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日常の業務や清掃に関わるお役立ち情報を書い
ていきます。

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皆さん、こんにちは!

先日弊社では社員旅行で、石垣島へ行ってきました。

関西国際空港を出発し、川平湾のグラスボート、クラブメッド・カビラでの滞在、シュノーケリング、鍾乳洞、島内観光へ。海だけに絞らず、場所ごとに違う表情を見られる3日間でした。

この記事では、旅程に沿って旅行の様子をお届けします。

 

【1日目】関空から石垣へ。川平湾の景色を水上と水中から

初日は関西国際空港から石垣空港へ向かいました。

普段の仕事で訪れる現場とは離れた場所へ、社員旅行のスタートです。

石垣島に到着してから向かったのは川平湾。ここではグラスボートに乗りました。

船から眺める海は、岸から見る景色とはまた違います。

船首の先に広がる水面や島影を眺めながら進み、足元のガラス越しには海の中も見られました。

写真には、船の周囲に広がる青い海と、ガラスの下に見えるサンゴや魚の姿が残っています。

川平湾という一つの場所でも、目線を上げれば湾の広がりが、目線を下げれば水中の様子が見える。

グラスボートならではの二つの見方が印象に残る場面でした。

その後はクラブメッド・カビラで過ごしました。

夕食の後は卓球やスカッシュをして体を動かしたり、綺麗な星空を観たり、楽しい時間となりました。

 

【2日目】シュノーケリング、鍾乳洞、石垣市街地へ

2日目はシュノーケリングから始まりました。

水上から眺めた前日の海とは違い、この日は水の中の景色を近くから見る時間でした。

海の後は石垣島鍾乳洞へ。屋外の明るい海から洞内へ移ると、見える色も形も大きく変わります。

海では広がりのある景色を、鍾乳洞では岩の細かな凹凸を眺める。

二つの場所を一日で訪れたからこそ、石垣島の自然の見え方の違いがよく分かります。

その後は石垣市街地も楽しみました。

2日目は海、洞窟、街と、見るものが次々に変わる旅程でした。

 

 

 

【3日目】やいま村などを観光し、街歩きとお土産選び

最終日はやいま村などを観光しました。

あわせて市街地を散策し、お土産を選んで、石垣島での3日間を締めくくりました。

初日に海へ、二日目に海中と鍾乳洞へ、そして最終日に島内を歩くという順番で振り返ると、

同じ島の中でも毎日違う時間を過ごし、景色を堪能出来て貴重な体験ができました。

 

今年の社員旅行も貴重な体験ができ、充実したものになりました。

旅行で感じた気持ちを忘れず、これからもお客様への最高のサービスという形で還元してまいります。

引き続き、株式会社ソウアをよろしくお願いいたします!

 

 

こんにちは、株式会社ソウアです。

大規模修繕の現場では、外壁の汚れを落としたあとの仕上がりも、建物の印象を左右します。「タイルのくすみは洗浄でどこまで変わるのか」「どんな方法で洗えばよいのか」。こうした疑問に、まずは実際の外壁で小さく試し、仕上がりを確かめます。

今回は、新大阪にある某オフィスビルの大規模修繕に関わる外壁洗浄テストを行いました。外壁用の専用洗剤を使ってタイルの一部を洗浄し、テスト箇所がきれいになることを確認できました。この記事では、そのときの写真とともに、本施工に向けた事前テストの意味をお伝えします。

今回ご紹介するのは、外壁全体の施工完了写真ではありません。限られた範囲で、洗浄方法と仕上がりを確かめた現場の記録です。

■同じ外壁でも、表面や形状を見てから考える

現場の写真には、横長のタイルと、縦方向に張られたタイルが写っています。平らな面が続くだけではなく、タイルの向きが切り替わる部分や、出入りのある形状もあります。外壁を見るときは、面積だけでなく、こうした形を押さえることが大切です。

また、広い面と、タイルの縁や段差の近くでは、道具の当たり方が変わります。表面に見える汚れも、すべて同じ原因とは限りません。写真だけで「これはこの汚れ」と決めつけず、現物と洗浄したときの変化を見ながら判断します。

大規模な外壁の作業でも、出発点は目の前の一枚のタイルです。どこに汚れが残るのか、どの部分に手作業が必要なのか。小さな範囲で具体的に確認することが、広い範囲の作業を考える材料になります。

■専用洗剤を使い、塗布と手作業でテスト

今回の写真では、洗剤を準備している場面、刷毛で外壁に塗布している場面、パッドでタイルの表面を擦っている場面が確認できます。実際の外壁に洗剤を使い、手作業を組み合わせて、汚れの落ち方を確かめました。

しかし「専用洗剤なら、どの外壁でも同じように使える」というわけではありません。外壁材の種類、表面の仕上げ、汚れの状態に合わせて、使う洗剤や道具を考える必要があります。製品の使用条件を確認し、実際のタイルで汚れの落ち方を確かめながら進めます。

また、汚れを落とそうとして、強く擦ればよいとも限りません。タイルの表面や目地、周囲の部材の状態を見ながら、無理のない方法を選びます。洗剤を塗布する作業と、パッドを当てる作業を分けて見ると、テストの進め方も伝わりやすくなります。

■テスト箇所がきれいに。結果を本施工の判断材料にする

洗浄テストを行った部分では、汚れが落ち、タイルの見た目がきれいになりました。大きな現場の一部であっても、実際の仕上がりを確認できると、その先の作業を具体的に考えやすくなります。

ここで大切なのは、「一部で落ちたから、外壁全体も必ず同じ結果になる」と広げすぎないことです。建物の面ごとに、汚れ方や雨の当たり方、タイルの状態が異なる場合があります。今回の結果は、今回試した箇所で得られた結果として扱います。

写真を共有するときにも、テストした範囲と、まだ手を付けていない範囲を分けて説明すると、仕上がりの認識を合わせやすくなります。タイルが濡れている状態や撮影時の光によっても印象は変わるため、必要に応じて乾いた状態での見え方も確認します。

準備、塗布、手作業、仕上がりの写真を残しておくことで、結果だけでなく、どのように試したかも共有できます。本施工の打ち合わせでも、実際の外壁の写真があると、対象となるタイルや作業箇所を具体的に示しやすくなります。

