことが最も効果的で経済的なのです。

ソウアの一体型サービス
株式会社ソウアでは、排水管洗浄とグリストラップ清掃を一体的に提供しています。
同日施工のメリット

一度の訪問で両方の作業が完了
スケジュール調整が簡単
トータルコストが抑えられる
排水設備全体を総合的に管理できる

 

清掃の流れ

グリストラップの清掃

油脂・汚泥の除去
内部の高圧洗浄

排水管の高圧洗浄

グリストラップから排水管への配管洗浄
主要排水管の洗浄

動作確認

排水の流れが正常か確認

報告書の提出

作業内容、状態、次回推奨時期などを記載

 

定期契約で安心管理
年間契約によりグリストラップ清掃と排水管洗浄を定期的に実施するスケジュールを組みます。

定期契約のメリット

清掃時期を忘れる心配がない
計画的に予算を組める
料金が割引になる
緊急対応も優先的に対応
排水設備の状態を継続的に把握できる

「気づいたら1年以上清掃していなかった」ということがなくなり常に正常な状態を保てます。
日常清掃のアドバイスも
専門業者による定期清掃だけでなく、店舗スタッフが行う日常清掃も重要です。
弊社では、清掃時に以下のようなアドバイスも提供しています。

バスケットの正しい清掃方法
油脂の効果的な除去方法
異常のサイン(こうなったら連絡してください)
油を排水に流さないための工夫

日常清掃と専門業者の定期清掃、両方を適切に行うことでグリストラップと排水管を最良の状態に保てます。

お客様の声
実際にグリストラップ清掃と排水管洗浄をセットで依頼された飲食店オーナー様からは、以下のような声をいただいています。
「突然詰まって緊急対応できていただきました!営業にも支障が出ていたため非常に助かりました!グリストラップと排水管、両方きれいにしてもらってから、厨房の臭いが完全になくなりました。スタッフも喜んでいます」(焼肉店店長)
「定期契約にしてから、詰まりの心配がなくなりました。清掃時期も連絡してくれるので、忘れることがありません」(イタリアンレストランオーナー)

グリストラップ清掃のご依頼を承ります
株式会社ソウアでは、飲食店のグリストラップ清掃と排水管洗浄をセットで提供しています。
「グリストラップの臭いが気になる」
「何ヶ月も清掃していない」
「排水の流れが悪い」
「専門業者に依頼したい」
どのようなご相談でも、お気軽にお問い合わせください。
お見積りは無料です。現地調査を行い、グリストラップと排水管の状況を確認した上で、最適な清掃プランと明確な価格をご提示します。
定期契約もご用意しており、年間を通じて安心して営業していただけます。
グリストラップを適切に管理し、排水管を守りましょう。それが飲食店経営の安定につながります。