■大規模修繕の中で、洗浄が担う役割

大規模修繕には、さまざまな工程があります。その中で外壁洗浄が担うのは、汚れを取り除き、外壁の美観を整えることです。洗浄で見た目が変わる部分と、別の補修が必要な部分を混同しないことも大切になります。

汚れが落ちたことと、タイルのひび割れや浮き、目地・シーリングの不具合が直ったことは別です。洗浄の結果を整理し、補修が必要な部分は修繕の担当工程へつなげます。

本施工を考える際には、仕上がりだけでなく、作業範囲、手作業が必要な場所、作業場所へのアクセス、周囲の設備や通行への配慮、養生や洗浄水の扱いなども検討します。今回のテストは、そのための現場情報を集める一歩です。全面施工の方法や工程は、対象範囲の状態と現場条件を踏まえて決めていきます。

■外壁洗浄をご相談いただくときに

「外壁がくすんできた」「修繕工事に合わせてタイルをきれいにしたい」とお考えの際は、建物全体が分かる写真と、気になる箇所の近い写真があると、最初の相談が進めやすくなります。

所在地、洗浄したい範囲、作業を希望する時期に加えて、外壁材が分かる資料や、足場の有無など、把握している情報をお知らせください。分からないことを無理に決めていただく必要はありません。写真で判断できない部分は、現地の状態を確認しながら整理します。

ソウアでは、建物の清掃について、汚れと素材、現場の条件を踏まえて対応方法を検討しています。高所を含む清掃の業務については「その他清掃業務」のページもご覧ください。

その他清掃業務

今回の新大阪の現場でも、まずは一部で洗浄を試し、きれいになることを確認できました。小さなテストで得られた結果を、次の作業にきちんとつなげる。そんな外壁洗浄の現場を、これからもお届けしていきます。

 

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雨の日が続くと、室内の湿気が気になります。

床や水まわりは普段から掃除していても、天井の変化には気づきにくいものです。

 

今回は、ある医療施設の院内で行った天井のカビ取り作業をご紹介します。

写真は実際の現場と作業中の様子です。

■ 普段は目が届きにくい、天井や空調まわり

今回作業したのは、空調の吹き出し口付近を含む天井です。

作業中の写真には、クロスで天井面を拭き取っている様子が写っています。

天井は高い位置にあり、日常清掃の中では手をかけにくい場所です。

床や洗面台など、目につきやすいところに加えて、ときどき上を見て状態を確認することも大切です。

   

■ 雨が続く時期は、湿気と水分の入り方にも目を向ける

カビを考えるうえで、湿気や水分は確認したいポイントです。

室内の湿度だけでなく、冷えた面に生じる結露や、水漏れなどが関係することもあります。

ただし、雨が多いからといって、それだけで発生原因が決まるわけではありません。

今回の写真からも原因を断定せず、清掃とあわせて周囲の状態に目を向けることが大切だと考えています。    

 

■ 天井のカビで確認したい3つのこと

① 室内の湿気

湿気がこもっていないか、空気の流れはどうか。施設の運用に合わせて室内環境を確認します。

 

② 結露や水漏れ

天井や空調まわりに水滴、濡れ、染みなどの変化がないかを確認します。水分の供給が続いている場合は、清掃だけでなく設備側の確認が必要になることもあります。

 

③ 清掃後の状態

同じ場所に再び変化が出ていないか、継続して見ていくことも大切です。気づいた場所と時期を記録しておくと、次の確認にも役立ちます。

   

■ 手が届きにくい場所の清掃も、ご相談ください

「天井の汚れが気になる」「空調まわりを一度見てほしい」など、日常清掃では対応しにくい場所もあります。

株式会社ソウアでは、こうした清掃のご相談を承っています。気になる箇所の写真や状況をお知らせください。

現場の状態を確認し、対応内容をご相談させていただきます。  

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トイレ清掃で見つかった水漏れ。きれいにする作業を、設備の手入れにつなげる。

トイレの清掃では、便器や床の汚れに目が向きます。けれども、現場で手を動かしていると、汚れとは別の問題に気づくこともあります。

今回、ソウアが店舗のトイレ徹底清掃と小便器の排水管清掃を行った際に見つけたのは、手洗い場の水漏れと、配管の錆による劣化でした。

■清掃中に確認した、手洗い場の二つの不具合

一つは、手洗い場のS字トラップのパッキンが弱くなり、水が漏れていたことです。S字トラップは、手洗い場の下にある曲がった排水管の部分。その接続部分のパッキンについて、交換を推奨する内容でご報告しました。

もう一つは、別の手洗い場で、配管に錆による劣化が見られたことです。こちらも設備業者による確認と、配管の交換をご検討いただくようお伝えしました。

今回は、実際に水漏れを確認した箇所と、錆による劣化を確認した箇所を分けて報告しています。「どこで、何が起きているか」が伝わることが、次の対応につながります。

■清掃の報告を、修繕の判断につなげる

作業写真とあわせて不具合をご報告したところ、管理側のご担当者様から、設備業者を手配し、確認・交換を進めるとのお返事をいただきました。

今回ソウアが行ったのは、トイレと排水管の清掃、不具合の報告、交換のご提案までです。設備の交換が完了したかどうかは、別途確認する必要があります。

汚れが落ちて見た目が整っても、パッキンや配管の劣化が直ったことにはなりません。清掃で対応したことと、設備の確認・修繕が必要なことを分けてお伝えするようにしています。

■清掃後の状態も、営業の中で確認していただく

今回の清掃は、トイレの臭い対策として、汚れや尿石への対応と排水管清掃をあわせて行ったものです。

ご担当者様には、清掃後の臭いの状況についても、通常営業の中でご確認いただくようお願いしました。水漏れや配管の劣化が、今回の臭いの原因だったと特定したわけではありません。清掃した箇所、見つかった設備の問題、その後の使用状況を、それぞれ確認していきます。

■現場で気づいたことを、管理する方へ届ける

日々店舗を運営していると、手洗い場の下や排水まわりをじっくり見る機会は多くないかもしれません。

清掃の機会に見つかったことを具体的にお伝えできれば、管理する方が次の対応を判断する材料になります。今回も、清掃中の気づきが、設備業者による確認・交換の手配につながりました。

ソウアでは、清掃作業に加えて、現場で気づいた不具合もご報告しています。店舗や施設のトイレ清掃で気になることがあれば、場所や症状をお知らせください。清掃で対応する範囲を確認し、必要に応じて設備側の確認をご提案します。

ぜひ、ソウアまでご相談下さい。

 

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こんにちは、ソウアの工事事情へようこそ。

建物や店舗を管理されている方から、こんなご相談をいただくことがあります。

「毎日きちんと掃除している。それなのに数日でまた臭ってくる」
「洗剤も変えてみた。ブラシでも磨いた。それでも取れない」

掃除の回数を増やしても、洗剤を強くしても改善しない。担当された方ほど「自分のやり方が悪いのか」と悩まれます。

ですが現場に伺うと、原因は掃除の質ではないことがほとんどです。臭いの発生源が、掃除できる場所になかった。それだけのことなのです。

■ 臭っているのは、尿ではありません

まず押さえておきたいのは、アンモニア臭の出どころです。

排泄されたばかりの尿は、ほとんど臭いません。臭いを生んでいるのは尿そのものではなく、そこに含まれる尿素を分解する細菌です。

細菌が持つウレアーゼという酵素が尿素を分解すると、アンモニアが発生します。あの刺すような臭いは、この分解によって後から生まれたものです。

そしてアンモニアが出ると、その場所はアルカリ性に傾きます。pHが8.0から8.5を超えたあたりで、尿の中に溶けていたカルシウムが溶けていられなくなり、固形物に変わります。これが尿石です。

つまり尿石とは、細菌が働いた結果として残された「証拠」のようなものです。

■ 尿石はスポンジと同じ構造をしています

ここが、この記事でいちばんお伝えしたい部分です。

尿石は、見た目こそ硬い石のようですが、中身は多孔質です。無数の細かい穴が空いた、スポンジに近い構造をしています。

この穴の中に、有機物と細菌が入り込んで棲みつきます。そして棲みついた細菌がまた尿素を分解し、アンモニアを出し、新しい尿石を育てていきます。

尿石ができる。その中で細菌が増える。細菌がさらに尿石をつくる。この循環が回り始めると、表面をいくら磨いても止まりません。

「掃除しても数日で臭いが戻る」の正体はこれです。拭き取れているのは表面だけで、臭いを出している本体は穴の奥に残ったままなのです。

■ 臭いの発生源は、3か所に分かれています

現場を見ていくと、尿石が溜まる場所はおおむね3つに整理できます。

ひとつめは便器そのもの。フチ裏、小便器の内側、便座の裏側です。ここは目に見えるので、掃除の手も届きます。

ふたつめが配管とトラップの中です。小便器のトラップカートリッジを外して洗われている現場は少なくありません。それでも臭いが残る場合、その先の排水ソケットや配管内部に尿石が付いていることがあります。ここは分解しなければ手が届きません。

弊社がご相談を受けた店舗でも、店舗スタッフの方がすでにカートリッジを抜いて清掃されていたにもかかわらず、臭いが消えないというケースがありました。原因は、その奥に残っていた尿石でした。

そして三つめが、床材と壁材の内部です。

■ 飛沫は、便器の外へ50センチ以上飛んでいます

立って排尿する場合、尿の飛沫は便器の外へ最大50センチ以上飛ぶといわれています。

飛んだ先は、床と壁です。そこに継ぎ目があれば、尿は少しずつ内側へ入り込んでいきます。

床の仕上げによって、しみ込み方は変わります。長尺シートのような床材であれば、シートの継ぎ目から下へ入っていきます。

そして、より手強いのはタイル張りの床のほうです。目地が水を吸い、その下へ通り抜けていきます。タイルの下には下地のモルタルがありますが、ここまで染み込んでしまうことがあります。

こうなると、床の表面をどれだけ磨いても臭いは取れません。発生源が床材そのものではなく、その下にあるからです。

壁も同じで、タイルであれば洗浄で戻せますが、壁紙まで染みている場合は貼り替えの検討が必要になります。

■ 法令が求めているのは「日常清掃を行わない箇所」の点検

建築物衛生法では、特定建築物の清掃について、日常清掃に加えて、6ヶ月以内ごとに1回、日常清掃を行わない箇所の汚れの状況を点検し、必要に応じて除じん・洗浄を行うことが定められています。

この「日常清掃を行わない箇所」という表現が、まさに今回の話と重なります。

毎日の清掃で触れているのは、便器の表面と床の表面です。トラップの内部、配管の中、床材の下は、日常清掃では触れられません。法令が半年に一度の点検を求めているのは、そういう場所があるからです。

■ 清掃で戻るものと、戻らないもの

私たちが現場を見るとき、いちばん先に判断するのは「これは清掃で戻るのか」という点です。

尿石であれば、多孔質の内部まで分解する必要があります。使うのは業務用の酸性洗剤ですが、大事なのは濃度と置き時間です。素材の状態を見ながら条件を合わせていきます。薄ければ落ちず、濃ければ便器や目地を傷めます。

そのうえで、消毒の工程が入ります。ここで必ずお伝えしているのは、酸性の洗剤と塩素系の洗剤を混ぜてはならないということです。有毒なガスが発生します。工程を分ける場合は、間に完全な水洗いを挟む必要があります。市販品での作業でも同じですので、この点だけは徹底してください。

ここで、はっきりお伝えしておきたいことがあります。

実際のところ、ほとんどの現場は徹底清掃で改善します。「もう張り替えるしかないのでは」とご相談をいただいた現場でも、尿石を根元から取り除けば臭いは止まります。長く悩まれていた場所ほど、変化を実感していただけることが多いです。

張り替えを検討するのは、その徹底清掃を行っても、なお臭いが残った場合です。そこまでやって改善しないのであれば、発生源は床材の下にあると考えられます。とくにタイル張りで、下地のモルタルまで達している場合は、清掃では手が届きません。

順番が大切です。まず徹底清掃を行う。それで改善しなければ、内装工事の範囲を検討する。この順序を踏まずに工事から入ってしまうと、本来必要のない費用が発生します。

■ ソウアにできること

弊社では、トイレの尿石除去、床や壁の洗浄、排水管の清掃まで承っております。

現地を拝見したうえで、清掃で改善が見込める箇所と、内装工事での対応が必要な箇所を切り分けてご報告しています。多くの場合はまず徹底清掃をご提案します。そのうえで改善しなかった場合に、次の手段をご相談する流れです。

清掃後の状態を保つために、日常清掃の手順をまとめてお渡しすることも可能です。

 