みなさん、こんにちは!株式会社ソウアです。
「消防設備点検」という言葉は聞いたことがあっても、実際にどんなことをしているのか、詳しくご存知でしょうか?
マンションやビルのオーナー様、管理組合の皆様も「業者に任せているから大丈夫」と思っていても、具体的な点検内容まではご存知ないかもしれません。
株式会社ソウアでは、日常清掃やメンテナンスで入っているマンションなどの消防設備点検も行っています。消防設備士の資格を持つスタッフが、法令に基づいた適切な点検を実施し、居住者の皆様の安全を守っています。今回は消防設備点検の現場から実際に何をどのようにチェックしているのか、具体的にご紹介します。普段は見えない「安全を守る仕事」の裏側を、ぜひ知っていただければと思います。
◆消防設備点検とは?法的義務と重要性
消防法による義務
消防設備点検は、消防法第17条の3の3により、すべての建物の関係者(所有者・管理者)に義務付けられています。これは「火災から人命と財産を守る」という消防法の目的を達成するための重要な制度です。
点検の種類と頻度
●機器点検 : 6ヶ月に1回(外観や簡易な操作による点検)
●総合点検 : 1年に1回(実際に作動させる総合的な点検)
●報告 : 点検結果を消防署に報告(年1回または3年に1回)
点検を怠ると、消防法違反として罰則の対象となります。また万が一火災が発生した際、適切な点検が行われていなかったことが原因で被害が拡大した場合、管理者の責任が問われる可能性もあります。
なぜ定期点検が必要なのか
「うちの建物では火災なんて起きない」と思われるかもしれません。
しかし、総務省消防庁の統計によると、日本国内では年間約35,000件の建物火災が発生しており、これは1日あたり約96件、15分に1件の割合です。
火災はいつどこで発生するか分かりません。そして、いざという時に消防設備が正常に機能しなければ、初期消火に失敗したり、避難が遅れたりして、被害が拡大する恐れがあります。
一般財団法人日本消防設備安全センターの調査では、消防設備の不備が原因で被害が拡大した火災は全体の約15%にのぼるとされています。定期的な点検により、これらの事故の多くは防げた可能性があるのです。
ソウアが消防設備点検を行う理由
株式会社ソウアは、マンションの日常清掃や定期清掃を行っています。毎日、毎週、建物の隅々まで清掃する中で、私たちは建物の状態を最もよく知る存在です。
「清掃中に消火器が移動されているのを発見」
「誘導灯が切れているのに気づく」
「火災報知器の近くに物が置かれている」
このような日常的な気づきが、消防設備の維持管理に活かせると考え、消防設備点検業務も担当するようになりました。
清掃と設備点検を同じ会社が行うことで、情報共有がスムーズになり、異常の早期発見につながります。また、オーナー様や管理組合様にとっても、窓口が一本化されて管理が楽になるというメリットがあります。
◆消火器の点検:初期消火の要
消火器の役割と重要性
消火器は、火災の初期段階で素早く消火するための最も基本的な消防設備です。火災発生から3分以内に消火できれば、被害を最小限に抑えられると言われています。
総務省消防庁の調査によると、火災の約6割は消火器などによる初期消火が試みられており、そのうち約4割が成功しています。つまり、消火器があるかないか、そして正常に使えるかどうかが、火災の被害を大きく左右するのです。
消火器点検の具体的内容
消火器の点検では、以下の項目を細かくチェックします。
①設置場所の確認
消火器が法令で定められた適切な場所に設置されているか確認します。
歩行距離20m以内(大型消火器の場合は30m以内)に設置されているか
見やすく、取り出しやすい場所にあるか
床面からの高さが1.5m以下になっているか
消火器の表示が見えやすいか
マンションでは、各階の廊下や階段室、ゴミ置き場付近などに設置されています。清掃中に「消火器が住民の方の私物で隠れている」「位置が動かされている」といった状況を発見することもあります。
②本体の外観検査
消火器本体の状態を目視で確認します。
腐食や錆がないか
変形や損傷がないか
キャップやレバーに異常がないか
ホースやノズルに亀裂や詰まりがないか
安全栓が正しく装着されているか
特に屋外や半屋外に設置されている消火器は、雨風にさらされて錆びやすいため、注意深くチェックします。
③圧力の確認
消火器の圧力計(指示圧力計)を確認します。
指針が緑色の範囲(適正範囲)内にあるか
圧力が低下していないか
圧力計自体が破損していないか
圧力が低下している消火器は、使用時に十分な噴射ができず、消火能力が低下します。
④使用期限の確認
消火器には使用期限があります。
製造年月日の確認
耐用年数(通常8年または10年)を超えていないか
前回の点検日の確認
使用期限を超えた消火器は、内部の薬剤が劣化したり、本体が腐食したりして、正常に作動しない可能性があります。
⑤重量の確認
消火器を持ち上げて、重量が適正か確認します。