■ まとめ

・アンモニア臭は尿そのものではなく、細菌が尿素を分解して生まれる
・尿石は多孔質で、内部に細菌が棲みつき、さらに尿石を育てる悪循環になる
・表面を磨いても臭いが戻るのは、発生源が穴の奥に残っているため
・発生源は「便器」「配管とトラップの内部」「床材と壁材の内部」の3か所に分かれる
・飛沫は便器の外へ50センチ以上飛び、床や壁の継ぎ目から内部へ入り込む
・床のなかではタイル張りが手強く、目地から下地のモルタルまで達していることがある
・ただし、ほとんどの現場は徹底清掃で改善する。張り替えを考えるのは、それでも臭いが残った場合
・建築物衛生法は、日常清掃を行わない箇所を6ヶ月以内ごとに点検するよう定めている
・酸性洗剤と塩素系洗剤は絶対に混ぜない。工程を分ける場合は間に完全な水洗いを挟む

 

「掃除しているのに臭う」という状態が続いている場合は、一度ご相談ください。

こんにちは、ソウアの工事事情へようこそ。

建物を管理されている方から、9月になるとこんなご連絡をいただくことがあります。

「エアコンの正面から、水がボタボタ落ちてきた」
「天井にシミができている。上の階から漏れているのか」

エアコンから水が垂れてきたとき、多くの方は本体の故障を疑われます。ですが現場に伺うと、原因は本体ではなく、その先につながっている「ドレン配管」の詰まりであることがほとんどです。

■ エアコンは、動いている間ずっと水をつくっています

冷房運転中のエアコンは、室内の空気を冷やすと同時に、空気中の水分を結露させています。冷えたコップの表面に水滴がつくのと同じ原理です。

この結露水は本体の下にある「ドレンパン」という受け皿に落ち、そこから「ドレン配管」を通って屋外へ排出されます。1台のエアコンが1日に排出する水の量は、湿度の高い時期であればバケツ数杯分に達することもあります。

つまりエアコンは、冷房が動いている限り、休みなく水を流し続けている設備なのです。この排水の通り道が塞がれば、行き場を失った水は本体からあふれ出します。これが「正面からボタボタ」の正体です。

■ 詰まりの中身は、ホコリ・ぬめり、そして虫

では、何が配管を塞ぐのか。実際に現場で出てくるのは、主に次の3つです。

ひとつめはホコリです。フィルターを抜けた細かなホコリが結露水と一緒に流れ込み、配管の内側に堆積していきます。

ふたつめは水垢とぬめりです。ドレン配管の中は常に湿っていて、暗く、適度な温度が保たれています。微生物にとっては絶好の環境で、内壁にぬめり状の膜が育っていきます。これが厚みを増して、管の断面を少しずつ狭めていきます。

そして三つめ、意外に思われるかもしれませんが、虫です。ドレン配管の出口は屋外に開いています。そこから虫が入り込み、途中で動けなくなって詰まりの核になることがあります。

■ なぜ「9月」に多いのか

理由は単純で、夏のあいだフル稼働した直後だからです。

6月から8月にかけて、エアコンは連日にわたって結露水を流し続けます。ホコリもぬめりも、この期間に一気に育ちます。そして9月に入っても、冷房はまだ止まりません。

気象庁の統計によると、2025年9月の日本の平均気温は基準値(1991〜2020年平均)を+2.49℃上回り、1898年の統計開始以降で3番目に高い9月となりました。とくに西日本では月平均気温の偏差が+3.4℃に達し、1946年の統計開始以降で歴代1位の高温を記録しています。

夏のあいだに溜まりきった状態で、なお冷房を使い続ける。9月は、ドレン配管にとって一年でもっとも負荷のかかる月なのです。

■ 実は、点検は法令で定められています

ドレンまわりの点検は、任意の管理項目ではありません。

建築物における衛生的環境の確保に関する法律(建築物衛生法)に基づく建築物環境衛生管理基準では、空気調和設備内に設けられた排水受け(ドレンパン)について、使用開始時および使用期間中は1ヶ月以内ごとに1回、汚れと閉塞の状況を点検し、必要に応じて清掃等を行うことが定められています。

また、労働安全衛生法に基づく事務所衛生基準規則でも、同様に「使用開始時および使用を開始した後、1月以内ごとに1回、定期に、汚れ及び閉塞の状況を点検し、必要に応じ、その清掃等を行わなければならない」と規定されています。

いずれも、ゴミ等による閉塞を防ぐことに加えて、カビや細菌による室内空気の汚染を防ぐことが目的です。ドレンパンに水が滞留すれば、そこは微生物の温床になります。エアコンは、その真上から風を送り出す設備です。

■ 詰まってからでは、被害が水漏れだけで済まないことがあります

ドレンの詰まりが厄介なのは、あふれた水の行き先が読めないところです。

天井埋込型のエアコンであれば、水は天井裏に広がります。天井材にシミが出るころには、ボードが水を吸って傷んでいることも少なくありません。テナントビルであれば、階下のお店に被害が及ぶこともあります。弊社でも、階下への漏水をきっかけに排水設備の見直しをご相談いただいた例があります。

床材や什器が濡れれば、その補償の話にもなります。数千円の点検で防げたはずのものが、桁の違う金額に化けてしまう。これがドレン詰まりのこわいところです。

■ おすすめは「エアコン洗浄のついでに見てもらう」こと

とはいえ、ドレン配管だけのために業者を呼ぶのは現実的ではないかもしれません。

弊社が管理をお任せいただいている建物でおすすめしているのは、エアコンの洗浄を依頼されるタイミングで、あわせてドレンまわりも見てもらうという方法です。

エアコン洗浄では、どのみち本体を開けてドレンパンまで触れる状態になります。そのついでであれば、点検の手間はごくわずかです。年に一度のエアコン洗浄に組み込んでしまえば、負担を増やさずに詰まりの芽を摘めます。

■ ソウアにできること

弊社では、エアコンのフィルター洗浄・分解洗浄とあわせて、ドレンパンとドレン配管の点検・清掃を承っています。すでに詰まってしまっている場合の対応も可能です。

「毎年この時期に水が垂れる」「天井のシミが少しずつ広がっている」といった症状に心当たりがある場合は、被害が広がる前にご相談ください。

■ まとめ

・エアコンから水が垂れる原因は、本体の故障ではなくドレン配管の詰まりであることが多い
・詰まりの中身はホコリ・水垢(ぬめり)、そして屋外から入り込んだ虫
・9月は夏のフル稼働直後に冷房を使い続けるため、配管への負荷が一年で最も高い
・排水受け(ドレンパン)の点検は建築物衛生法・事務所衛生基準規則で1ヶ月以内ごとに1回と定められている
・エアコン洗浄を依頼するタイミングで、ドレンまわりもあわせて点検するのが効率的

ご相談はぜひソウアまで。

ご連絡、お待ちしております!!

 

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こんにちは、ソウアの工事事情へようこそ。

マンションやビルで蛇口をひねったとき、その水がどこを通ってきたか考えたことはありますか?

多くの方は「水道管から直接出てきている」と思われているのではないでしょうか。実は建物によってはそうではありません。一度、建物の中にあるタンクに溜められた水を飲んでいます。
今回は、そのタンクの話です。

 

水は、いったん建物の中に溜められている

一般的な戸建て住宅であれば、水道管の圧力でそのまま各蛇口まで水が届きます。

ところが3階建て、5階建てとなると、水道管の圧力だけでは上の階まで水が届きません。そこで多くの建物では、こういう流れになっています。

道路の水道管
↓
受水槽(地上または地下のタンク)
↓
ポンプで汲み上げ
↓
高架水槽(屋上のタンク)
↓
各階へ落として給水

屋上に一度上げてしまえば、あとは重力で下の階まで水が落ちていきます。この方式が長く使われてきました。つまり、お住まいの建物によっては、蛇口から出る水は屋上のタンクを経由しているということです。

 

そのタンク、掃除しないとどうなるか

タンクは密閉されていますが、完全に外界と切り離されているわけではありません。

長く清掃されていない貯水槽では、こういうことが起こります。

・タンク内部に汚れやサビが堆積する
・赤水(サビの混じった水)が出る
・水に臭いがつく
・水が変色する
・虫や小動物が侵入・混入する

「最近、水が少し赤い気がする」「なんとなく臭う」という状態は、蛇口や配管ではなくタンク側が原因であることが少なくありません。

 

そしてこれは、飲み水の話です。

 

法律で、年1回の清掃が義務づけられています

ここが今回いちばんお伝えしたいところです。

貯水槽の清掃は、建物の管理者の「心がけ」ではありません。法律上の義務です。受水槽の有効容量が10立方メートルを超える建物は、水道法で「簡易専用水道」に分類されます。分譲マンションやオフィスビルの多くがこれにあたります。

この場合、

・1年以内ごとに1回、水槽を清掃すること
・1年以内ごとに1回、厚生労働大臣の登録を受けた検査機関の検査を受けること

この2つが義務となります(水道法第34条の2ほか)。

また建築物衛生法の対象となる特定建築物についても、施行規則で貯水槽の清掃を1年以内ごとに1回行うことが定められています。

では10立方メートル以下なら不要かというと、そうではありません。

10立方メートル以下の建物は「小規模貯水槽水道」として、各自治体の条例や要綱で管理が求められています。義務の根拠は自治体によって異なりますが、多くの自治体が簡易専用水道と同様に年1回以上の清掃を指導しています。

規模にかかわらず、年1回は清掃するもの。そうお考えいただくのが実態に合っています。

罰則もあります

清掃や検査を怠った場合、水道法では罰則が定められています。

条文上は、懲役または100万円以下の罰金となる規定があります。

もっとも、実際にはいきなり罰則が科されるわけではなく、保健所からの指導が入るのが通常です。ただ「指導が入る」という時点で、管理会社様やオーナー様にとっては望ましい状況ではないはずです。

入居者様から「水が変色している」と指摘を受けてから動くのと、年1回きちんと回しておくのとでは、負担がまったく違います。

 

実際の作業は、こんな流れです

弊社で実施している貯水槽清掃は、おおむね次のように進みます。

① 断水のご案内

清掃中は水が使えなくなりますので、事前に管理会社様を通じて掲示・告知をしていただきます。実際の断水は2時間程度で終わることが多く、その時間帯を建物の使用状況に合わせて調整します。

② 水を抜く

タンク内の水を排水します。

③ 内部の清掃

タンクの内壁、底面に付着した汚れ・スラッジ(沈殿物)を除去します。ここが作業の中心です。

④ 消毒

洗浄後、塩素系薬剤で消毒を行います。

⑤ すすぎ・注水

薬剤を洗い流し、水を張り直します。

⑥ 水質検査

給水を再開したあと、水質検査を実施します。11項目の検査を行い、飲用に適した水質であることを確認します。

⑦ 報告書の提出

作業内容と検査結果をまとめてご提出します。

断水時間は2時間ほどですが、建物の規模や状態によって前後します。事前に現地を確認したうえで、ご案内いたします。

 

清掃と同時に、不具合が見つかることがあります

タンクを空にして中に入るのは、年に1回のこの機会だけです。

そのため清掃時には、普段は見えない部分の状態も確認できます。

・タンク内部の防水層の劣化
・マンホール、通気口の破損
・オーバーフロー管の防虫網の破れ
・揚水ポンプ周りの配管や継手の傷み
・水位を制御する部品の不具合

先日お伺いした現場でも、清掃のご依頼をいただいた際に、揚水ポンプまわりの継手が破損して漏水している状態が見つかりました。そのまま放置すれば水が漏れ続けますので、清掃とあわせて改修することになりました。

このように清掃のタイミングは点検のタイミングでもあります。別々に手配すると、そのたびに断水と立ち合いが発生します。一度で済ませられるのは、管理する側にとってのメリットだと考えています。

 

管理会社様・オーナー様へ

貯水槽の清掃は、毎年必ず発生する業務です。だからこそ、

・断水時間をできるだけ短くしたい
・入居者様への告知をスムーズに進めたい
・清掃と一緒に不具合も見ておきたい
・報告書まで含めて任せたい

こうしたご要望が出てくるのだと思います。

弊社では清掃だけでなく、水質検査、報告書の作成、あわせて見つかった不具合の改修までご対応しております。消防設備点検を行う協力会社とも連携しておりますので、設備まわりをまとめてご相談いただくことも可能です。

 

「最後にいつ清掃したか分からない…」
そんな状態でしたら、一度ご確認いただければと思います。

ご相談はお気軽にソウアまで!