薬剤が漏れている場合、重量が明らかに軽くなります。「持ってみたら異常に軽い」という場合は、薬剤漏れの可能性があります。
⑥キャップやホースの作動確認
機器点検では、実際に薬剤を放出することはしませんが、キャップやホースが固着していないか、スムーズに取り外せるかを確認します。
いざという時に「キャップが固くて開かない」「ホースが外れない」では意味がありません。
⑦総合点検での放射試験
1年に1回の総合点検では、実際に消火器を放射して、噴射状態を確認します(全数ではなく、サンプル抽出で実施)。
薬剤が正常に放射されるか
噴射距離は十分か
噴射時間は適正か
この試験により、実際の火災時に正常に使用できるかを確認します。
よくある不具合と対処
点検中によく発見される不具合は以下の通りです。
圧力低下
長期間放置されると、わずかずつ圧力が低下することがあります。圧力が適正範囲外の場合は、交換または再充填が必要です。
本体の腐食
特に湿気の多い場所や屋外設置の消火器は、底部が錆びることがあります。腐食が進んでいる場合は、破裂の危険があるため、すぐに交換が必要です。
使用期限切れ
意外と多いのが、使用期限切れの消火器がそのまま設置されているケースです。定期的に確認し、期限前に交換する必要があります。
設置場所の不適切
住民の方が「邪魔だから」と消火器を別の場所に移動してしまったり、物置として使っている収納の奥に押し込んでしまったりすることがあります。これでは緊急時に使えません。
ソウアの消火器点検
弊社では、日常清掃の際にも消火器の状態を確認しています。
「消火器が本来の位置からずれている」
「圧力計の指針が下がっている気がする」
「本体に錆が出始めている」
こうした小さな変化に気づいたら、すぐにオーナー様や管理組合様にご連絡し、正式な点検日を待たずに対処します。
◆誘導灯の点検:命を守る明かり
誘導灯の役割
誘導灯は、火災などの緊急時に避難経路を示すための照明設備です。緑色の「非常口」マークや、避難方向を示す矢印が描かれた、あの見慣れた照明です。
火災時には停電が発生することも多く、建物内が真っ暗になります。そんな中でも、誘導灯は内蔵バッテリーにより点灯を続け、避難者を安全な出口へと導きます。
国土交通省の調査によると、煙や停電により視界が失われた状態での避難では、誘導灯の有無が生死を分けることもあると報告されています。
誘導灯の種類
マンションに設置される誘導灯には、主に以下の種類があります。
避難口誘導灯
避難口(非常口)の真上に設置され、「ここが出口です」と示すもの。緑色の背景に白い人のマークと「非常口」の文字が描かれています。
通路誘導灯
廊下や階段などに設置され、避難方向を矢印で示すもの。「←」や「→」の矢印マークが表示されています。
誘導灯点検の具体的内容
誘導灯の点検では、以下の項目を確認します。
①点灯確認
最も基本的な点検項目です。
誘導灯が正常に点灯しているか
表示面が明るく見えるか
ランプが切れていないか
表示板が汚れて見えにくくなっていないか
「誘導灯が切れている」というのは、意外とよくあります。日中は気づきにくいのですが、夜間に見ると消えているということがあります。
②外観検査
誘導灯本体の状態を確認します。
本体に破損や変形がないか
取り付けが緩んでいないか
腐食や変色がないか
表示面のカバーに亀裂や汚れがないか
長年使用していると、蛍光灯やLEDの熱で本体が変色することがあります。また、誘導灯の近くで工事をした際に、ぶつけて破損させてしまうこともあります。
③予備電源(バッテリー)の確認
誘導灯には、停電時でも点灯を続けるためのバッテリーが内蔵されています。このバッテリーが正常に機能するかが非常に重要です。
機器点検では、バッテリーの電圧を測定したり、ランプの明るさから充電状態を推定したりします。
総合点検では、実際に電源を切断して、バッテリーで何分間点灯を維持できるかを測定します。法令では、20分以上(一部の建物では60分以上)の点灯継続が求められています。
④切替装置の確認
誘導灯には、通常時と停電時で自動的に電源を切り替える装置があります。この切替がスムーズに行われるか確認します。
停電時に切り替わらなければ、誘導灯の意味がありません。
⑤配線の確認
誘導灯への配線に異常がないか確認します。
配線が損傷していないか
接続部が緩んでいないか
異常な発熱がないか
配線の不良は、火災の原因にもなるため、重要なチェックポイントです。
よくある不具合と対処
ランプ切れ
蛍光灯タイプの誘導灯では、ランプの寿命(約8,000〜12,000時間)により、定期的に交換が必要です。LED式でも、長年使用すると輝度が低下します。
「最近、誘導灯が暗くなった気がする」と感じたら、交換時期のサインです。
バッテリーの劣化
バッテリーの寿命は4〜6年程度です。劣化したバッテリーでは、停電時に十分な時間点灯を維持できません。
定期的にバッテリー交換が必要ですが、これを怠っているマンションも少なくありません。
表示面の汚れ