 

 

 

こんにちは、ソウアの工事事情へようこそ。

「重曹で掃除してみたけれど、汚れが落ちなかった」
そんな経験はありませんか。

重曹はエコで安全、しかも安い。掃除の定番としてすっかり定着しました。ただ現場で仕事をしていると、「重曹でやってみたけどダメでした」というご相談を本当によくいただきます。

これ、力が足りないわけでも、こすり方が悪いわけでもありません。そもそも汚れの種類に合っていないだけなんです。

今回は、なぜ重曹で落ちない汚れがあるのか、そしてプロがどう洗剤を選んでいるのかをお伝えします。

汚れには「酸性」と「アルカリ性」がある

掃除の洗剤選びは、実はとてもシンプルな原理でできています。

汚れには酸性のものとアルカリ性のものがあり、酸性の汚れにはアルカリ性の洗剤、アルカリ性の汚れには酸性の洗剤を使う。反対の性質をぶつけて中和させることで、汚れを分解して落とすという考え方です。

つまり、汚れと同じ性質の洗剤を使っても中和が起きないので、落ちないのは当たり前ということになります。

重曹はアルカリ性。だから「酸性の汚れ」に効く

重曹は弱アルカリ性の洗剤です。

ですから重曹が得意なのは、酸性の汚れです。

・キッチンの油汚れ
・手垢、皮脂汚れ
・食べこぼしのベタつき
・焦げつき

このあたりは重曹の得意分野で、実際よく落ちます。「重曹はすごい」と言われるのは、家庭の汚れの多くが酸性側だからです。

問題は、その逆の汚れが存在することです。

尿石・水垢は「アルカリ性」の汚れ

一方で、こういう汚れがあります。

・トイレの尿石
・便器のフチ裏の黄ばみ
・小便器の内側にこびりついた白い塊
・蛇口や鏡のウロコ状の水垢
・浴室の白い固まり

これらはカルシウムなどのミネラル分が固まったもので、アルカリ性の汚れです。

もうお分かりかと思いますが、アルカリ性の汚れに、アルカリ性の重曹を使っても中和は起きません。どれだけこすっても落ちないのは、そもそも化学反応が起きていないからです。

弊社が管理させていただいている施設でも、店舗のスタッフさんが「重曹で何度も試したけれど黒ずみが取れない」とおっしゃっていた便器や床が、実は尿石だったというケースが複数ありました。

やってしまいがちな「重曹+クエン酸」

ここで一つ、注意していただきたいことがあります。

「重曹で落ちないなら、クエン酸を足してみよう」

インターネットでもよく見かける組み合わせですが、これは効果が期待できません。

重曹はアルカリ性、クエン酸は酸性です。この二つを混ぜると、お互いに中和し合って、どちらの洗浄力も失われてしまいます。シュワシュワと泡が出るので効いているように見えますが、あれは二酸化炭素が発生しているだけで、汚れを分解しているわけではありません。

実際に「重曹とクエン酸の両方を使ったが、まったく効果が得られなかった」というご相談をいただいたこともあります。

汚れに合わせて、どちらか一方を使う。これが正解です。

プロはどうしているのか

では、尿石のようなアルカリ性の汚れに対して、私たちがどうしているのか。

使うのは酸性の洗剤です。ただし市販品ではなく、業務用の酸性洗剤を使います。

ポイントは濃度です。汚れの固さや、便器・タイル・目地といった素材の状態を見ながら、その現場に合わせて希釈の度合いを調整していきます。薄すぎれば落ちませんし、濃すぎれば素材を傷めてしまいます。

さらに、洗剤をかけてすぐこするのではなく、汚れが分解されるまで一定時間置いてから作業します。「軽い汚れは落ちたが、こびりついた部分が残る」という場合、薬剤の選択ではなく、濃度と置き時間が足りていないことがほとんどです。

道具や薬剤そのものよりも、汚れを見極めて条件を合わせる。ここがプロの仕事だと考えています。

絶対にやってはいけない組み合わせ

最後に、これだけは必ず守っていただきたいことをお伝えします。

① 酸性洗剤と塩素系洗剤を混ぜない

これは命に関わります。

酸性洗剤と塩素系洗剤(カビ取り剤や漂白剤)が混ざると、有毒な塩素ガスが発生します。

国民生活センターが令和8年3月に公表した実験では、浴室内でスプレータイプの塩素系洗浄剤と酸性洗浄剤を一緒に使用したところ、数分後には浴室内の塩素ガス濃度が16ppmを超えたと報告されています。

この数字の意味を、東京消防庁が公開している「塩素ガスの濃度と人体への影響」と並べてみます。

・0.35ppm 刺激臭により存在を感じる
・1.0ppm  長時間に耐え得る限界
・3.5ppm  眼、鼻、のどに刺激。30分から1時間が限界
・35〜50ppm 30分から1時間で死亡
・900ppm以上 ただちに死亡

浴室で数分使っただけで16ppm。死亡域とされる35〜50ppmまで、決して遠い数字ではありません。

同じく東京消防庁では、「自宅台所のシンクの清掃のため、酸性洗剤と塩素系洗剤をかけたところ、ガスが発生し気分が悪くなった」という事故事例も紹介されています。

大切なのは、同時に使わないことだけでなく、続けて使わないことです。片方を流し切る前にもう一方をかけると、排水口の中で混ざります。必ず十分に水で流してから、換気をした状態で作業してください。

② 大理石に酸性洗剤を使わない

大理石は主成分が炭酸カルシウムで、酸に非常に弱い素材です。

酸性洗剤をかけると表面が溶けて、光沢が完全に飛びます。しかもこれは元に戻りません。研磨し直す以外に方法がなくなります。

エントランスやトイレの手洗いカウンター、店舗の内装など、大理石は意外と身近に使われています。「白い水垢を落とそう」と酸性洗剤をかけてしまい、かえって高額な補修が必要になるケースは実際にあります。

③ ステンレスに酸性洗剤を残さない

「ステンレスはサビない」と思われている方が多いのですが、これは正確ではありません。

ステンレスがサビにくいのは、表面に酸化皮膜という目に見えない膜ができていて、それが内部を守っているからです。ところが酸性洗剤はこの膜を壊してしまいます。膜が失われた状態で水分が残れば、ステンレスでもサビます。

シンク、厨房機器、手すり、水栓まわりなど、ステンレスは水まわりのいたるところに使われています。「頑固な水垢だから」と酸性洗剤をかけたまま放置してしまうと、後日、点々としたサビが浮いてくることがあります。

やむを得ず使う場合は、短時間で作業を終え、必ず十分に水で洗い流して、しっかり水気を拭き取ってください。

素材が分からないときは、洗剤をかける前に一度ご相談ください。

落ちない汚れは、洗剤が合っていないだけかもしれません

「何度やっても落ちない」という汚れは、力の問題ではなく、化学の問題であることがほとんどです。

汚れの性質を見極めて、合った洗剤を、合った濃度で、適切な時間置く。それだけで結果は大きく変わります。

ソウアでは、トイレの尿石除去、水垢の除去、床の洗浄、日常清掃まで対応しております。「自分たちでやってみたけれど落ちなかった」という段階でご相談いただくことも多く、むしろそちらのほうが状態を正確に把握できます。

素材を傷めてしまう前に、一度お声がけいただければと思います。

まとめ

重曹はアルカリ性なので、酸性の汚れ(油、皮脂、焦げつき)には効きます。
一方、尿石や水垢はアルカリ性の汚れなので、重曹では落ちません。酸性の洗剤が必要です。
重曹とクエン酸を混ぜると中和して、どちらの力も失われます。
そして、酸性洗剤と塩素系洗剤の併用は、絶対に避けてください。
大理石とステンレスに酸性洗剤を使うと、素材そのものを傷めます。

汚れが落ちないときは、まず「この汚れは酸性かアルカリ性か」と考えてみる。
そこから見直すと、掃除はぐっと楽になります。

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こんにちは、ソウアの工事事情へようこそ。

7月も半ばを過ぎ、そろそろお盆休みの予定が見えてきた頃ではないでしょうか。

実はこの時期、私たち設備メンテナンスの現場では「お盆前にやっておけばよかった」という声を毎年のように聞きます。長期休業は、ビルや店舗の設備にとって思わぬリスクの時期なんです。

今回は、お盆休みという長期休業で何が起きるのか、そして休みに入る前にチェックしておくべきポイントをお伝えします!

 

◆ 一番の問題は「トラブっても誰も来ない」こと

まず知っておいていただきたいのが、お盆期間は設備業者も一斉に休むということです。

弊社が取引している協力業者でも、8月12日〜16日を夏季休暇とするところが実際にあります。これは特別なことではなく、建設・設備業界では一般的です。

つまりこの期間に「エアコンが止まった」「排水が詰まった」「厨房が臭う」といったトラブルが起きても、対応できる業者がいないという状況が発生します。運良く連絡がついても、部品が調達できない、メーカーが休みで問い合わせができない、といった二次的な問題も重なります。

だからこそ「休みに入る前に潰しておく」ことが、何よりの対策になるんです。

 

長期休業で実際に起きること

① 排水口から悪臭・害虫(封水切れ)

意外と知られていないのがこれです。

排水口の下には「トラップ」という構造があり、そこに溜まった水(封水)が、下水管からの悪臭や害虫の侵入を防ぐフタの役割をしています。

ところが長期間水を流さないと、この封水が蒸発してフタが消えます。そうなると下水管とお店・オフィスが直結した状態になり、悪臭が上がってくるだけでなく、ゴキブリやチョウバエが配管を伝って侵入してきます。

一般的に1週間〜10日程度なら封水切れは起きにくいとされますが、2週間以上空けると蒸発の可能性が高まります。さらに夏場は気温が高く蒸発が早いうえ、空調を止めれば室温はさらに上がります。普段あまり使わないトイレや掃除用の流し、空室の水まわりは特に要注意です。

対策はシンプルで、休みに入る前に各排水口へ水をしっかり流しておくこと。長期の場合は排水口にラップをかけて蒸発を防ぐ、封水蒸発防止剤を使うといった方法も有効です。

 

② エアコンを止めることで生まれる湿気とカビ

節電のため休業中はエアコンを止める——当然の判断ですが、これが湿気とカビの原因になります。

締め切った室内は湿気がこもり、カビの温床になります。特にエアコン内部は、運転停止時に結露水が残ったままになると、そこからカビが繁殖します。休み明けにエアコンをつけたら「カビ臭い」というのは、これが原因です。

休みに入る前に「送風運転」で内部を乾燥させておくだけで、かなり違います。

 

③ 休み明けの熱中症リスク

長期休業明け、締め切っていた室内は想像以上に高温になっています。

東京消防庁によると、令和7年の熱中症による救急搬送人員は9,125人で過去最多を記録しました。特に8月は3,304人と、過去5年間の8月で最も多い数字となっています。

「久しぶりに店を開けたらエアコンが効かない」という状況で無理に作業をすれば、熱中症のリスクは一気に高まります。だからこそ、休み前の試運転確認が重要なんです。

 

④ 厨房設備・グリストラップ

飲食店の場合、グリストラップの清掃を済ませてから休みに入るのが鉄則です。

汚れを溜めたまま1週間放置すれば、夏の高温で腐敗が進み、休み明けには強烈な悪臭と害虫が待っています。①の封水切れと重なると、目も当てられない状態になります。

 

【お盆前チェックリスト】

□ エアコンの試運転(冷風が出るか・異音・水漏れ・異臭)
□ エアコンのフィルター清掃
□ 休業前に送風運転で内部を乾燥
□ すべての排水口に水を流す(普段使わない場所ほど念入りに)
□ グリストラップの清掃(飲食店)
□ 生ゴミを残さず持ち出す
□ 電源・ブレーカーまわりの確認
□ 取引業者の夏季休業日程の確認

最後の「業者の休業日程の確認」は特に大事です。「何かあったら電話すればいい」と思っていても、相手が休みでは意味がありません。取引業者の夏季休暇がいつなのか、緊急時の連絡先はあるのか。休みに入る前に確認しておきましょう。

 

「気づいた時にはもう遅い」が起きやすい時期です

7月〜8月はエアコンの点検・修理の依頼が集中し、4〜5月の3倍にも達すると言われています。そこにお盆の休業が重なるため、「お盆前に見てほしい」という依頼は毎年立て込みます。

つまり、今動くかどうかで結果が変わります。

「休みに入る前に一度見ておいてほしい」「休み明けに備えて清掃しておきたい」といったご相談は、ぜひお早めにお声がけください。ソウアでは、エアコンの点検・クリーニングから、排水管の高圧洗浄、グリストラップ清掃、日常清掃まで対応しています。

 

いかがでしたでしょうか?