長年使用していると、ホコリやヤニ(喫煙可能な建物の場合)で表示面が曇り、見えにくくなります。
清掃で改善できる場合もありますが、カバーが黄ばんでいる場合は交換が必要です。
ソウアの誘導灯点検
弊社では、日常清掃中にも誘導灯の状態を確認しています。
廊下や階段を清掃する際、誘導灯を見上げて「今日も点いているか」「暗くなっていないか」をチェックします。誘導灯が消えているのを発見したら、すぐにご連絡します。
また、高所の誘導灯は、清掃用の脚立を使って、表示面のホコリを拭き取ることもあります。小さなことですが、緊急時の視認性を保つために大切な作業です。
◆自動火災報知設備の点検:早期発見の要
自動火災報知設備の役割
自動火災報知設備は、火災を早期に発見し、建物内の人々に警報を発する設備です。火災による死者の多くは、発見が遅れて逃げ遅れることが原因です。
総務省消防庁の統計によると、住宅火災による死者(放火自殺者等を除く)の約7割が「逃げ遅れ」によるものです。自動火災報知設備があれば、就寝中でも火災に気づき、早期避難が可能になります。
自動火災報知設備の構成
自動火災報知設備は、主に以下の要素で構成されています。
感知器
煙や熱を感知して火災を検知する装置。天井や壁に設置されています。
煙感知器:煙を検知するタイプ。廊下や居室に設置。
熱感知器:温度上昇を検知するタイプ。台所など煙が発生しやすい場所に設置。
受信機
感知器からの信号を受信し、警報を発する装置。管理室や管理人室などに設置されています。火災が発生した場所を表示し、どこで火災が起きたか分かるようになっています。
発信機
手動で火災を通報するための装置。「火災報知ボタン」として、赤いボックスに入っています。
ベル・サイレン
警報音を発する装置。建物全体に火災を知らせます。
自動火災報知設備点検の具体的内容
①感知器の点検
各階、各部屋に設置された感知器を一つ一つ点検します。
外観確認
破損や変形がないか
汚れやホコリが付着していないか
取り付けが緩んでいないか
塗装などで覆われていないか
感知器にホコリが溜まると、感度が低下します。また、リフォームなどで塗装してしまい、感知器が機能しなくなっているケースもあります。作動試験(機器点検)
加煙試験器や加熱試験器を使って、感知器が正常に作動するか確認します。
煙感知器:専用の試験器で煙を発生させ、感知器が反応するか確認
熱感知器:専用の加熱器で熱を加え、感知器が反応するか確認
感知器が反応すると、受信機に信号が送られ、どの感知器が作動したか表示されます。
②受信機の点検
管理室などに設置された受信機の状態を確認します。
外観確認
破損や変形がないか
表示ランプが正常に点灯しているか
操作スイッチが正常に機能するか
動作確認
感知器からの信号を正常に受信できるか
火災表示が正確に出るか
警報音が正常に鳴るか
予備電源(バッテリー)が正常に機能するか
音量測定
警報音の音量が法令で定められた基準(1m離れた位置で70デシベル以上)を満たしているか、音量計で測定します。
音量が小さいと、火災に気づかない可能性があります。
③発信機の点検
手動で火災を通報する発信機の点検を行います。
外観確認
破損や変形がないか
ガラス(または樹脂カバー)が割れていないか
表示が見やすいか
「火災報知器」などの標識が設置されているか
作動確認
ボタンを押して、受信機に信号が届くか、警報が鳴るか確認します。
④ベル・サイレンの点検
警報音を発するベルやサイレンの点検を行います。
外観確認
破損や変形がないか
取り付けが緩んでいないか
鳴動確認
実際に警報を鳴らして、音量や音質が正常か確認します。
この試験中は、建物内に大きな警報音が鳴り響くため、事前に居住者の方々に「点検を行うため、警報が鳴りますが火災ではありません」と周知します。
⑤配線の確認
感知器、受信機、ベルなどを結ぶ配線に異常がないか確認します。
断線していないか
接続不良がないか
絶縁抵抗が適正か(絶縁抵抗計で測定)
配線の不良は、火災を検知できない、警報が鳴らないといった致命的な問題につながります。
よくある不具合と対処
感知器の汚れ
感知器にホコリやクモの巣が付着していると、感度が低下したり、誤作動の原因になったりします。定期的な清掃が必要です。
感知器の老朽化
感知器の耐用年数は約10〜15年です。古くなると感度が低下するため、交換が必要です。
受信機のバッテリー劣化
停電時に作動するバッテリーが劣化していると、停電時に機能しません。バッテリーは4〜6年で交換が必要です。
誤作動
タバコの煙や湯気、ホコリなどで誤作動することがあります。感知器の種類を変更したり、清掃を徹底したりすることで改善できます。
ソウアの自動火災報知設備点検
弊社では、専用の試験器を使って、すべての感知器を一つ一つ丁寧に点検します。
マンションには、多数の感知器が設置されているため、点検には時間がかかります。しかし、一つでも見逃せば、その場所で火災が発生した時に気づけない可能性があります。