お盆休みは、設備にとって「誰も見ていない1週間」です。封水切れによる悪臭・害虫、エアコン内部のカビ、休み明けの熱中症リスク——どれも事前のひと手間で防げるものばかりです。

そして何より、トラブルが起きても業者が休んでいて動けない時期でもあります。

「休み明けに困らないために、今できること」を、ぜひ今週中にチェックしてみてください。ご相談はお気軽にソウアまで!

 

 

こんにちは、ソウアの工事事情へようこそ。
飲食店を営む方にとって、夏場に頭を悩ませる設備のひとつが【グリストラップ(グリーストラップ)】です。
「なんだか厨房が臭う」「コバエが増えてきた」――夏になると、こういったご相談が一気に増えます。
今回は夏のグリストラップがなぜ厄介なのか、そしてどう対策すればいいのかを、しっかりとしたエビデンスを交えてお伝えします。

そもそもグリストラップとは?

まず基本から。グリストラップとは、飲食店などの業務用厨房に設置されている装置で、排水に含まれる残飯・油脂・野菜くずなどをせき止め、これらが下水道に直接流れ込むのを防ぐ働きをしています。
一般的には3つの槽に分かれており、第1槽のバスケットで残飯や野菜くずをキャッチし、第2槽で水と油脂を分離(油脂は水面に浮上)、第3槽の底に汚泥が沈殿する仕組みです。
ここで重要なのが、グリストラップ自体には排水の浄化機能がないという点。溜まった油脂やゴミは、清掃して取り除かない限りどんどん蓄積していきます。

なぜ「夏」が特に危険なのか
グリストラップのトラブルは一年中起こりますが、夏場は特に深刻になります。理由は主に2つです。
① 気温上昇で腐敗が加速する
グリストラップ内に溜まった生ゴミや油脂は、時間とともに腐敗し、ヘドロ状の汚泥となります。この汚泥が分解される過程で、卵が腐ったような臭いの硫化水素といった強烈な悪臭ガスが発生します。
夏の高温はこの腐敗を一気に加速させます。冬場ならまだ我慢できた程度の汚れでも、夏場は数日で強烈な悪臭を放つようになるのです。
② 害虫の繁殖が活発になる
グリストラップ内に溜まった油脂汚泥は、ゴキブリやコバエ、チョウバエといった害虫にとって絶好の栄養源であり、繁殖場所です。特に暗く湿った環境を好む害虫にとって、清掃されていないグリストラップは理想的な住処になります。
そして夏場は害虫の繁殖が活発になるため、清掃頻度を増やすことが推奨されます。「気づいたらコバエが大量発生していた」というのは、まさに夏のグリストラップあるあるなんです。

放置するとどうなる?3つの深刻リスク

リスク①:客席まで届く悪臭で客離れ
発生した悪臭は厨房内だけでなく、排水管を通じて客席や店舗の周辺にまで広がり、お客様に不快感を与えてしまいます。おいしい料理を提供していても、店内がゴミのような臭いでは、お客様は遠ざかってしまいます。店の評判低下や客離れの原因にもなりかねません。
リスク②:排水管の詰まり・逆流で営業停止
油脂分は時間がたつと石のように硬くなるため、通常の清掃では流れていきません。汚れを放置すると排水管が詰まり、最悪の場合「本日は排水トラブルのためお休みします」という事態にもなりかねません。厨房床から水があふれ出すといった二次被害につながるケースも少なくありません。
リスク③:食中毒・衛生リスク
害虫が厨房内を自由に移動し、食材や調理器具に接触することで、病原菌を媒介し食中毒を引き起こすリスクが高まります。飲食店にとって食中毒は最も避けたい事態。夏場は特に警戒が必要です。

適切な清掃頻度の目安
グリストラップは部位ごとに適切な清掃頻度が異なります。

第1槽のバスケット:大きな生ゴミが溜まるため、毎日清掃が理想
第2槽の油脂(スカム):週に1回程度すくい取る(油の多い店は毎日〜週2〜3回)
第3槽の汚泥(スラッジ):月に1回程度の除去が目安

特に揚げ物や炒め物を多く扱う業態では油分が多く、グリストラップ内に固着する油脂も早く増加します。また、うどんやお好み焼きの生地などに使われる小麦粉は、排水中で水や油と混ざることで粘着した汚泥となり、清掃が遅れると固化して配管詰まりを起こすこともあります。関西の飲食店では特に注意したいポイントですね。

見落としがちな「産業廃棄物」の問題
意外と知られていないのが、グリストラップの汚泥処理には法律が関わるという点です。
バスケットに溜まった残飯は事業系一般廃棄物として処理できますが、グリストラップに溜まった油脂分・汚泥は産業廃棄物として、産業廃棄物処理業者に処理を依頼しなければなりません。
これを一般ゴミと一緒に捨ててしまうと、廃棄物処理法により罰則が科される可能性があります。「自分で捨てればいい」というわけにはいかない、専門的な処理が必要な廃棄物なんです。
だからこそ、清掃を業者に依頼する際は、マニフェスト(産業廃棄物管理票)をきちんと発行してくれる業者を選ぶことが大切です。

日常清掃+プロの定期清掃が最強
グリストラップ清掃は「きつい・汚い・危険」の3Kと呼ばれ、従業員にとって大きな負担になる作業です。毎日のバスケット清掃はスタッフで、槽内の油脂・汚泥のしっかりした除去や配管洗浄はプロで、という役割分担が現実的です。
清掃を怠ってこびりついた油脂や汚泥は、通常の清掃では解決できず、業者による高圧洗浄や薬剤洗浄が必要になります。特に排水管の奥まで汚れが蓄積すると、素人では手が出せません。
ソウアでは、グリストラップの清掃から排水管の高圧洗浄、汚泥の適正処理まで対応しています。「夏場の臭いが気になる」「コバエが増えてきた」「排水の流れが悪い」といったお悩みは、悪臭・詰まりが本格化する前の対処が肝心です。

まとめ
夏のグリストラップは、高温による腐敗の加速と害虫の繁殖で、悪臭・詰まり・衛生リスクが一気に高まる時期です。しかしこれらのトラブルは、適切な清掃頻度を守り、プロの定期清掃を組み合わせることで確実に防げます。
「夏本番になってから困る」前に、早めの対策を。飲食店の排水まわりのお悩みは、ぜひソウアにご相談ください!

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