日常清掃の際にも、感知器の状態を確認しています。「感知器が破損している」「ホコリが溜まっている」といった状況を発見したら、すぐにご連絡します。
◆避難器具の点検:最後の命綱
避難器具の役割
避難器具は、火災などで通常の避難経路(階段)が使えなくなった場合に、ベランダや窓から安全に避難するための設備です。
「階段が炎と煙で通れない」という最悪の状況でも、避難器具があれば地上や下の階に降りることができます。まさに「最後の命綱」です。
避難器具の種類
マンションに設置される主な避難器具は以下の通りです。
避難はしご
ベランダや窓に設置され、下の階や地上に降りるためのはしご。固定式と吊り下げ式があります。
救助袋
布製の袋状の器具で、中に入って滑り降りるタイプ。高層階からの避難に使われます。
緩降機(かんこうき)
ロープとベルトを使い、一定の速度でゆっくり降下する器具。操作が簡単で、子どもや高齢者でも使いやすいのが特徴です。
避難橋
隣の建物に渡るための橋。隣接する建物がある場合に設置されます。
すべり台
滑り降りて避難する器具。保育園や幼稚園などでよく見られます。
マンションで最も多いのは、避難はしごと緩降機です。
避難器具点検の具体的内容
①設置状況の確認
避難器具が適切に設置されているか確認します。
設置場所は適切か
設置個数は法令の基準を満たしているか
表示や標識が見やすい場所にあるか
避難器具の周辺に障害物がないか
「ベランダに植木鉢や物置を置いて、避難はしごが使えない」というケースは、意外と多くあります。これは非常に危険です。
②外観検査
避難器具本体の状態を目視で確認します。
破損や変形がないか
腐食や錆がないか
部品の欠損がないか
ロープやベルトに摩耗や切れがないか
金具やフックに異常がないか
特に屋外に設置されている避難器具は、雨風や紫外線にさらされて劣化しやすいため、注意深くチェックします。
③格納箱の確認
避難器具を収納している格納箱(ボックス)の状態を確認します。
箱に破損や変形がないか
鍵が正常にかかるか、開けられるか
蓋がスムーズに開くか
内部に雨水が浸入していないか
「いざという時に蓋が開かない」では意味がありません。
④部品の確認
避難器具を構成する各部品を確認します。
避難はしごの場合
フックや金具の状態
はしごの段(ステップ)の状態
ロープや鎖の状態
収納状態(きちんと畳まれているか)
緩降機の場合
ロープの状態(摩耗、切れ、ほつれがないか)
ベルトやハーネスの状態
調速器(速度調整装置)の状態
固定金具の状態
⑤作動試験(総合点検)
1年に1回の総合点検では、実際に避難器具を使用して、正常に作動するか確認します。
避難はしごの場合
はしごを実際に展開する
重量をかけて強度を確認する
フックや金具がしっかり固定されるか確認する
緩降機の場合
実際に人が乗って降下し、正常に作動するか確認する
降下速度が適正か(速すぎず遅すぎず)確認する
ロープが途中で止まったり、引っかかったりしないか確認する
この作動試験は、専門の技術と経験が必要です。高所での作業となるため、安全管理も重要です。
⑥使用方法の表示確認
避難器具には、使用方法を示す表示板やステッカーが設置されています。
表示が見やすいか
内容が分かりやすいか
剥がれたり、汚れたりしていないか
緊急時にパニック状態で使用するため、分かりやすい表示が非常に重要です。
よくある不具合と対処
周辺に障害物がある
最も多い問題は、避難器具の周辺に物が置かれていることです。
ベランダに置かれた植木鉢、物置、自転車などが、避難はしごの格納箱を塞いでいる、降下スペースを妨げているといったケースがあります。
定期的に居住者に注意喚起し、避難経路を確保する必要があります。
ロープやベルトの劣化
紫外線や雨風にさらされると、ロープやベルトが劣化します。強度が低下すると、使用時に切れる危険があります。
定期的に交換が必要です。
金具の腐食
金具が錆びると、強度が低下したり、動作不良を起こしたりします。特に海に近いマンションでは、塩害で腐食が進みやすいため注意が必要です。
格納箱の蓋が開かない
長年開けていないと、蓋が固着して開かなくなることがあります。定期的に開閉確認が必要です。
ソウアの避難器具点検
避難器具の点検は、高所作業を伴うため、安全管理を徹底して実施します。
特に緩降機の作動試験では、実際に屋上やベランダから降下するため、安全帯の装着、足場の確保、下での補助者の配置など、万全の体制で臨みます。
日常清掃の際にも、ベランダや共用廊下を清掃する中で、避難器具の周辺に障害物がないか、格納箱が破損していないのを確認しています。
株式会社ソウアでは、消防設備士の資格を持つスタッフが、法令に基づいた適切な点検を実施します。
現在、別の業者に消防設備点検を依頼されている場合でも、「清掃と一緒にソウアに任せたい」というご相談を承ります。
また、「消防設備点検の期限が迫っているけど、業者が見つからない」「今の業者の対応に不満がある」といったお悩みも、ぜひご相談ください。
お見積りは無料です。お気軽にお問い合わせください。